美術作家 三橋登美栄
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第339回「自然と語る会」に参加しました。(参加者20名)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ チャーターバスJR石山駅北口8:00→西武百貨店前→湖西道路→道の駅「藤樹の里 あどがわ」→今津町弘川(ザゼンソウ)→鯖街道熊川宿10:45→道の駅「若狭熊川宿」で昼食→新旭水鳥観察センター13:00過ぎ→安曇川→道の駅「藤樹の里 あどがわ」→湖西道路→西武百貨店前→帰宅 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小雨の中、西武百貨店前からチャーターバスに途中乗車で参加。湖西道路を北上し、先ず道の駅「藤樹の里あどがわ」で買い物を楽しみます。(新鮮な野菜や焼き鯖寿司など) 最初の目的地・高島市今津町弘川座禅草群生地に到着する頃には雨も上がりました。 1981年に今津中学の生徒が理科授業の観察時に発見したそうです。 ザゼンソウ(サトイモ科 ザゼンソウ属 多年草)は僧侶が座禅をしている姿に見えることからその名がついています。 ![]() ザゼンソウの最盛期には少し早いのですが、雪の中から顔を出す姿に風情があります。 ![]() 周りの雪を溶かすザゼンソウ ザゼンソウは、肉穂花序で熱を発生させていて、その温度は外気温にかかわらず20度C前後に達します。冬越しする前にその根茎にデンプンを蓄え、翌年花を咲かせる時に、そのデンプンをエネルギー源として発熱します。岩手大学の伊藤菊一教授の研究によって、ザゼンソウが発熱関連遺伝子を持っていることが突き止められました。しかもその花序の温度を一定に維持するためのセンサーは、±0.9度Cという精度で発熱量を調節できるという、驚くべきシステムを持っているそうです。 303号線を北上して福井県に入ると、ますます雪が深くなり一面銀世界に変わります。 若狭は、朝廷に食糧を献上する御食国(みけつくに)のひとつでした。日本海で獲れた魚や貝が遠路はるばる京都に運ばれ、特に18世紀後半から沢山の鯖が若狭の海で陸揚げされ、「鯖街道」と称されるようになりました。豊臣秀吉に重用され若狭の領主となった浅野長政は、天正17年(1589年)に熊川が交通と軍事において重要な場所であることから、諸役免除して宿場町としました。以来40戸ほどの寒村が200戸を超えるような町となりました。 ![]() 松木神社 若狭に義民松木庄左衛門が祀られている神社です。境内には昭和10年に庄左衛門の遺徳を顕彰するために建てられた義民館があります。熊川宿の中では桜と紅葉の名所です。 ![]() フキノトウ(キク科 フキ属 多年草) 雪解けを待たずに顔を出す春の使者です。フキノトウはフキの花の蕾で、まだ葉が出る前にフキノトウだけが独立して地上にでてきます。寒さに耐えるように、ツボミを何重にも苞(ほう)が取り巻いています。採らずにいるとあっという間に茎が伸びて花が咲き、遅れて、地下茎でつながっている葉が出てきます。 ![]() 白石神社 熊川地区の氏神であり旧指定村社で、祭神は、彦火々出見尊、白髭明神、小浜藩主酒井忠勝公、山の神が合祀されているということです。毎年5月3日に祭礼が行われ、山車が巡行します ![]() 江戸時代の煙草販売の看板 ![]() 「まる志ん」は熊川宿の中心にある葛餅、葛きり、葛まんじゅうなど、葛菓子専門の甘味処で、鯖寿司もあります。今日は川村多美子さんの提案で「みんなで葛餅を食べよう!」と誘われて全員お店に入ります。 ![]() 葛もち(塩昆布付き) 注文を受けてから作られるので多少時間がかかりますが、できたては温かくてフワフワしています。キナ粉と黒蜜を絡めて、分量も多くて十分に満足できる美味しさは評判良く、リピーターの多いお店のようです。 ![]() 宿場館(若狭鯖街道資料館) 昭和15年、伊藤竹之助翁が熊川村役場として建てたものが、平成10年に歴史資料館として生まれ変わりました。トスカーナ風の桂柱をもつ円柱や、中央に越屋根が付いた寄棟瓦葺きの屋根などの特徴を持ち、昭和初期の熊川の一面を垣間見ることができます。 ![]() 熊川番所 若狭と近江の国境に位置し、かつて「入り鉄砲に出女」の統制と物資への課税が行われていました。全国でも宿場内に残る復元された番所として貴重な歴史的建造物です。 ![]() 上の町の前川 この用水は上流の天増川の水を導入したものです。江戸時代熊川は火災が多発したため、この用水を防火に、また生活用水、灌漑用水として利用されたものです。 ![]() 熊川宿を後に、道の駅「若狭熊川宿」まで歩いて休憩所で昼食(手作り弁当)。 次の目的地の新旭水鳥観察センターでは、望遠鏡で湖面を覗いても、多少のキンクロハジロ以外は、水鳥の数も種類も少なくガッカリですが、対岸の冠雪した伊吹山は富士山のように輝いています。 ![]() 伊吹山 ![]() 安曇川町四津川(バス停藤江の近く)辺りは、雪山が連なります。 ![]() 60~70羽のコハクチョウの群れが餌を捜しています。 ![]() コハクチョウの群れに近づき過ぎたので飛び立ちました。驚かしてゴメンナサイ! ![]() 刈り取られた稲株跡が広がる田圃では、青空と水溜まりに映る青色が響き合っています。 道の駅「藤樹の里あどがわ」に再び寄り、「米麹」を買いました。 美味しくて健康食と評判の塩麹を作ってみます。 雪国・湖北の観察会でしたが、もうすぐ冬鳥は北へ帰り始め、春はもう目の前です。 季節は移り変わり、次回の観察会では春を迎える花々と出会えることでしょう。 みなさん、ありがとうございました。 スポンサーサイト
03/06 14:14 | 山歩き |