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伊吹山のヒメボタル 2011年7月9日
伊吹山のヒメボタル 2011年7月9日

[9日] JR膳所17:04発→米原発(乗り換え)18:18発→近江長岡(バス)18:35発→伊吹山登山口18:48着 [10日] 伊吹山頂駐車場10:05発→JR関ヶ原10:40着、10:56発→米原11:17着、11:20発→帰宅  参加者3名
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伊吹観光振興会主催「幻の伊吹蛍に出会う旅」の開催日7月9日に合わせて登れば、ヒメボタルが見られそうと予想した“自然と語る会”のリーダーに誘われて女性3人で登ります。

三之宮神社
伊吹山登山口でバスを下車すると、三之宮神社境内はすでに大勢の人々で賑わっています。ツアー参加者とスタッフを合わせて約130人の大集団よりも先に登るほうが気持ちが良いからと、早速登山を開始(18:50)しました。赤い大きな太陽が沈む西の空を眺めながら、まだ明るい木漏れ日の中を順調に歩き出しました。でも、すぐに日は暮れて辺りは暗くなり下の方から沢山の懐中電灯の明かりが早いスピード追いついてきます。2人は先に登っているので、私1人が集団の中に呑み込まれてしまいました。ツアー参加者は30代が多く、家族連れの子供達もみんな元気で結構速いペースで登ります。息が荒くなりながら、ようやく一合目420mに19:30到着してヤレヤレ休憩し、夕食用のオニギリを2個食べて少し落ち着きました。もちろん大集団の皆さんは先に出発して、私達3人は後からゆっくり楽しんで登ることになりました。
二合目580m 20:30到着。
行く手の草叢に一つ、二つと小さい明かりが点滅しています。これが初めて見るヒメボタルの明かりでした。カタツムリを食べて2年で成虫になり、普通の蛍より小さく、主に山に棲んでいます。

ヒメボタル
ヒメボタル
三合目 720m 21:15到着

月と夜景
月明かりと夜景
上に登るにつれてヒメボタルの数はどんどん増えてあちこちで飛び交い、夜空の星数も増えて大きく煌めき、星が落ちて来たようなホタルの明かりが揺れて幻想的です。眼の前はかぐや姫伝説の世界が広がっています。
五合目 880m 22:30到着
六合目 990m 23:35到着
八合目 1220m 00:38到着
頂上 1377m 01:45到着
山小屋の軒下に寝袋を広げて仮眠したと思ったら、すぐ夜が明けて4::00に起床。

伊吹山頂の朝
厚い雲に覆われて日の出は見られませんでした。
少し山小屋で休憩後、霧に包まれた東遊歩道コースのお花畑を廻ります。

シモツケ
シモツケ

クサフジ
クサフジ

キバナノレンリソウ
キバナノレンリソウ

ミヤマコアザミ
ミヤマコアザミ

イブキトラノオ
イブキトラノオ

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ

フジテンニンソウ
フジテンニンソウの群生

キンバイソウ
キンバイソウの蕾

カノコソウ1
カノコソウ

カノコソウ2
水滴が光るカノコソウ

トリアシショウマ
トリアシショウマ?

「今年は蝶の数が少ない」と話しているところに、アサギマダラが優雅に飛んできました。その近くには、この蝶が好むヨツバヒヨドリが生えています。花が咲く頃には、沢山のアサギマダラが花の蜜を吸いにくることを期待します。
駐車場まで降りて伊吹牛乳を飲み休憩してから伊吹山とお別れしてバスで下山、JR関ヶ原から帰宅しました。


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07/15 04:59 | 山歩き
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