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鳥羽水族館 2011年6月29日(水)
鳥羽水族館 2011年6月29日(水)

貝は湖底か海底を這って移動する生物なのに、どうしてオウム貝は水中を泳げるのか不思議に思い調べると、貝といってもオオムガイは貝類ではなく、イカやタコと同じ頭足類なので泳げるのだと分かりました。疑問は解決したのですが、貝殻を背負って泳ぐ姿を見たくなり、鳥羽水族館に行きました。近畿日本鉄道・京都駅(特急)8;10→鳥羽駅10:27下車、徒歩10分で到着。30数年前に一度訪れたのですが、ほとんど覚えていません。ちなみにこの水族館は、人魚伝説のモデルともいわれるジュゴンが見られることで有名です。

 エイ
照明の色が工夫されていて水中をエイがゆっくり泳いでいるのが、とても綺麗に見えます。

 ペンギン
人慣れしているフンボルトペンギンが散歩しています。

 ガブトガニ
ほとんと寝ているアメリカカブトガニのうちの一匹が浮かび上がりました。

 オウムガイ1
オオベソオウムガイ1
照明を暗くした水槽にオオベソオウムガイが15匹位いますが、夜行性なので、ほとんどは、壁面にくっ付いてじっとしています。寝ているのでしょうか? 時々、泳ぐというよりは、フワッフワッと浮かんで少し手足を動かしています。独特の形をした眼は、レンズがなくピンホールカメラ方式で視力はよくないそうです。

 オウムガイ2
オオベソオウムガイ2
生きている化石といわれるオウムガイを見ながら古生代の不思議な魅力に捕まりました。南太平洋やオーストラリア近海のサンゴ礁が広がっている生息地で野生のオウムガイを見たいのですが、日中、オウムガイが生息している海の深さは600m近くありますから不可能です。地元の漁師さんがオウムガイを釣っているので、釣りあげたオウムガイを見ることができるかもしれないそうですが、かわいそうですね。

 海女
海女の作業の実演
鳥羽水族館のすぐ隣のミキモト真珠島に立ち寄りました。
明治26(1893)年に御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島です。
小学6年生の修学旅行で、御木本幸吉像前で記念写真撮影したのは50年以上も前のことで、その頃の真珠のネックレスは特別な日のアクセサリーでとても大切に思っていました。物が沢山あり過ぎる現代とは大違いの懐かしい思い出です。

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07/08 09:18 | 日々
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