美術作家 三橋登美栄
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尹在承(ユン・ジェスン)展 (2011.6.21~26)を終えて
板間展示作品 「出会いの始め」(赤銅、黄銅、金箔)25点 「終わり&始め」(赤銅、黄銅、金箔410×410mm )1点 畳間展示作品 「出会いの始め」(赤銅、黄銅、金箔)19点 「終わり&始め」(赤銅、黄銅、金箔400×400mm )1点 赤銅、黄銅を槌で打ち起こし叩き締め、溶接してからメッキ仕上げしたものです。 作品には日本の文様に似たデザインが見られます。 日本のオリジナルと思って慣れ親しんでいる文化が、実は韓国からの渡来人によって伝来したという記憶が甦りました。 ![]() 展示風景1 ![]() 展示風景2 ![]() 作品「終わり&始め」と展示風景 ![]() 和室展示 ![]() 作品「終わり&始め」 展覧会の少し前から、日本語の上手な奥様と6歳と1歳半の子供さん2人と一緒に来日して、会期中もずっと京都に滞在されました。6歳の可愛い御嬢さんから韓国語で話しかけられて、戸惑いながら日本語で応えるのですが十分通じて楽しいものでした。 奥様は京都造形芸術大学・美術工芸学科で彫刻を学ばれました。育児が楽になる頃には奥様も制作を再開され、ご夫婦でご活躍されることを楽しみにしています。 静かで落ち着いた良い展覧会をありがとうございました。 スポンサーサイト
06/26 22:25 | 展覧会 |