美術作家 三橋登美栄
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山科 小関越え 坂本 2011年4月11日(月)
「自然と語る会」 第322回に参加しました。(参加者16名) …………………………………………………………………………… 京阪膳所駅8:42発→京阪山科9:02→毘沙門堂9:30→小関越え(こぜきごえ)→長等公園→長等神社→坂本13:30→薬樹院→芙蓉園14:15→京阪坂本15:00→帰路 …………………………………………………………………………… 京阪膳所駅で一日切符(500)を購入、浜大津で乗り換えて京阪山科駅に9時集合。 ![]() 毘沙門堂に向かう途中の山科疏水では桜が満開、菜の花も満開です。 ![]() 毘沙門堂の枝垂桜 樹齢 百数十余年、高さ 約十メートル、枝張 約三十メートル ![]() ![]() 古い土塀の瓦屋根の上の苔 ![]() 桜の下に近くの小学生がやって来ました。私の子供の頃も写生大会があり、喜んで三井寺などに出かけるのですが、思うように描けないので遊んでしまい、帰る時はせつない気持ちになっていたように記憶しています。 ![]() 桃の花は桜の花より少し遅れて咲きます。 ![]() 奥藤尾に向かう疏水沿い。この辺りまで来ると花見客も少なくなり、新芽の若い緑をバックに桜が大きく枝を広げて伸びやかに咲き、とても美しい風景です。 ![]() 桜の花 ![]() アケビ 5枚の葉なので「ゴヨウアケビ」と思ったのですが違いました。 『「アケビ」には単なる「アケビ」、「ミツバアケビ」、「ゴヨウアケビ」の3種類がありますが、「ゴヨウアケビ」は「アケビ」と「ミツバアケビ」の交雑種で花の色は濃い紫です。自然界でお目にかかることはまれで私も今までに2度しか見たことがありません』と、この会の大西久夫さんから伺いました。 ![]() クロモジ 太陽光線が丸く写りました。 ![]() ミヤマカタバミ ![]() 食べられるキノコだそうです。樹に生えていませんが一見キクラゲ風です。 ![]() 広場(長等公園近く)で、満開の陽光桜を前に花見弁当?の昼食です。 ![]() 大津疏水の両側の桜並木は見事です。疏水の水の流れを早く感じました。 ![]() 三尾神社の「見返り兎」 今年は兎年なので、年末年始は参拝客で賑わったそうです。 ![]() 坂本 薬樹院(里坊)の枝垂桜。 樹齢約200年「太閤ザクラ」と呼ばれています。 ![]() ヤブツバキの大木。 少し暗い場所が似合い、葉の濃い緑に花の赤色が冴えて見えます。 ![]() 芙蓉園の白毫の滝 一日中花見をした後のティータイムは、お抹茶と芋蕷饅頭です。 ![]() 滝近くの湿地に、ハナネコノメの群生。 早春に咲くネコノメソウの仲間は、花だか花でないのかよくわからないような地味なものが多いのですが、このハナネコノメは小さくて可愛い花を咲かせます。花弁のように見えるのは、直立した萼裂片で、赤い葯との色の対比が美しいです。 湿気の多い岩肌や谷川の縁などに群生します。 ![]() シキミ ![]() 洞穴 ここ芙蓉園は、里坊の1つで東塔東谷に属する白毫院でした。この穴窟は寛永期(1643)に作られ奥には石で作られた穴室が設けられ三方の出入口があり、その上は富士山を形どった築山になっています。寛永年中に院主が貧しい人々の飢饉を救うために多くの人を雇って築かせたものです。 今日の締め括りに、洞穴に入って真っ暗闇を体験しました。 今日も楽しい一日をありがとうございました。 スポンサーサイト
04/19 20:41 | 山歩き |