美術作家 三橋登美栄
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ル・ゴーシュ・セキ No2 2011年3月28日
約1ヶ月前のランチが気に入り、来店2回目のリピーターで夫の誕生祝にディナーを予約しました。 ![]() 1903年のロイヤル・ウースター(イギリス)のお皿が迎えてくれます。 ![]() カウンター席は、シェフに料理を尋ねながら楽しい会話が弾みます。 ![]() 鳥羽産の生牡蠣にトマトとパプリカ味のパウダー ![]() 熱々のムール貝とポワロー(洋葱) ライ麦入りセーグル(自家製パン) ![]() ブリオッシュ(パン)の上にテリーヌ・マルブレ(フォアグラ、ドライイチジク) 季節の野菜(黒大根、緑芯大根、ビーツ他) フランス・ボルドー地方の貴腐(きふ)ワインの甘みがフォアグラに良く合います。 ![]() 桜鯛とラングスティーヌのヴァプール(蒸し料理) 新キャベツで包み蒸し上げた料理 蛤のジュとショウガ風味の春野菜ガルグイユ (下茹でした数種の野菜を仕上げに取り合わせたフランス・オーベルニュ地方の郷土料理) 海老用のアイオリソース(サフランとニンニク風味のマヨネーズ) ![]() お口休めにジャスミン味グラニテ(みぞれ) お店のロゴに使われているニワトリ(雄鶏)はフランスの国鳥で、因みにシェフは酉年、夫も酉年ですが、もちろん同じ年齢ではありません。 ![]() フォアグラのキャラメリゼと新タマネギのロティール。 (こんがり香ばしい中にタマネギの甘さが絶妙) カネット(仔鴨)のフュメ・ア・ラ・ミニッツ(瞬間燻製) ふきのとうのベニエ(ビール衣のフリット) ソース・ペリグー(ペリゴール風ソース) ※トリュフを使ったソースです。 「ソースが決め手のフランス料理」をしっかり味わいます。 ![]() 桜の香りのブランマンジェ(白い食べ物) 特別、チョコレートで文字を描いて頂きました。 フランス語で「お誕生日おめでとう Minoru !」でしょうか! ![]() フィナンシェ トリュフ・ショコラ・グラマニエ風味 コーヒー ![]() 両サイドはスタッフ、中央がオーナーの関大介シェフです。 店内に架かっている日本画はシェフのお父さんの作品です。子供の頃から絵を描く事が好きで美術大学で版画やデザインを学び卒業後はデザイナーの道に進まれます。でも、30歳で一念発起、料理の道に進むことを決断。京都や箱根でフランス料理の厳しい修行を積み重ねて、現在、ル・ゴーシュ・セキのオーナーです。元デザイナーのセンスが料理の盛り付けなどに生かされている今、華麗なる転進に拍手を送ります。途中で「子供を寝かしに帰ります」と言われる女性スタッフ・藤崎さんの笑顔から、若々しいママの優しさを見つけました。 これからの「ル・ゴーシュ・セキ」のますますのご発展を願っています。 スポンサーサイト
04/04 21:37 | 日々 |