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比叡山  2010年3月8日
比叡山  2010年3 月8日

「自然と語る会」 第300回「比叡山 大宮谷林道」に参加しました。参加者18名
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京阪電車膳所駅発8:31→坂本駅着8:53→大宮谷林道→横川中堂11:20頃(昼食)→元三大師堂→飯室谷→安楽律院14:10頃→飯室不動堂→西教寺→坂本駅着16:50→膳所駅→帰宅17:30頃
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前日からの雨に洗われて里坊の穴太衆積み石垣が美しいです。その上の寄せ垣のシキミの花が満開です。残念なことに花の写真が無いので文章で説明します。
シキミ(樒)の花は淡黄白色でシキミ科の常緑高木です。かつてはモクレン科に分類されていました。植物全体にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある程度に有毒です。実がマタタビの「虫えい」とよく似ているので間違って売られたり、落ちた実をシイノミと間違って食べて事故をおこすこともありました。シキミの実は植物としては唯一、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されています。昔、土葬だった頃は遺体を動物に掘られないようにするために、墓地にシキミを植える習慣がありました。現在は、仏事に用いるため寺院に植栽されます。シキミの語源は、実の形から「敷き実」、あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれています。日本特有の香木とされますが、『真俗仏事論』2には供物儀を引いて、「樒の実はもと天竺より来れり。本邦へは鑑真和上の請来なり。その形天竺無熱池の青蓮華に似たり、故に之を取りて仏に供す。」とあり、一説に鑑真がもたらしたとも言われます。

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川を右手に見ながら大宮谷林道の緩やかな坂道を登ります。

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今日もグループの後ろ姿を目印に、一番後からついて行きます。

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マンサクの黄色い花が遠くに見えます。

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サルオガセ(猿麻ガセ)は花の咲かない植物で、苔に近い仲間の地衣類に属し、長く木の枝から垂れ下がります。きりも(霧藻)とも呼ばれ、水分と光合成だけで成長し、栄養を一切他から取ることはないので、まるで仙人のようです。

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イワナシのピンクの蕾がまだ寒そうです。

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白く可憐なオウレンの花です。

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バイカオウレンの花のアップです。
白い花弁のようにみえるのは萼、小さい黄緑色の5個が花弁、沢山の白色の点々が雄しべ、中心の黄緑色1個が雌しべです。

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安楽律院
境内立看板は『安楽谷は横川飯室谷の別所である。恵心僧都なども隠棲したところであったが、江戸中期に妙立、霊空らがきびしい戒律主義を唱導し、その一門を安楽律とよびここに住した。律院はおしくも放火でほとんど失った。ここは比叡山を愛した藤原定家の碑 爪塚などがある。』との説明です。

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安楽律院境内の珍しい苔です。

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飯室不動堂
ここは酒井雄哉さん(大阿闍梨)が居られるところです。回峰行には3流派があって東塔無動寺谷の玉泉坊流、西塔無動寺谷の石泉坊流、そしてここ横川飯室谷の恵光坊流とがあるらしいですが、石泉坊流は今は途絶えてないそうです。無動寺と飯室では回峰行も歩くコースが全く違うそうですが、堂入りは無動寺谷で行うということです。
 西教寺前を通って坂本駅へ向かう途中、個人宅前で新鮮野菜を売っているのを見つけて、ミズナをレジ袋一杯100円で買います。今日は手足の指先がしびれるくらい寒い一日だったので、帰宅後に一番に入浴して、夕食はハリハリ鍋で暖まって、ゆっくり過ごしました。


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03/10 21:12 | 山歩き
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