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彫刻(陶)3人展を終えて
彫刻(陶)3人展を終えて
2021.10.5(火)~10.17(日)12:00~19:00(最終日17:00) 11日(月)休廊

Sándor Kecskeméti シャンドール・ケチケメッティ(Hungaryハンガリー)
Enric Mestreエンリック・メストレ(Spainスペイン)
Yasuo Hayashi林 康夫(Japan日本)

この展覧会は、2009年にハイデルブルグのマリアンヌ・ヘラーギャラリーで開催された「彫刻3人展」が始まりです。二人の畏友とは1982年IACブダペスト会議以来の交友となりました。作品のスタイルも思考性もよく似ており、何時とはなく深く心が通じ合い、彼らとは作品についてあれこれ話すことなく肯定できるのはとても楽しいことです。ドイツのハイデルブルグの後ハンガリーのケチケメートで第2回展があり、京都が最終回ということで、今回ギャラリー揺さんがお引き受け下さり、第3回最終展の開催となりました。ご静観くだされば幸いです。(林 康夫)

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Sándor Kecskemétiの作品

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Sándor Kecskemétiの作品

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Enric Mestreの作品

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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Enric Mestreの作品

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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Sándor Kecskemétiの作品

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Enric Mestreの作品

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Sándor Kecskemétiの作品

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Sándor Kecskemétiの作品

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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Yasuo Hayashiの作品「浪江町の景」

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林康夫先生
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京都新聞2021年10月9日(土) 美術欄 掲載記事
林康夫と海外作家展 終幕 立体の探求3者共鳴
前衛陶芸の先駆者、林康夫(1928年~)が、京都で海外ベテラン作家と「彫刻(陶)3人展」を開催している。「制作のスタイルや考え方が似ている」と林が提案し、2009年にドイツとハンガリーで実施。念願だった日本開催は会場探しが難航したが、12年越しで実現させた。
戦後間もなく結成された前衛陶芸グループ「四耕会」に所属し、用の美にとらわれないオブジェに取り組んだ林は、1950年にパリで開かれた現代日本陶芸展で注目を集めた。72年にイタリヤ・フアエンツァの現代陶芸国際展で日本人初のグランプリを受賞。幾何学的で簡素な造形を試みた焼き締め、黒い陶と象嵌された線が錯視を誘う作品、立体に屋根を載せて人生を仮の住まいに託した「寓舎」シリーズを展開してきた。
 競演する2人はいずれも国際陶芸アカデミーの会議で知り合った。ハンガリーのシャンドール・ケチケメッティ(47年~)の作品は、直方体が重なったような造形で、ずれやゆがみ、隙間をはらむ。林は「情緒的な要素を排して立体の可能性を追求している」と指摘し、自身の関心との重なりを見る。
 スペインのエインリック・メストレ(36年~)は、立方体や直方体が入れ込んだり突起したりする形態の作品。「線や切込みがシャープで頑固さすら感じる。作品の形に必然性を感じさせる」と共感を寄せる。「日本では口を閉じたオブジェでも、焼いているから陶芸と決めつけてしまうが、2人の作品は立体の可能性を追求している彫刻作品」という。3人展のタイトルに「彫刻」の文字を入れたのも、旧来の陶芸概念にとらわれない姿勢を示したい思いがあったからだ。
 林は東日本大震災の被災地、福島・浪江町で見た廃屋に衝撃を受けて制作を始めた「東北」シリーズの新作を並べた。ゆがんだ白壁や屋根、ひっかいたような傷痕が震災のすさまじさを示す。屋根のある人家だが、詩情のある「寓舎」と対照的に荒涼感が漂い、10年を経てなお日常を奪われた人がいる現状を突きつける。
 同展は今回が最終回。立体の可能性の探求を続けてきた林の歩みと、志を同じくする海外作家の作品が共鳴しているかのようだ。ギャラリー揺(京都市左京区銀閣寺前町)で17日まで。月曜休み。無料。(前芝直介)
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彫刻(陶)3人展を弊ギャラリーで開催して頂く計画をお伺いしたのは5ヶ月前のことでした。林先生宅にハンガリー作家の作品とスペイン作家の作品が航空便で届き、この展覧会の準備が手際よく進められました。3ヶ国の国際展覧会の企画開催は初めてのことで、貴重な経験をさせて頂き喜んでおります。大勢の方々にマスク着用でご来廊頂き、とても興味深くご高覧くださったことを嬉しく思っております。ありがとうございました。(ギャラリー揺 三橋登美栄)


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11/01 20:19 | 展覧会
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