美術作家 三橋登美栄
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祇園界隈 2020.11.27
今日は、気心の知れた親しい人たち6名と一緒に夕食を囲む嬉しい日です。その前に三条通りの画廊巡りからスタート。まずギャラリーモーニング・海老優子展「彼らの風景」は『目には見えなくても、確かにあったはずの境界線が曖昧になり始め、少しずつ互いがぼんやりと混じり合う』の大作を観賞。そのイメージは、朝方に寝直した時に見る夢の鮮明な記憶のようでした。次はKUNST ARUT・札本彩子展では、宅配サービス(Uber Eats)と現代の食文化を造形した迫力あるインスタレーションを観賞しました。その後、祇園まで白川沿いをゆっくり歩きました。暮れなずむ頃、観光客も少なくなった建仁寺に立ち寄ります。 ![]() 建仁寺境内。午後5時前、東の空に大きな月が昇ってきました。 ![]() ![]() ![]() 夕闇迫る頃には御提灯「小西」に火が灯りました。 祇をん小西・「加守田次郎」絵画展を鑑賞。 ![]() 午後6時半、祇園花見小路から少し西に入った翠雲苑に到着。老舗の廣東料理ですが店構えは祇園の京町屋です。広い玄関から2階の個室、畳敷テーブル席に案内されました。 ![]() 先ず織部の器に、前菜盛り合わせ ![]() 竹の蓋付き器に蟹肉入り中華スープ ![]() エビカナッペ揚げ(単品メニューを追加注文) ![]() 明石産活け鯛の中華風お刺身 ![]() 豚肉甘酢あんかけ鎮江黒酢風味 ![]() ハタのクリームソース煮込み ![]() 鶏肉と野菜の炒め煮 春巻きの皮包み ![]() 九条葱と蒸し鶏の汁麺 ![]() 杏仁豆腐 今宵、満足の9品の御料理を美味しく頂戴いたしました。 翠雲苑は昭和37年(1962年)に創業。初代は京都中華の名店「ハマムラ」や「飛雲」で修業された正統派の京中華の流れを汲むお店です。2代目太田磯一さんは祇園生まれの祇園育ち、祇園町南側地区のまちづくり協会代表幹事さんです。以前に、番組“ブラタモリ”に出演し、タモリさんを案内されたそうです。 次回はランチタイムに名物の「揚げ麺の五目あんかけ」や「中華おこわの笹の葉包み」などを味わいたいと思っています。また伺いますのでよろしくお願いします。 スポンサーサイト
12/09 13:12 | 日々 |