美術作家 三橋登美栄
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瀬田公園・びわこ文化公園 2020.6.29 (山歩き仲間4名で) …………………………………………………………………………………….. 自宅出発(8:50)→近江大橋経由→瀬田公園にマイカーを駐車して散策→びわこ文化公園を散策→源内峠製鉄遺跡12:10(昼食)→ビオトープ13:30→滋賀県立近代美術館14:30→瀬田公園→マイカーで帰宅16:30頃(6.7km) …………………………………………………………………………………….. ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 散策道が整備されています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() コクラン 去年の花殻と今年の花 ![]() ![]() ネムノキの花を眺めながら、鉄工房小屋でお弁当を広げて昼食にしました。 ここ源内峠遺跡は大規模な古代の製鉄遺跡です。地元の小学生が林の中で地表に出てきた鉄滓(鉄を作る際に大量に出る不純物)を見つけ、製鉄遺跡の存在が明らかになりました。7世紀後半頃の製鉄炉が発見され、当時の製鉄炉としては国内最大規模の製鉄炉で、大津宮や藤原京造営などの古代律令国家建設を支えた鉄生産だったそうです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() コウホネ スイレン ![]() ビオトープ(独:Biotop) バイオトープ(英:Biotope) 日本語で生物生息空間です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() クワ科の落葉低木。葉は広卵形で雌雄同株。春、薄黄緑色の小花がつき六月頃キイチゴに似た実が赤く熟します。樹皮の繊維は和紙の原料になります。 ![]() ウラジロが群生している周辺の空気はとても心地よくて、葉は爽やかに揺らいでいます。深く呼吸を繰り返し、森林浴をして心身ともに元気になりました。 ![]() ![]() ![]() イチイ科の常緑針葉樹。成長は遅いが樹齢は長く、種子から採取する油を燈明に用いたため、各地の神社仏閣等に巨木が残っています。薄暗い場所でもピカピカ光るカヤの葉はイチイに似ていますが、先端が鋭利で触れると痛いです。これをいぶして「蚊帳」に用いたので、これが語源という説もあります。 ![]() ![]() ![]() ノギラン(芒蘭)ユリ科 「ノギ」とはライムギ、コムギなどの種の先が尖った部分のことで、花びらの先の尖った様子を表しています。ネバリノギランとそっくりですが、ネバリノギランは名前のように茎にネバネバがあります。 ![]() 白いやや大ぶりの花弁は、さっと茹でてオヒタシにして食べられるそうです。焼酎に漬け込むと薫り高い「花酒」にもなるとか。 今年2月24日に大文字山にお供して以来4ヶ月ぶりの山歩きでした。コロナ禍で遠方への外出は自粛の折、近場にこんなに素晴らしい瀬田丘陵があるのは嬉しいです。 水辺のモウセンゴケに始まり、この辺りでは貴重なコクランやノギランの群生は圧巻です。カクミノスノキの実やコウゾの実を食べ、ヤマモモの実を拾って「美味しいネ!」と食べて口元がほころびます。信州まで出かけなくても貴重な山野草や樹木を楽しめる瀬田公園とびわこ文化公園界隈をご案内してくださってありがとうございました。(三橋登美栄) スポンサーサイト
07/05 15:42 | 山歩き |