美術作家 三橋登美栄
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湖北野鳥センター 2019.12.11
第494回「自然と語る会」(参加者18名) …………………………………………………………………………………….. JR琵琶湖線膳所駅8:57発→北陸本線河毛駅 10:22着→民宿マイクロバスで湖北水鳥公園10:40着→湖北野鳥センターで野鳥観察→民宿舟倉で忘年会→マイクロバス舟倉14:40発→河毛駅15:22発→石山駅16:28着(乗換)16:36発→膳所駅16:39着→帰宅 …………………………………………………………………………………….. ![]() 膳所駅から北陸本線河毛駅まで1時間半弱の乗車は小旅行気分です。 寒そうに見えますが、気温は上がり過ごしやすそうです。 ![]() 車窓の風景は濃い霧と厚い雲に覆われて、太陽は白く淡く霞んでいます。 ![]() 河毛駅から約20分で湖北水鳥公園に到着 ![]() 望遠鏡から見えるびわ湖岸の水鳥達。手前にコハクチョウが見えます。奥の方には、オオヒシクイ、マガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カワウが見られたそうです。(大西久夫氏情報) 「オオワシが見えます!」とセンターの職員さんに教えて頂いて、望遠鏡や双眼鏡を覗き込むと、黄色いくちばしが目印のオオワシを発見!十分長い時間野鳥を観察した後に、オオワシが大きな翼を広げて飛び立ちました。センターの屋根を超えて山本山の方に悠然と飛び去って行きました。周りを圧倒するようなオオワシの存在感にドキドキし、遠くの山本山を眺めながら、しばらく余韻に浸っていました。一度見たいと思っていたオオワシに、今日初めて出会えた感動は消えません。 ![]() オオワシ(センターの資料写真より) オオワシはロシアのカムチャツカ半島からオホーツク海沿岸部で繁殖し、冬に北海道などの北日本や中国、朝鮮半島で越冬するそうです。そのうちの一羽が今年で連続22年、湖北に飛来し、山本山をねぐらにしています。このオオワシは2代目でかなり高齢のメスという話です。来年の2月末頃まで滞在するそうです。翼を広げると約2,5mにもなる国内最大級の猛禽類。その姿を一目見ようと野鳥ファンやカメラマンが多く訪れています。 ![]() オオワシ(センターの資料動画より) ![]() 北海道川上郡標茶町のオオワシ(Haliaeetus pelagicus)の剝製 ![]() 湖北野鳥センター ![]() 湖北野鳥センターの近くの民宿・舟倉(フナソウ)で忘年会。 鴨鍋、鮒寿司と発酵飯、川魚煮、モロコ、鮒の子造り、 ![]() ![]() ![]() 自然と語る会会員 忘年会 ![]() 山本山の麓にある宇賀神社?を横切って河毛駅に向かいます。 ![]() 毎年、一羽のオオワシが飛来する山本山! 地球上の自然界の不思議を感じます。 ![]() 冠雪する伊吹山を眺めながら湖北とお別れです。今日はオオワシが大空を飛翔する姿を堪能し、忘年会で鴨鍋や鮒寿司などを賞味して、素晴らしい一日を過ごしました。今日はオオワシ一色になり植物の写真が一枚も無いことに驚いています。 毎回自然と語る会をお世話してくださっているリーダーの方々、下見や準備やお気遣い等のご苦労全てに深くふか~く感謝しています。ありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。 三橋登美栄 スポンサーサイト
12/14 23:06 | 山歩き |