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京都造形芸術大学 陶芸通信教育部 大学院生展 (2018.3.13~18)を終えて
京都造形芸術大学 陶芸通信教育部 大学院生展 (2018.3.13~18)を終えて

《出品者 7名》
清水六兵衞先生、青木一浩、井澤正憲、上田隆子、谷口文子、ボルト雅美、松浦大

清水六兵衞先生と陶芸分野大学院生6名の作品展を開催いたしました。
上田隆子さんとボルト雅美さんは京都造形芸術大学ギャルリ・オーブで大学院修了制作展(会期日3月11日~18日)にも出品されているので2会場同時開催です。

展覧会場 展覧会場

穏やかな波 波頭が落ちる寸前の曲線を表現
青木一浩 : 作品「穏やかな波」白信楽 手びねり ペルシャンブルー釉 酸化焼成
 
コトノ葉 銀杏の葉形を立体に繋ぎ合わせてトルソーを表現
谷口文子 : 作品「コトノ葉」半磁土 タタラ 還元焼成1250℃

搬入日 展覧会場(搬入日)

世界 旅する船の中に街の風景を表現
井澤正憲 : 作品「世界」赤土、白土、色化粧土 マット釉、低温釉薬、手びねり、タタラ 還元焼成1230℃

輝白立姿 _ L 卵の殻のように「側」で空間を包み込む表現
清水六兵衞 : 作品「輝白立姿_L」オパールラスター釉

展覧会場 展覧会場

声が聞こえる 古代の人々から今に至る営みの重層の表現
上田隆子 : 作品「声が聞こえる」黒御影土 タタラ 還元焼成1230℃

噴煙 噴煙のエネルギーを表現
松浦大 : 作品「噴煙」白荒土、赤土、大正黒、雲母銀、土灰釉、手びねり、下絵・上絵 還元焼成1230℃

Reminiscing in Natron ジャカランタの種より生態系の記憶を表現
ボルト雅美 : 作品「Reminiscing」「Reminiscing in Natron」
赤土(フィリピンイロコス地方、コンブロン島、フィリピンサンニコラス)粘土(ナトロン)南蛮土(日本)、黒陶土(日本)、手びねり、 タタラ、酸化焼成、焼き締め1220℃ 1230℃

搬入日 展覧会場庭(搬入日)

小さな波 波頭が落ちる寸前の曲線を表現
青木一浩 : 作品「小さな波」白信楽 手びねり ペルシャンブルー釉 酸化焼成
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≪未来の大地 通信教育部長 上田篤≫ 
2017年度 京都造形芸術大学(通信教育)卒業・終了制作展に寄せて、より
(前略……….)ここにある作品や論文のすべてが、時に我々を味わい深く魅了し、時に我々を圧倒します。背景は異なりながらも志を同じくする仲間と共に、仕事や家庭という社会人ゆえの苦難を乗り越えながら、ひとつひとつの個性豊かな成果を積み重ねましたね。不揃いの地層ですが、それがなんとも力強く、美しい。これまでの過程を思い返すと、心から感動を覚えると共に、ここで満足しない皆さんの次の挑戦が楽しみでなりません。(..........後略)
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14日に京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ陶芸分野の展覧会場でお出会いした方は、1年前のこの展覧会に出品された赤崎さんでした。一緒に参加された方々の最近のご活躍情報を伺い、とても嬉しく思いました。続けるほどに陶芸の楽しみは広がり、今後も様々な作品を創作されることと思います。新作を楽しみにしています。(揺 三橋登美栄)

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03/20 17:23 | 展覧会
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