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大分旅行 2017.12.26~27
大分旅行 2017.12.26~27

秋ごろから「大分県立美術館へ行こう!」と夫が言いだし、大分・別府へ行くことになりました。冬休み中の娘も加わって3人で1泊2日の小旅行です。
≪26日≫ 
夜明け前に自宅を出発(5:50)、真っ暗な中をJR膳所駅に向かいます。
膳所駅プラットホーム
冷たい風が吹き抜ける膳所駅プラットフォームでの夫と娘(写真中央の後ろ姿)
膳所駅6:16発→京都駅八条口エアポートリムジンバス7:00発→伊丹空港駅7:40着
JAL Smile Supportカウンターで車椅子貸出をお願いしたところ、快く借りられた上に、JALスタッフの案内で特別通路からエレベーターを利用してスイスイと搭乗口に到着。
オマケに写真撮影までも。
伊丹空港

日本航空JAL2361大阪伊丹08:35発→大分09:35着(遅れて09:43着)大分空港内のレストランで遅い朝食(娘はご当地名物のとり天丼)空港特急バスエアーライナー11:53発→大分駅12:48着 駅前からタクシー12:50発→大分県立美術館12:55頃着
大分県立美術館
大分県立美術館
大分県立美術館は2015年4月に大分市の中心部にオープンした美術館です。ガラス張りで明るく開放的なデザインは世界で活躍する建築家、坂茂の設計。フランスのポンピドー・センター・メスや、段ボールなどの身近でリサイクル可能な素材を用いて展開した被災地への支援活動などが評価され、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を2014年に受賞。その建築には常に世界から注目が集まります。

“出会いと五感のミュージアム”をコンセプトに大分県の文化風土にちなんだ様々な企画展をシーズンごとに開催。その他、大分が誇る約5000点の収蔵品から厳選したコレクション展やワークショップなどの体験型の教育普及活動も行われています。

イサム・ノグチ展
イサム・ノグチ 「彫刻から身体・庭へ」展観賞13:00~14:00
彫刻、舞台美術、家具、照明器具のデザイン、そして公園のランドスケープ・デザインまで。幅広い活動を行ったイサム・ノグチは、20世紀を代表する総合芸術家といえます。若きノグチが北京で水墨画の巨匠、斉白石に手ほどきを受けて制作した身体ドローイングは、終生、自然や体をテーマとしたノグチ芸術の出発点です。戦後、日本で夢中になって作った陶作品もユニークでした。

館内レストラン 夫と娘
館内レストランで昼食14:00~15:00     夫と娘
館内図書室
レストランに隣接する図書室

昼食後、神の手・ニッポン展とコレクションの醍醐味展を観賞15:00~16:00

美術館前→大分駅16:30発→(JR 3駅)→別府駅16:47発→(バス)→朝日小学校前17:03着
バス停の目の前がかんぽの宿・別府で、あちこちから湯煙が上がっています。

チェックイン後、天然温泉100%かけ流し露天風呂に入浴。夕食は関アジ、関サバ、城下カレイなど旬の食材を使った山海の幸を味わいました。

≪27日≫
 
夜明け
高崎山のシルエットが美しい夜明け(7:05撮影)
日の出
日の出(7:39撮影)

起床5:30、入浴6:00~6:40、バイキング朝食7:40~8:30、チェックアウト9:00
車椅子を借りて、鉄輪(カンナワ)温泉散策に出かけました。

白池地獄白池地獄 (9:40)
噴出時は無色透明の熱湯ですが池に落ち、温度と圧力の低下により自然に青白色に変わります。園内では温泉熱を利用して、各種の大型熱帯魚を飼育しています。泉温95度。ホウ酸食塩泉です。

鬼山地獄
鬼山地獄(10:00)
鬼山という地名に由来する鬼山地獄。別名「ワニ地獄」の名で親しまれています。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め、約70頭のワニを飼育しています。泉温99.1度。鬼山地獄の噴気熱湯はその圧力で急行列車一台分を引っ張るくらいのエネルギーを持っているそうです。
“地獄”の名称由来
鉄輪・亀川の地獄地帯は千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない、忌み嫌われた土地であったといわれています。そんなところから、人々より、「地獄」と称されるようになりました。今も鉄輪では、温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。
鉄輪温泉界隈を散策後、かんぽの宿に戻って車椅子を返却(11:15)。
バス停朝日小学校前11:50発→バス→別府駅12:25着

海鮮丼昼食12:30~14:45
別府駅前・目利きの銀次で「マグロたたきと海鮮のドカ盛り」「真鯛のかぶと焼」「鰻蒲焼丼」「大分かぼすハイボール」を注文し、ゆっくりくつろぎました。アルバイト店員のベトナム人女性は笑顔で私達に流暢に日本語で接客し、外国人客には英語で接客する立命館アジア太平洋大学の留学生でした。急速に国際化が進む日本を感じました。
別府駅空港特急バスエアライナ15:02発→大分空港15:53着後、ゆっくり休憩。
ANAカウンターで車椅子貸出をお願いして、JALの時と同じくVIP待遇を受け、一番に飛行機に搭乗しました。

プロペラ機
プロペラ機
全日空ANA1692プロペラ機DHC8-Q400 大分18:55発→大阪伊丹19:55着 
伊丹空港南ターミナルエアポートリムジンバス20:20発→京都駅八条口21:10→帰宅
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今回の展覧会を観ている時に、夫が「今回もイサム・ノグチ展やな~」と呟きました。というのは15年位前にこの3人で香川県牟礼町のイサム・ノグチ庭園美術館に行っていました。偶然の重なりですが、何かの繋がりが深まることを嬉しく感じる年齢です。
現在、夫は長距離を歩くのは疲れるので、必要な時は車椅子を借りて娘が押してくれるので、私はとても助かります。夫と共に思い出に残る大切な1泊2日の小旅行でした。
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≪同行した娘のコメント≫
「きっとできることがあるよ」と送り出してくれた夫と娘に感謝。今後も自分はどうしたいのか、何ができるのかを考えて、自分に与えられた時間を過ごしたいと思います。(朋子)
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01/03 12:29 | 旅行
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