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陶然亭 2016.9.2
陶然亭 2016.9.2

「陶然亭」と手書きの暖簾が架かる日本料理店は、京都・祇園の古美術商が軒を連ねる静かな通りにあります。「ミシュラン2015年、1つ星」ですが、堅苦しい雰囲気ではなくて、店主と女将さんと息子さんの三人がとても丁寧に迎えてくださいます。今日は日頃お世話になっている珠子さんに感謝の気持ちを込めてランチをご招待して、私もお相伴に預かりました。

先付
先付(長芋豆腐 オクラ 花穂紫蘇 柚子風味のたれ)

お造り
お造り(秋刀魚の海苔巻、鰆、穴子をワサビ、青海苔、炒り胡麻などと合わせていただきます)
食べ終わるとお皿の満月が昇り、街中の暑さを忘れて九月の観月会の風景に変わります。

蓋物
生姜味あんかけ揚げ物(山科茄子 万願寺唐辛子 ズッキーニ メイチ鯛 玄米)


お料理も中盤に入り、店主と女将さんを交えて会話も楽しくなる頃、陶然亭の由来を伺いました。中国の食べ物について書いたエッセイ集「華国風味」の中の一編「陶然亭」から名付けられたそうです。 著者の青木正児氏は京大などで中国文学を研究した人物で、京都では伝説的な文化人として、いまも知られているそうです。本書は元々1949年に弘文堂から出たもので、料理や食についての本で、行きつけの店を紹介した軽いエッセイまで、12編が収められています。

盛合せ
胡麻豆腐に盛合せ野菜など(食用鬼灯 梨 マスカット モロヘイヤ 豆)
※食用鬼灯/ホオズキは果物の味がしました。別名ストロベリートマトとかフルーツホオズキなどと言われています。初めて頂きました。

土瓶蒸し風
松茸の土瓶蒸し風(松茸 フエ鯛 三ツ葉 カボス)
「初もの七五日」 はしりの松茸を頂いて、また寿命が延びたようです。

ジャコご飯
ジャコご飯 香の物(沢庵、茄子 瓜)
 
ブリュレ コーヒー
デザート(クリームブリュレ コーヒー)

カウンター席
坪庭を眺めながら、約一時間半の幸せなランチタイムを過ごしました。ガラス戸に二人の影が映っています。優しい女将さんに私達のことを「お友達かと思いました」と言われました。実は嫁同士ですが、今日のように嬉しいお出かけの時は「お友達同士」のお付き合いが楽しいです。
日常の家事から離れて一年に一度くらいこんな日がまた来ますように・・・


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09/03 16:46 | 日々
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