美術作家 三橋登美栄
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夏のスイス・フラワーハイキング 10日間
Hiking around Switzerland 10 Days 2008年7月9日(水) 3日目 ![]() 朝焼けのマッターホルンを見ようと5:30にホテルを出ました。 もうすでに沢山の日本人グループがカメラを構えてスタンバイしています。 日出の5:50頃になると、白いマッターホルンの山の頂上から下に向かって徐々にオレンジ色に染まっていきます。太陽が上り美しいオレンジ色か消えて昼間の白い色に変わると、カメラの撮影大会も終わりそれぞれホテルに戻るのですが、その様子は京都・大文字の送り火が消えた後や、夏の花火大会の終わりにも似ています。 マッターホルンを見なければ日本に居るようです。 山を見ている私に夫は「マッターホルンと富士山とどっちが好きや?」と尋ねますが急には答えられません。また夫は「マッターホルンは飽きるけど、富士山は飽きない。」と言います。 マッターホルン観光の為、登山電車に乗ってゴルナーグラート展望台(3,131m)に登りました。帰路は青空の下を壮大なマッターホルンを正面に見ながらスイスアルプスの大自然を舞台にローテンボーデンからリッフェルベルグまでハイキングを楽しみました。高山植物はピンクのアルペンローズ、サクラソウ、コケマンテ。 黄色のウマノアシガタ、ダイコンソウ。ブルーのワスレナグサ。花が終わり綿毛が輝いているオキナグサなど。ほとんどの植物は2~3cm位の低い草丈でとても小さい花々です。「栄養不足で大きくならない。」と山岳ガイドさんが説明してくれました。 逆さマッターホルンがとても綺麗に写っていた湖に居る鱒も植物と同じく栄養不足で体長3~4cm位のミニサイズでした。 リッフェルベルグから登山電車で下山して、ツェルマットの教会横の花壇付き墓地のベンチで昼食タイム。爽やかなアルプスの風の中でサンドイッチを美味しく食べました。 ツェルマットのメインストリートであるバーンホフ通りはホテルや店が並び観光客で大賑わいです。時折、馬車や電気自動車が通りますが、村内はガソリン車の乗り入れが禁止されているのでどこも歩行者天国です。環境保全の姿勢は日本も見習うべきです。 スイスの大型スーパーミグロスMIGUROSUで飲料水と食料品を購入。 夕食は本に出ているRestaurantヴァリザー・カンネWalliser Kanne(スイス料理&イタリア料理)でビール、チーズフォンデュー、ラクレット、ピザを注文したところ、お皿から飛び出す位の大きなピザが運ばれてきてとても食べ切れません。 やはり味付けが濃く塩辛いです。 ホテルの部屋の照明は電球なので柔らかい光で良いのですが、老眼の私には旅行パンフレットの細かい文字は暗くて読めません。浴室はあんなに明るいのに! 窓からマッターホルンの上の輝く半月を見て就寝。 宿泊ホテル CHRISTIANIA クリスティアニア WIESTISTRASSE 7 CH-3920 ZERMATT SWITZERLAND(国番号:41) スポンサーサイト
07/27 13:02 | 旅行 |