美術作家 三橋登美栄
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御池岳 2014.10.31
第393回「自然と語る会」(参加者14名) …………………………………………………………………………………… JR膳所駅7:22発→石山駅7:26 着 貸切バス石山駅北口7:30発→瀬田東IC→名神高速→黒丸PA8:25着→湖東三山Smart IC 8:42通過→鞍掛トンネル手前・御池岳登山口着9:20→鞍掛峠→尾根道→鈴北岳着12:00→日本庭園着12:10(昼食)→元池12:50→往路を帰る→下り坂で左脚痙攣→登山口15:30→道の駅せせらぎの里こうら着16:10→湖東三山Smart IC→石山駅北口着17:40→膳所駅→帰宅 ……………………………………………………………………………………… ![]() 車窓から眺める鈴鹿山脈 ![]() ![]() 佐目(さめ)、大君ヶ畑(おじがはた)集落を越えた辺りから山深くなり、バスの前を猿の集団が横切って行きます。鞍掛トンネル手前・御池岳登山口駐車場に到着して、準備体操を開始。 ![]() 送電線鉄塔から音がします。 原因は放電現象でした。(ウィキペディア・「送電線における諸問題など」より抜粋引用) ≪送電線の送電電圧が非常に高くなったときに、主に鉄塔接続部分のがいし付近で周囲の空気との間における絶縁状態が部分的に破れて、コロナ放電が発生する場合がある。この放電時に発せられるジリジリといったコロナ騒音のほか、コロナ損(電力損)による送電効率の低下、障害電波や高周波の発生なども問題になっている。降雨・降雪後、または霧が発生しているときなど導電性が高まったときに起こりやすい。≫ ![]() 美しい紅葉のグラデーション ![]() ![]() 鞍掛峠には、丸いお顔の鞍掛地蔵尊が鎮座。 ![]() 尾根道を進みます。 ![]() 霧の中の鉄塔 ![]() 霧の中の走行は夢の中のようで面白いですが、前の人を見失って迷わないように注意が必要です。 ![]() ガマズミ ![]() 霧の晴れ間に現れる風景は幻想的です。 ![]() ![]() マンネンスギ メギ ![]() ![]() タテ谷への分岐点 鈴北岳は山頂標識のみで、辺りは真っ白です ![]() ![]() ハナヒリノキ群生を通り抜けます。 アセビの蕾 ![]() 日本庭園と呼ばれているカルスト台地の地形には石灰岩がむき出しに点在しています。 ![]() ![]() 石灰岩に何か化石を発見? キランソウ ![]() 奥に霞んでいる御池岳を眺めながら、スギゴケに囲まれてランチタイム。 ![]() ![]() 一面に広がるスギゴケ 御池岳山頂部で一番大きな池が「元池」です。 ![]() ![]() 自然のドライフラワー レスキューポイントの看板 ![]() ドリーネ 地表地形・ドリーネ(ウィキペディアより引用) ≪雨水が石灰岩の割れ目に沿って集中的に地下に浸透する過程で周囲の石灰岩を溶かすため、地表にはドリーネ(doline: 擂鉢穴・落込穴; 語源はスロベニア語の谷、米語ではほかにsinkhole)と呼ぶすり鉢型の窪地が多数形成される。直径は10mから1,000m、深さは2mから100mくらいである。ドリーネは地下の空洞の天井部が陥没することによってもできるが、このような陥没型のものは側壁が急で、グラス形や湯呑み形が多い。ドリーネが徐々に拡大して隣り合った複数のドリーネがつながってより大きな窪地に成長したものがウバーレ(uvala: 連合擂鉢穴; 語源はセルボクロアート語)である。地下水位が浅くあるドリーネでは、豪雨時に一時的なドリーネ湖が生じることがあり、珍しい(代表例: 秋吉台の帰水ドリーネ)。雨水がドリーネを通じて地下に流入するため、一般には地上に川が生じない。そのため他種岩石の地帯のように、谷による地表地形の侵食が起こらない。地下に浸透した雨水はやがて割れ目に沿って集まり、地下川をなし、大小の洞窟をつくりながら下流へと流れ、山麓に開口した洞窟や湧泉から再び地上へと現れる。≫ ![]() 刈込んだ植木のように丸いのは、動物が葉を食べたのでしょうか? 帰路につき、急な下り坂を調子よく降りて行ったのですが、突然左脚が攣って痛くて歩けなくなりました。膝は曲がらず、太腿内側の筋肉は硬直し硬い塊りになっています。バンテリンを塗って、芍薬甘草湯とアミノバイタルを飲んで,山﨑和子さんに脚を揉みほぐしてもらって、しばし休憩。借りたストックに寄りかかって、脚に負担をかけないように歩き始めました。後2回くらい我慢できずに休憩して水分補給、重ね着して、歩幅を狭くゆっくり歩きました。 ![]() 下山途中で少し霧が晴れて遠方の山並みが見え、気持ちが少し明るくなりました。 ![]() ![]() リュックを持ってもらい、ストックを借りて、語る会専属レスキュー隊員・山﨑和子さんと服部吉子さんの適切なアドバイスと愛情に支えられて無事登山口まで帰ってこられました。皆さんをお待たせして、出発が遅れて大変ご迷惑をおかけしました。 ……………………………………………………………………………………. 《付録1》 再び足が攣らないように注意して、これに懲りずまた山歩きを楽しみたいです。 ☆脚の痙攣について☆ (余島精一の山旅コラム part3より抜粋引用) ≪痙攣は中高年の方に非常に多いと見受けられます。部分的に筋肉の緊張が強くなったために、筋肉が収縮して、非常に強い痛みが来ます。 痙攣を起こす原因は、 ①過度のストレスや不適切なストレス(準備不足、寒さ、強度の疲労、度を越えたトレーニング、オーバーワークなど) ②血液の循環障害(低体温症、靴下のゴムやバンテージ、サポーターなどによる血管の圧迫など) ③体内のカリウムやナトリウムなどの電解質のバランスが崩れる(塩分の欠乏) ④カルシウム不足。 対処方法は、 ①身体をあたためる(濡れた下着を着替えたりマッサージ、ストレッチング) ② 水分を十分とる (バランスのとれた電解質溶液(ポカリスエットやアクエリアス)、スポーツドリンクなど。温かい紅茶やココアなども効果的) ③痙攣した部分をゆるめる(靴や靴下を脱いで血液の流れをよくする。痙攣部分のストレッチングとマッサージ) その他に、糖分(キャンデーやチョコレートなど)を取ること。軟膏(サロメチールなど)を塗ってマッサージ。 山で足がつらないための予防方法は、 身体が冷えないように、血液の循環をよくするよう、日ごろから衣類や食べ物などに気を配る習慣を身につけておくとよいでしょう。運動不足も急激な疲労の原因ともなるので、山登りをするには、少しずつトレーニングを重ねて、体力をつけておきたいものです。そして山を登る数日前から、睡眠を十分とるように心がけ、体調を整えておくことも必要です。≫ 《付録2》 鍼灸接骨院 受診 2014.11.4 脚の具合がよくならないので、鍼灸接骨院に行ったところ、診断結果は「肉離れ」でした。次の語る会の活動は「御在所岳」ですが、再発する可能性もあるので欠席して、しばらく自重します。 スポンサーサイト
11/04 00:27 | 山歩き |