美術作家 三橋登美栄
|
|
堀田淳一展「Butsu Butsu」(2013.11.19~12.1)を終えて
![]() ドウダンツツジの紅葉の美しさが目を引く時期に、 堀田淳一展は2009年、2011年に続き3回目です。 <展示作品> 平面作品「Butsu Btsu 」を12点、 陶芸作品「Yellow Butsu Butsu」を8点 、「Blue Butsu Butsu 」を3点 室内と庭のインスタレーションを合わせて総点数23点の展示です。 ![]() 玄関展示 ![]() 棚展示 ![]() 展示風景 ![]() 作品「Butsu Butsu夏Ⅰ」 ブツブツした部分は、着色した石粉(イシコ)に、ニカワとボンドを混ぜて綿布の上に盛り上げて定着。突起部の点々はストレスの多い現代社会でのアレルギー性体質を連想し、肌の湿疹のように見えました。私が11月上旬に帯状疱疹になり上腕にできた湿疹とそっくりです。 でも私のイメージとは違ってこのButsu Butsuはnippleと聞いて驚きました。 「驚き」はアートの重要な要素の一つで、別世界への想像は広がり制作の面白さから、観賞の楽しみへと繋がります。 ![]() 作品「Butsu Butsu 春Ⅱ」 ![]() 作品「Butsu Butsu春Ⅰ」 ![]() 和室展示 ![]() 作品「Butsu Butsu夏Ⅳ」 ![]() 作品「Butsu Butsu初夏」 ![]() 作品「Butsu Butsu夏Ⅲ」 ![]() イラガの幼虫? ドリアン?と想像しますが、このButsu Butsuもnippleです。 ![]() 作品「Yellow Butsu Butsuく」 ![]() 紅葉の庭で陶作品の黄色と水色が鮮やかさを競い合っています。 ![]() 堀田さんの作品は牡丹、桜、フクロウと移り変わり、次回はどんな作品が生まれるのでしょうか? 今後のご活躍を楽しみにしています。 ……………………………………………………………………………………………………… 小吹隆文 ツイート11月19日掲載 ギャラリー揺の「堀田淳一展」 絵画と陶芸。 作品の特徴はブツブツのナマコみたいな形態。元々は満開の桜を描いていたが、徐々に変形してこうなった。 盛り上がり部分には珪藻土や石粉を使用。 ……………………………………………………………………………………………………… スポンサーサイト
12/01 00:17 | 展覧会 |