美術作家 三橋登美栄
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光田敦子・木村直規二人展(2013.4.2~7)を終えて
哲学の道の桜の開花に合わせたように開催された二人展は、お祝いの花々に囲まれた華やかな一週間でした。光田さんは北白川小学校の卒業生なので、当ギャラリー近くにお住まいの同窓生や旧友が来られて、連日賑わいとても楽しそうでした。夫も光田さんとは小学校と高等学校が同窓だったことがご縁でこの展覧会を開催されることになりました。 身近なモチーフを優しいタッチで仕上げた水彩画9点と丁寧なアクリル水彩画2点を展示。 ![]() 馬頭観音 ![]() 板間展示 ![]() ラディシュ(部分) ![]() 春(部分) ![]() 静物(部分) ![]() 弁財天 ![]() 恵み 光田さんは1971年に福岡で吉村郁夫氏(蒼騎会・九州支部長)に師事してから、1973年より毎年東京で朱葉会展に出品、銀座ユニグラバス展に出品など、制作活動を続けておられます。 木村直規さん(光田さんの弟さん)は陶芸の花器や食器などを和室と庭に30数点展示。 ![]() 野焼香炉 毎日お香が焚かれます。 ![]() 野焼長頸弥生写し花器 ![]() ワラ白釉花器 ![]() 野焼黒陶輪型花器 ![]() 白化粧偏壷花器 ![]() 穴窯焼締花器 ![]() 野焼先尖土器花器 ![]() 野焼花器 ![]() 白マット深向 白マット釉筒型花器 茶碗 高等学校で世界史を教えながら独学で陶芸を35年間も続けてこられた木村さんにとても驚いています。古代の土器が木村さんの先生なのでしょうか?弥生時代の器の美しさに魅了されて古代人の手が現代に甦ったようです。今後は野焼きで世界の土器再現をライフワークに陶芸を続けられるそうです。 お二人のこれからの作品を楽しみにしています。 スポンサーサイト
04/07 22:48 | 展覧会 |