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立木観音 袴腰山 2013年1月11日
立木観音 袴腰山 2013年1月11日

「自然と語る会」 第356回「立木観音 袴腰山」に参加しました。(参加者16名)
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京阪バス石山駅9:09→南郷9:24→立木観音10:30→立木山頂上(11:00)→袴腰山見晴台で昼食(11:55~12:30)→袴腰山頂上(12:50)→登山口→京阪バス南郷1丁目14:17→石山駅→買い物→帰宅
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南郷バス停から地道の表参道をゆっくり登ります。(裏参道は700余段の石段)

立看板
山道に入ってすぐ、「お知らせと注意  先の、八月集中豪雨により山道崩壊の為、仮復旧を行いましたがこの先、道中落石崩壊の危険性あり、通行には充分注意してください。(特に子供さんは手をつないでお参りください)」と看板が立っています。昨年8月のゲリラ豪雨による瀬田川下流域での被害情報は聞いていましたが、この参道も被害が大きかったようです。現在は修復工事も終了し、以前より広くて歩きやすくなっています。

集中豪雨
参道に貼られた写真を撮影1:その当時は川のように水が流れています。

重機
参道に貼られた写真を撮影2:重機が入って修復工事  

湖南アルプス
途中の砂山から望む湖南アルプス

被害跡
木々がなぎ倒されている豪雨の被害跡

復旧された道
崩落現場を両側に見ながら、復旧された道を歩きます。

瀬田川を望む
木々の間から瀬田川がよく見えます。

立木観音
立木観音(安養寺)に到着して、柚子茶とこぶ茶を頂き一息つきます。

本堂
本堂の奥の道を進み、参拝者が間違って入らないように置かれた柵を越えて、立木山へ向かいます。

立木山頂上
立木山頂上(305.6m 三等三角点)

山道

ミヤマシキミ
ミヤマシキミ(深山樒 ミカン科)の蕾
常緑低木で樒と同じく有毒で、悪しき実の意味のアがとれて「シキミ」という名がついたという説があります。

ミヤマシキミの実
ミヤマシキミの赤くなった実はとくに有毒。 今年は本当に実が少ないです。

袴腰山見晴台
袴腰山見晴台で琵琶湖を眺めながらの昼食。熱いカップスープで温まりましたが、谷から吹き上げる風は冷たくて、ゆっくり休憩することなく出発します。

袴腰山頂上
袴腰山頂上(390.7m 三角点はありません)

ウスタビガの繭
ウスタビガ(薄手火蛾、薄手火蛾 ヤママユガ科)の繭
木の葉が落ちた雑木林に、一際目立つ、黄緑色の繭(まゆ)があります。「手火」とは、ちょうちんのことですが、繭の形が提灯や足袋の形に似ているからこの名が付いたのでしょうか。成虫は雌の方が大きく、羽根を広げると11cm、雄は9cmほどだそうです。4~5月に卵から幼虫となり、6月中旬~下旬に繭、11月ごろに羽化して蛾になるそうです。雌が羽化すると、すぐに雄が飛んできてその場で交尾をし、雌は自分が出てきたばかりの繭に卵を産み付けます。羽化の季節が遅くすぐに冬を迎えるので、あわただしく産卵して一生を終え、卵はそのまま越冬するのだそうです。普通、目に付く時は、中身は空っぽで、中を覗くと、底に小さな穴があり、雨水を抜くための穴のようです。鮮やかな緑色は、なかなか変色しにくいということです。

鳥の巣1
帰り道に西武ショッピングセンターまで出かけて鳥の巣を見つけました。

鳥の巣2
何の巣でしょうか? 気にしながら買い物を済ませて帰宅。

久し振りの山歩き・立木山と袴腰山の2つの山のアップダウンは鈍った身体に堪えて、今日も最後尾をフーフー喘ぎながら付いて行きました。自然はいつも魅力的なので次回も参加したいです。

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01/16 23:05 | 山歩き
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