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マウナケアとハワイ島&ホノルル6日間の旅(3日目)
マウナケアとハワイ島&ホノルル6日間の旅(3日目)
2009年2月26日~3月3日

2009年2月28日 3日目 ≪マウナケア山頂 と星空観察ツアー≫に参加

pm13:00にJack’s Toursがホテル玄関にお迎え。パーカー牧場を横切ってマウナケアに向かいます。
パーカー牧場とはハワイ島の約10分の1を占め、およそ東京都の1.5倍もの広大な広さを誇る牧場です。この牧場の由来は、ニューイングランドからやってきた、ジョン・パーカーが、ハワイ島を荒らしていた牛や山羊を集めるための土地をカメハメハ大王から譲渡されたことから始まりました。今では乗馬や四輪バギーも楽しめるアクティビティースポットとなっており、カウボーイ達も数多く働いています。

サドルロードを通ってマウナケア山頂へ行く途中、標高2800m地点にあるオニヅカ・ビジター・センターに立ち寄りました。オニズカ・ビジター・センターとは, 1986年のあのスペース・シャトル「チャレンジャー」事故で亡くなったエリソン・オニズカ大佐の名前にちなんだものです。 彼はハワイ島・コナの出身でハワイ島ではとても人気のある人だそうです。
ここで、とても珍しい貴重な植物Silver Sword(銀剣草)を初めて見ました。
花が咲くようになると2m程にもなるものもあるとか・・・。
2mほどになるまでには10年以上もこのような姿ですごし、小さな花をたくさん咲かせた後枯れるそうです。

マウナケアとハワイ島&ホノルル006


夕食にお弁当とお味噌汁をいただいて、高度に体を慣らしてから、いよいよ4,205Mの頂上に向かいました。 高度が高くなるにつれて眠気に襲われます。寝ると高山病になるから寝ないようにと言われると余計に眠くなります。オニズカ・センターから上は,しばらく舗装がしてない部分があって,途中から再び舗装道路になります。天体観測に支障をきたす埃をたてないためらしいです
マウナケアの山頂は、天体観測に絶好の条件に恵まれていることから世界中の天文台が集まり、現在は9ヶ国13基の高性能天体望遠鏡があります。その中に日本の国立天文台すばる望遠鏡も含まれています。

マウナケアとハワイ島&ホノルル007


今日のガイドさんはハワイ人のシェーンさんです。 
マウナケアはハワイの住民にとっては雪の女神の住む神聖な場所であり、故郷と考えられていて、そこに天文台を作るのは、山の神聖さを汚す行為だと考えている人も少なくは無いと聞きました。天文台群からほど近い第二の頂きには彼等の神聖な儀式を行う小さな神奉が置かれているそうです。昔は一般の人は登ることを許されなかった神の山に登れることを感謝しましょう。と話されました。

マウナケアとハワイ島&ホノルル008


マウナケア山頂で雲海へのサンセットを見た後は,日没後に少し下の星の観察場へ移動しました。ここでは車のヘッドライトや明るい照明は厳禁。トイレの照明も暗赤色です。天文観測の妨げになるからだそうです。あたりは闇夜で足元が暗くて何かにつまずき転びました。防寒具を二枚重ね着して氷点下の寒さの中での星空観察でした。おおいぬ座α星シリウス(Sirius)、オリオン座の大星雲、月面のクレーターなどをしっかり反射望遠鏡で見ました。
肉眼で見る三日月と反射望遠鏡で見る三日月は向きが違いました。反射望遠鏡なので逆に映るそうです。満月だったら気が付かなかったところでした。

肉眼ではオリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオンとを結ぶ冬の大三角形を確認しました。そして私の一番の感動は初めて見た淡い『冬の天の川』でした。
今日の走行距離は約200km。ホテルにはpm11:00頃戻りました。
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03/23 09:09 | 旅行
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