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夛田憲太朗展(2023.3.28~4.2)を終えて
夛田憲太朗展(2023.3.28~4.2)を終えて

2016年、2020年に続き、3回目の夛田憲太朗展を開催して頂きました。

≪展示作品≫
1 アメリカの古い家 F30
2 灯台 P30
3 廃船1 P15
4 廃船2 P20
5 廃船3 P30 
6 ウツギ F6 
7 シリパ岬 F12

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灯台
作品「灯台」

廃船
作品「廃船Ⅰ」

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シリパ岬
作品「シリパ岬」

アメリカの古い家
作品「アメリカの古い家」

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ウツギ
作品「ウツギ」

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廃船3
作品「廃船Ⅲ」

廃船2
作品「廃船Ⅱ」

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京都新聞(2023年4月1日)美術欄・ギャラリーに掲載された記事
夛田憲太朗展(揺=銀閣寺前町 2日まで)
海辺の灯台や漁船、切り立った岬などを描いた風景画。北海道で取材した景色が多く、多分に異国的な雰囲気を漂わせている。具象画であるのと同時に、自身の投影として情景を描いている趣も。(小吹隆文・美術ライター)
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≪展覧会を終えて・・・≫
個展で説明をしているといつも同じ発見があります。それは、あくまで自分のために描いた作品なのに、その中に承認欲求があることです。描いた作品は押し入れにしまってしまっても構わないと思っていても、結局人に見せてしまいます。気持ちを人と共有したいという思いが隠されていることに気づかされます。ただ、そこは素直で良いと思うので、今後は自分のため、人のため、それを一つにできるような作品を追求していきたいと思います(夛田憲太朗)
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日中は大賑わいでしたが、夕方には観光客も少なくなり、静けさを取り戻していました。(3月27日午後5時過ぎ撮影)
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「日本の道100選」に選定されている哲学の道は、哲学者の西田幾多郎氏など、文人が散策したことが名前の由来。若王子橋から浄土寺橋まで続く疎水沿い、全長2kmの散策路には、約400本のソメイヨシノなどが咲き誇る桜のトンネルが有名です。今年の満開時と夛田さんの展覧会が重なり、銀閣寺界隈は花見客で大賑わいでしたが、その喧騒からほんの少し離れたギャラリー揺の空間はとても静かで、作品を落ち着いてゆっくり鑑賞して頂けます。
夛田さんは会社員として多忙な日々を過ごしながら、時間を見つけて制作に励まれています。これからも意欲的に制作されることと思います。今後の新作を楽しみにしています。(ギャラリー揺 三橋登美栄)
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04/03 13:24 | 展覧会
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