美術作家 三橋登美栄
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瀬田界隈 2019.3.26
第479回「自然と語る会」(参加者24名) …………………………………………………………………………………… JR膳所駅9:16発→瀬田駅9:23着→萱野神社→長沢川→瀬田公園10:40着→びわこ文化公園→滋賀県立近代美術館(休館中)→わんぱく広場11:50着(昼食)→源内峠→波穂神社13:30着→芝原集落→龍谷大学14:40着→瀬田駅15:30着→膳所駅→帰宅 …………………………………………………………………………………… ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 枯草舟。緑色の草舟に変わった頃に再会できますように。(瀬田公園内) ![]() コブシは花の下に小さな葉が一枚つきます。「コブシの一枚葉」です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 春の陽気に誘われて4ヶ月ぶりに「自然と語る会」に参加しました。行先は瀬田界隈ですが萱野神社、長沢川、瀬田公園、源内峠、波穂神社、芝原。どこも初めてでした。ちょっと足を延ばして行ける所なので一人でも散策したいですが迷いそうです。 ご案内をありがとうございました。(三橋登美栄) スポンサーサイト
03/31 17:51 | 山歩き 第三回 一六一六展 (2019.3.19~24)を終えて
2016年 京都造形芸術大学 陶芸コース卒業生の陶芸作品グループ展です。 今回は「ひびく」をテーマに13名の個性的な作品が展覧会場に並びました。 《出品者 13名》 石田元子 井星はるか 梅香恵美子 梅本泰子 落合利男 川本修 越野良一 谷口和久 中澤文恵 中島秀 中村晃 長瀬真弓 野田華子 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「勝手にコメント」 1年前の第2回一六一六陶展の最終日。当日集まったメンバーで跡片付後、次回のテーマを決めることになり、いくつかの候補が上がった中で多数決によって最終的に「ひびく」に決まりました。 多数決とはいえ、この「ひびく」というテーマ。個人的には他のテーマを推していただけに、柄にもなく悩むことになりました。どのように表現すればよいのか、正にこのコトバの“響き”からどうイメージを膨らませて作品を作り上げれば良いのか、北海道に帰ってから格闘が始まりました。 ずっと以前に地元の山で採取した土や石がありましたが、使いこなす自信も無くそのままにしていました。でも造形大のスクーリングで学んだ「何でもやってみよう」というチャレンジ精神!?でゼロから作ることにしました。なかなか言うことを聞いてはくれない土でしたが、7割~8割の割合をベースにして、残りは卒制で使った粘土を混ぜてみました。釉薬は、砂鉄を含んだ黄色の石にホタテ貝の貝殻等を混ぜて作ってみました。 「ひびく」という言葉から、目には見えない他者との共感とか共鳴などの心の働き。他方、目に見える、いわば大地の物理的働きのひびくという二つの方向性を持った作品群を目指すことにしました。 今回このテーマで、どのくらい迫り表現できたのか分かりませんが、個性溢れる一六一六陶展のメンバーとの共感やこれからも共に刺激し合って行こうという気持ちを持つことができました。 個々人の作品の見せ方、ギャラリーに来られた方への説明話など、まだまだ考えて行く必要性も感じました。皆様お元気で!様々のご配慮をいただきつつ、会場を提供してくださったオーナー様に御礼申し上げます。来年のテーマは何でしょうか、楽しみにしつつ、またお会いましょう。 (川本 修) ………………………………………………………………………………………….. 「展覧会を終えて」 1年ぶりに一六一六展の方々に再会し、昨年の作品を思い出しながら、搬入・展示の様子を拝見しました。それぞれの陶作品からは、思いを込めて制作された熱意が伝わってきました。2年目の親しさも加わって話題は広がり、共に楽しい1週間を過ごさせて頂きました。来年もまた当画廊で良い展覧会を。と応援したくなる素敵なグループ展でした。ありがとうございました。(揺 三橋登美栄)
03/30 20:17 | 展覧会 京都造形芸術大学 通信教育部 陶芸 大学院生展 (2019.3.12~17)を終えて
《出品者 12名》 教授・清水六兵衞、青木一浩、井澤正憲、奥村由未、片岡和男、佐々木敬、 繁友孝一、高澤直樹、谷口文子、田村早織、松浦大、横山幸子(50音順) 当画廊で3回目の清水六兵衞先生と陶芸分野大学院生11名の展覧会です。 ![]() ![]() カラー(和名:海芋「かいう」)を土で表現しました。カラーの花弁の白を磁土の焼締めで表現し、芯の黄色を下絵具で強調しました。磁土の成形性に苦慮しましたが、磁土の白色には満足しています。 (佐々木敬) ![]() スカスカ感を出すことによって、人間の不安感や儚さや危うさを表現したかった。定型句の川柳を20年以上してきた私にとって、文字は重要で必然性のあるものです。その定型句を土で表現したらどうなるか。文字は一文字でも意味があるが、まとまれば言葉になる。それはまた違う意味を持ち始める。その文字や言葉が平面ではなく、フォルムを持つとまた違う力を持ち始める。既成のものをばらして再び構成しなおすと、そこは前のものとは違う新しい何かが現れる。(谷口文子) ![]() 炎が上に向かって燃える様子をイメージして制作しました。5つの炎を作りましたが、5つとも下から同時に作っていきましたが、難しかったです。(青木一浩) ![]() 古代人の素朴なアニミズム的感情を表現した。(繁友幸一) ![]() ![]() 磁土の態とその翳りの形(奥村由未) ![]() メルヘンの造形(繁友孝一) ![]() 切り取られた時間と空間を表現(井澤正憲) ![]() 二つの形の空間を介した関わり方、そこにはある種の緊張感が存在する。(教授・清水六兵衞) ![]() 感情移入を拒絶しています。(繁友孝一) ![]() ![]() 磁土の態とその翳りの形(奥村由未) ![]() 成型・釉薬調合・窯焚きと、いずれもおろそかにできないため青磁作品としてはまだまだ未熟です。 今年一年の研究成果としてご覧いただければ幸いです。(高澤直樹) ![]() 丸みのある五角形の側面を45°ねじった鉢。箱側面を45°ねじりました。側面をねじり折り返しました。(片岡和男) ![]() 命を生み 命を育み 土に還す。今後は地元の土を頂いて作陶したいと考えている。(横山幸子) ![]() 祈りを込めて、土をこねる。過酷な火の試練をのりこえた者だけが魂を得るのだ。(田村早織) ![]() ![]() 私たちは太陽の熱と光のおかげで存在している。太陽の美しい輝きとエネルギー(爆発現象「太陽フレア」)を表現したかった。(松浦大) ![]() 土をいただき 土と戯れ 土に感謝 ![]() 磁土の態とその翳りの形(奥村由未) ![]() 自宅の庭で育てたひょうたんは、驚くほど生命のエネルギーにあふれ、みずみずしく輝いていた。収穫した途端、時間とともに失われてしまうこの輝きを作品にとどめたいと思い、生命力を取り込んだ新しい瓢箪の器を模索している。そのような器が作れたら、両親の健康、長寿を願う『無病(六瓢)息災の宴』を催したい。(田村早織) ![]() 京都造形芸術大学ギャルリ・オーブでの大学院修了制作展と同時開催で、多くの方々にご覧頂き大盛会だったことを嬉しく思っています。(ギャラリー揺 三橋登美栄)
03/19 10:01 | 展覧会 |