美術作家 三橋登美栄
|
|
びわ湖バレイ 2014.9.6
第391回「自然と語る会」(参加者13名) …………………………………………………………………………………….. JR膳所駅8:48発→山科駅8:55着(湖西線に乗換え)9:02発→志賀駅9:36着(江若バスに乗換え)→ロープウエイ山ろく駅(ロープウエイに乗換え)→山頂駅→笹平→汁谷→夫婦滝の手前(昼食)→往路を帰る→山ろく駅14:40発(江若バスに乗換え)15:15発→志賀駅15:40発→山科駅(琵琶湖線に乗換え)→膳所駅→帰宅 …………………………………………………………………………………….. ![]() 志賀駅から見る比良山は雲がかかり、雨が心配です。 ![]() ツマグロヒョウモン雌(褄黒豹紋 チョウ目 タテハチョウ科) 野原や公園などに広く生息し、都市周辺ではヒョウモンチョウの中で最も見る機会が多いそうです。もともと南方系のチョウですが、幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べることから園芸植物にまぎれて広がりました。また、地球の温暖化もこのチョウの隆盛に一役買っています。後翅のへりが黒くなっていることで他のヒョウモン類と見分けられます。 ![]() ロープウエイで打見山(標高1,104m)の山頂駅に到着。 冬はスキー場ですが、夏は遊園地サマーランドの施設が広がり、ジップラインの説明を聞く人達で賑わっています。壁登り&壁の横歩きや笹平遊びの広場などもあります。 ![]() 打見リフト ![]() ![]() ゲンノショウコ キランソウ ![]() ![]() ヒカゲノカズラ胞子のう穂 キノコ ![]() ![]() ホツツジ ウメモドキ ![]() ![]() ヤブデマリ ヒメオトギリ ![]() トリカブト1 ![]() トリカブト2 ![]() ![]() シッポゴケ カスミサンショウウオの幼生? ![]() 山道 ![]() ![]() キノコ ハナビラニカワダケ? ![]() ![]() 天神橋 クマアナ川 ![]() 夫婦滝に向かって左手に渓谷を見ながら進みます。(この写真は振り返って撮影) ![]() ミゾホウズキ ![]() 滑車の音がするので見上げると、 森の中に張ったワイヤーを伝って滑るジップライン・アドベンチャーでした。 心配した雨に降られることもなく、トリカブトの鮮やかな美しい紫色を思い出しながら、 全員無事に来た道を戻りました。 スポンサーサイト
09/15 00:46 | 山歩き 八ツ淵の滝 2014.8.31
第390回「自然と語る会」(参加者14名) …………………………………………………………………………………….. JR膳所前8:10発(西部氏の車に便乗)→湖西道路→高島市・ガリバー旅行村9:20頃着→八ツ淵の滝登山口→大摺鉢→小摺鉢11:05着(昼食)→休憩後12:20発→往路を帰る→八ツ淵の滝登山口→ガリバー村のレストラン13:40着(ティータイム)→ガリバー旅行村発(西部氏の車に便乗)→西武大津店前で下車→帰宅 …………………………………………………………………………………….. 膳所駅前を出発して、センニンソウの白い花を見ながら湖西道路を走り、時々渋滞しながらも、路線バスよりも早く高島市のガリバー旅行村駐車場に到着。 ![]() 今日の目的地「八ツ淵の滝」は比良山系武奈ケ岳(ぶながたけ)(1214.4m)の中腹にある滝です。壮大で豪華な水のカーテンと周辺の景観の素晴らしさが評価されて、日本の滝100選の1つに選ばれています。この滝には、魚止めの淵・障子ヶ淵・唐戸の淵・大摺鉢・小摺鉢・屏風ケ淵・貴船ケ淵・七遍返し淵の8つの淵があります。いずれも、青磁色をした滝の水はきれいに澄んで、凄味のある美しさと清涼さを湛えています。 ガリバー青少年旅行村から遊歩道が整備されているので、野鳥や植物を観察しながら谷歩きが楽しめます。 但しネットの注意情報≪台風11号の影響により、大摺鉢より上流のコースは通行不可能となっていますのでご注意ください。(2014年8月12日現在)≫と掲載されていました。 私達は通行止めになっているコースを避けて、大摺鉢に向かって登ります。 ![]() ミヤマウズラ ![]() 「八ツ淵の滝」の案内図が立つ入口から入ります。 ![]() ヤマジノホトトギス1 ![]() ホツツジ ![]() 土砂崩れが多く見られます。 ![]() 山道が崩落しているところは、迂回して急な斜面を登ります。 ![]() アップダウンの荒れた道を進みます。 ![]() ヤマジノホトトギス2 ![]() 水量のある川を慎重に渡る登山者たち。私たちにはとても無理です。 近くの立看板には「武奈ヶ岳へ登山される方は、ここから川を渡り、広谷ルートをご利用ください。(増水時は渡らないでください)」と書かれています。 ![]() 大摺鉢(オオスリバチ) 60坪ほどの広さの摺鉢型。滝は傾斜した岩石の上をすべるようにして流れています。 ![]() 淵の大岩に彫られている「八徳」の元字は大正11年、現地を訪れた堀田知事が書き込んだものと言われています。 ![]() ![]() クルマバハグマ ![]() 岩登り とても無理かと思いましたが、鉄の鎖と金具の足場を使えば簡単に登れます。 ![]() この滝を見ながら昼食 ![]() 小摺鉢(コスリバチ) 四方を数個の大岩が取り囲む摺鉢状の淵。広さは大摺鉢の約10分の1で、透明なエメラルドグリーンの水に吸い込まれそうです。 ![]() ![]() キノコ ベニイグチ ![]() ![]() キノコ キノコ ![]() 視界が開けて琵琶湖が見えます。 ![]() ![]() 無事、登山口に戻って来ました。 ヤマボウシ ![]() シロオニダケ このコースは初体験で八ツ淵のうちの2つ、大摺鉢と小摺鉢を見て十分満足しました。 と思ったのですが、この会の先輩たちの会話「15年か20年位前に語る会から来たな~。 高島から武奈ケ岳に登る山道は変化に富んで、滝の水を見ながら夏は涼しくて、ええコースやな~」と聞くと、私も来たことがあるような気がするのですが、山道は全部同じに見えるので、思い出せなくて本当に残念です。忘れてもまた行きたくなるのが自然の魅力です。
09/02 23:56 | 山歩き |