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田上山・大谷河原 2012年8月21日
田上山・大谷河原 2012年8月21日
第349回「自然と語る会」田上山・大谷河原に参加しました。(参加者17名)
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JR膳所駅8:30発→石山駅8:34着(帝産バス・アルプス登山口行きに乗り換え)8:55発→アルプス登山口9:20着→御仏河原→大谷河原(昼食)→往路を戻る→登山口からメンバーの車に便乗14:15→帰宅15:00頃
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帝産バスのアルプス登山口より歩き始め、富川道から大谷河原に向かって登り始めます。

登山道1
一週間前に京都府南部宇治市と大津市南部を襲った集中豪雨のため、コンクリートや止め木は流されて、登山道は大きく壊れています。

登山道2
土砂が流れた登山道は大きな窪みができ段差が大きくて短い足が届かない所や、路肩が崩れて道幅が狭くて落ちそうに怖い所もあります。

登山道3
ゴロゴロ石の両側は、ウラジロの柔らかい緑が美しいです。

御仏堰堤
御仏堰堤 (高さ4.3m、堰長9.6mの滋賀県最古の明治20年〈推定〉に造られた空石積み堰堤)

御仏堰堤アップ
御仏堰堤のアップ。
水が流れ落ちる石の表面には丸い凹みが見え、120数年間の水流の力に歴史を感じます。

ミミカキグサ1
ミミカキグサ(耳掻き草 タヌキモ科)
湿地に生える多年草の食虫植物で、高さ5~15cmになり、上部に直径3~4mm程の黄色の花をつけます。花のあとの果実が耳かきに似ていることから名前が付いています。地中に白い糸上の地下茎を伸ばし、捕虫のうで地中の小動物を捕虫します。

ミミカキグサ2
水中から伸びるミミカキグサ

ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ(八丁蜻蛉)の雄。(これは2年前の写真で、今年は撮影失敗)
日本一小さなトンボとして知られ、世界的にも最少の部類に属します。成虫の体長は雄で20mm、雌で18mmほどで極めて小さいです。雄は成熟すると鮮やかな赤色となり、雌は、茶褐色です。ごく浅い水域が広がっているような環境を好み、5~9月に出現します。
2年前は沢山飛んでいたのに、今年は2匹しか見つかりませんでした。(絶滅危惧種)

ヒナノカンザシ
ヒナノカンザシ(ピンボケです)

キマワリ
キマワリ(ゴミムシダマシ科)

フタバムグラ
フタバムグラ

今日の目的地・大谷河原に到着して、木陰を選んで手作り弁当の昼食です。食事中はシオカラトンボやオニヤンマが私達の周りを飛び回ったり、近くに停まったりします。

サギソウ
サギソウ  2年前より随分少なくなりました。

ヒツジグサ
ヒツジグサ

ヒルムシロ
ヒルムシロ

心配していた雷にも撃たれず、夕立に合うことも無く、全員無事下山しました。
次回の「語る会」の貴船・鞍馬山行きが楽しみです。 また、よろしくお願いします。

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08/24 10:39 | 山歩き
伊吹山頂 お花畑 2012年8月6日
伊吹山頂 お花畑 2012年8月6日
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JR西日本膳所駅7:43発→石山駅で新快速に乗り換え→米原駅でJR東海に乗り換え→関ヶ原駅着(膳所駅から関ヶ原駅乗車にICOCAは使えません) 名阪近鉄バス関ヶ原9:15発→伊吹山頂駐車場10:05着→西遊歩道コース→山頂で昼食→東遊歩道コース→伊吹山頂駐車場12:30発→関ヶ原13:10着 JR関ヶ原駅13;26発→米原駅で乗り換え→石山駅で乗り換え→膳所駅14:41着→帰宅
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伊吹山(標高1,377m)は琵琶湖の東、滋賀県と岐阜県の境にあります。石灰岩地帯に属し、周辺に高い山がないことから四季を彩る美しい山容が広く愛され、1964年に日本百名山の一つとして選ばれました。日本海の若狭湾と太平洋の伊勢湾を結ぶ風の通り道の壁になるため大陸から日本海を渡る湿った強い風が変化に富んだ独特の気候を生みます。伊吹山の8月平均気温は18.1℃と涼しく、清涼感を堪能できます。伊吹山名物の霧や雨の恩恵で約1,300種の植物や百花繚乱のお花畑が育ちます。

山頂駐車場には自家用車や、観光バスが多数駐車して賑わい、年配のツアー客とも一緒になり、細い登山道はかなり混雑しています。
今日は「自然と語る会」からではなく三橋ファミリーの夏休みで、夫と息子家族と娘家族合わせて8人(息子は仕事の為不参加)で伊吹山お花畑散策です。幼稚園年長組の孫(男子)はカーブの多い坂道でバスに酔ったのか「しんどい~ィ」と訴え少し休憩してから登り始めますが、小学校4年生(女子)の孫はすぐに、「もう、疲れた~」「いつ帰るの?」と言い出します。日頃、山歩きをしないので、登り始めは身体が重たく足が前に進まないところを「頑張ろうね!」と励まし、ゆっくり登ります。

メタカラコウ
メタカラコウ

予想どおり、この時期はスズメバチ (7月~10月で9月頃が最も攻撃的になるようです) が多く、登山者の周りを飛び回ります。果物や香水に敏感で、黒色に対して攻撃しますから、日よけを兼ねて白いタオルなどで頭を覆い帽子を被ると良いそうでが、アウトドアーショップ店頭で、虫除け帽子を見ました。

イブキトラノオ
イブキトラノオ

コオニユリ
コオニユリ
高山植物の花の名前を孫に説明しますが、あまり興味は無さそうです。

ベンケイソウ
ベンケイソウ

メタカラコウ群生
頂上手前のメタカラコウ群生地

伊吹山頂
伊吹山頂で記念撮影
平日ですが夏休み中のこともあり、私達のような家族連れも多く、頂上は大勢の人達で賑わっています。
比較的人の少ない場所を選び、少し早いランチタイムで手作りオニギリ弁当を美味しく頂きました。
昼食後、ポツッ、ポツッと大粒の雨が降り始める空模様を心配しながら、距離の短い中央遊歩道コースではなく、距離の長い東遊歩道コースを選び歩き始めました。昨日、小学校2年生の孫(女子)が夕焼け雲を見ながら「雲の上を歩きたいな~」と言っていたのを思い出しながら、今は伊吹山頂の雲の中を歩いています。眼下に見えるはずの琵琶湖や養老山脈、濃尾平野、アルプスの山並も雲の中です。

お花畑
西遊歩道コースより東遊歩道コースのお花畑の方が、広範囲に高山植物が綺麗に咲いていて、見応えがあります。

シモツケソウ
シモツケソウ

ヤマアジサイ
ヤマアジサイ

ノリウツギ
旬のノリウツギが美しいです。

クガイソウ
クガイソウ
石灰岩が露出していて歩きにくいコースですが、下り坂なので孫たちの足取りは軽く、おしゃべりしながら歩いている間に予定よりも早く山頂駐車場に下りてきました。
イブキトリカブト、イブキコゴメグサ、キンバイソウなど、その他の気になる高山植物を見落とし写真撮影もできず残念でしたが、とても楽しい山歩きでした。

私の息子と娘が小学生の頃に、同じ様に伊吹山頂お花畑を一世代前の三橋ファミリー10数名で散策したのは今から30年くらいも前のことです。娘はほとんど記憶に無く、この夏に自分の娘を連れて伊吹山頂にやってきました。3人の孫たちも今日の伊吹山の事はほとんど忘れ、また30年後に次々世代ファミリーとお花畑を散策するでしょうか? 地球環境の変化が激しい現代、伊吹山固有種など貴重な高山植物が私達の子孫の代になっても絶滅の危機に追い込まれず、百花繚乱のお花畑でありますように願っています。


08/09 18:08 | 日々
信州白馬山麓 2012年7月22日~24日
信州白馬山麓 2012年7月22日~24日
第348回「自然と語る会」白馬山麓に参加しました。(参加者17名)
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[一日目] JR石山駅北口6:00発のチャーターバスに神領から途中乗車→瀬田東IC→養老SA7:40発→小牧JC→駒ヶ岳SA9:55発→岡谷JC→豊科IC10:50→道の駅まつかわ11:05着→姫川源流自然探勝園12:00→園内散策して昼食→白馬五竜→とおみ駅(標高818m)13:50着→白馬五竜テレキャビン(ロープウェイ20分間)→アルプス平駅(標高1,515m)→五竜高山植物園→ロープウェイで下山→エスポワールみさわ(宿泊)
[二日目] 6:30出発→栂池高原7:00→栂池ゴンドラリフト(イヴ)→栂の森駅→栂大門駅→(栂池ロープウェイ)→栂池自然園駅→白馬大池方面に向かってトレッキング→銀嶺水(中腹)辺りで引き返す→栂池自然園10;40→園内を散策・昼→ビジターセンター15:40→ロープウエイ16:40発で下山→エスポワールみさわ17:20着(宿泊)
[三日目] 6:30出発→八方駅(標高773m)→ゴンドラリフト(アダム)→兎平(標高1,400m)→アルペンリフト→黒菱平(標高1,680m)→グラートリフト→八方池山荘(標高1,830m)7:50着→トレッキング開始→八方池(標高2,060m)10:00過ぎ→リフトとゴンドラで下山11;45着→道の駅小谷12:30着、温泉・深山の湯に入浴後、昼食→糸魚川IC14:15→小矢部川SA16:20発→賤ヶ岳SA18:40発→石山駅20:00着(神領で途中下車)→帰宅
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≪22日≫
夜明け前4:00に起床、自宅を5:20に出発。石山駅北口6:00集合出発のチャーターバスに神領から途中乗車。雨が降りだす不安定な天気を気にしながら、トイレ休憩や昼食用お弁当を購入して私達のバスは順調に走り、予定通り最初の目的地の姫川源流自然探勝園に到着します。

荒神社
荒神社前を通過

ナルコユリ
普通サイズより2,3倍は大きいナルコユリ。

草茂る
下草の緑に覆われて、爽やかな自然の風が心地良いです。

姫川源流
姫川源流は美しい水辺の環境により昭和60年、日本の名水100選にも指定され、地域保存会によって整備されています。北アルプスの懐の小さな平坦部に、地中から絶えることなく湧きだす水。この水がやがて一筋の流れとなり、大地を潤す「姫川」へと姿を変えて行きます。バイカモの白い花が咲く澄んだ水を見ながら散策して、園内のあずまやで昼食を摂ります。

バスで移動し、次の目的地は小遠見山ですが、空模様が思わしくなく、トレッキングを断念して、白馬五竜高山植物園に入園します。標高1,515mのアルプス平、約3haの広大な敷地に、約150種類50万株の珍しい高山植物の花々を観察することが出来ます。

オキナグサ
綿毛が輝くオキナグサ

ジプソフィラ
ジプソフィラ

青いケシ
メコノプシス・グランディス(青いケシ)
ヒマラヤの標高4,000mに自生する、この美しいブルーの花に出会った時は「涙がこぼれるくらい感動した!」と画家の友人が言っていました。

青いケシ2
メコノプシス・グランディス(青いケシ)

カライトソウ
カライトソウ

エーデルワイス
エーデルワイス

イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ

クモマグサ
クモマグサ

コマクサ(ピンク)
コマクサ(駒草 ケシ科 コマクサ属)
「高山植物の女王」と呼ばれるコマクサ。他の植物には生育が難しいような砂漠や荒涼地にもたくましく耐え、可憐な花を咲かせます。その美しさを支えるのは、地中深く伸びたしなやかな根。地上部の5倍以上の長さにも達しています。やがて土地の養分が豊かになると、他の植物に譲り、別の地へと群落を移していきます。

コマクサ(白)
コマクサ(白)

ショウマとニッコウキスゲ
ショウマとニッコウキスゲが広がります。
小雨に降られながらの観察ですが、水滴を含む植物は生き生きと美しく、風景は遠く霧に霞み、味わい深いです。

グンナイフウロ
グンナイフウロウ 花殻の形は自然のオブジェ作品です。

ウルップソウ
花は終わってしまったウルップソウ

コマクサ(濃赤)
珍しい色のコマクサ(濃赤) 

シコタンソウ
シコタンソウ

イワベンケイ
イワベンケイ

プリムラ・ビアズリー
プリムラ・ビアリー

人の手で植え込まれ管理されている植物園なので、海外や遠方の珍しい植物も数多く見られ、立札の名前を確認して新しい発見をします。ここでの新しい植物との出会いをきっかけに、原産地探訪を計画して夢を広げたいものです。
ロープウェイで下山して、今日の宿泊所「エスポワールみさわ」に到着し、入浴後に頂く郷土料理は、美味しい手料理で、分量も丁度良くてトレッキングの疲れも消えます。

夕食(22日)
夕食後は、私達5人部屋に全員(17名)が集まってミーティング。と言っても自然の植物について語る人は誰も居ず、日常のアレヤコレヤ飛び跳ねる話題で大笑い!の夜でした。その夜、皆さんはぐっすり寝られたでしょうか?

≪23日≫
5:00起床、6:00朝食、6:30出発
曇り空ですが、昨日よりは雲が薄く山並が少し見え隠れしているので、今日は昨日より良く見えることを期待します。

オカトラノオ
「エスポワールみさわ」の向かいの宿泊所に見事にオカトラノオが咲いていました。
スキー客で賑わうこの辺りは、夏場は客が少なくて静かに植物が出迎えてくれます。

エスポワールみさわ前
「エスポワールみさわ」前で全員集合
徒歩で栂池高原駅まで行き、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで自然園駅まで上がります。
ロープウェイの窓からオオシラビソの球果(マツボックリ)が枝の頂上に付いているのが良く見えます。この地域では昔から「つがの木」とよばれており、自然園の湿原全体を「池」となぞらえて「栂池」という名前になったと言われています。
標高差は約1,000mもあるので、ロープウェイを降りた時は足元がおぼつかなくてフラフラします。しばらくすると順応して普通に歩けますが、私だけの体験でしょうか?

オニシモツケ群生
オニシモツケ群生

トリアシショウマ
トリアシショウマ

オオウバユリ
オオウバユリ
栂池山荘前で身支度を整えて、いよいよ天狗原(2,200m)を目指してトレッキングを開始(7:20)。昨夜の雨のため、山道はぬかるみ、ゴロゴロ石に気を付けながら進みます。早くも下山する人達は、「アイゼンを付けて雪渓を幾つも渡ってきて、怖かった!」と言われますが、私達はそこまで登りません。

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

ズダヤクシュ
ズダヤクシュ(喘息薬種 ユキノシタ科 ズダヤクシュ属 多年草)
9:30頃に中腹の銀嶺水付近まで登りましたが、小雨が降り始めて体調不良者もあり、天狗原は諦めて引き返すことになりました。

栂池山荘まで戻り、栂池自然園に入園します。
ここは園内一周、展望湿原まで約5.5km、ゆっくり歩けば約3時間30分かかるくらい広い高層湿原です。
ヤヤカマド
ナナカマド

栂池自然園入口
栂池自然園入口で全員集合写真

オオバユキザサ
オオバユキザサ

イワカガミ
イワカガミ

石ころ道
雨の後で、ぬかるんだ石ころ道が続き滑りそうな所があります。

ザゼンソウ
ザゼンソウ

イワイチョウ
イワイチョウ

雪渓
時々雲の切れ間から現れる雪渓を見ながら、お弁当を食べます。

ハクサンチドリ
ハクサンチドリ

モミジカラマツ
モミジカラマツ

ミズバショウ
ミズバショウ

クロツリバナ
クロツリバナ

オオヒョウタンボク
オオヒョウタンボク

風穴
風穴
太古の火山活動の名残と言われています。夏でも岩の間に残雪が見られ冷たい空気が吹き出してとても涼しく、ミズバショウの花が最後まで残るのもこの風穴の辺りです。夏のトレッキングの休憩にも嬉しい、真夏でも8度C以下の冷気が心地良い天然のクーラーです。

タケシマラン
タケシマラン

ベニバナイチゴ
ベニバナイチゴ

キヌガサソウ
キヌガサソウ

ハリブキ
ハリブキ

シナノキンバイ
シナノキンバイ

シラネアオイ
散りぎわのシラネアオイ 
30分前には咲いていたそうです。

マイズルソウ
マイズルソウ

カラマツソウ
カラマツソウ

オオバミゾホウズキ
オオバミゾホウズキの群生

雪渓と霧
雪渓と霧
お天気が良ければ、雄大な北アルプスの絶景「白馬大雪渓」が広がるはずですが、雲に覆われています。

サンカヨウ1
サンカヨウ

サンカヨウ2
サンカヨウ

雪渓2
雪渓を注意深く渡ります。

クロトウヒレン
クロトウヒレン

エンレイソウ
エンレイソウ

浮島湿原
浮島湿原
大きく開けた湿原中央に小さな池があり、その中に丸い浮島が頭を出している様子が湿原の名前の由来です。

ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ

夕食(23日)
夕食(23日)
うっかり食べかけてから、撮影しました。

≪24日≫
昨日と同じく5:00起床、6:00朝食、6:30出発。
バスで八方駅へ行き、ゴンドラリフトで兎平へ、アルペンリフトで黒菱平へいきます。

リフト
4人乗りリフトは地面との高さが1.5m。気分爽快で足元には種類豊富な高山植物が咲き乱れています。
これで白馬三山が眺められたら、どんなに素晴らしいでしょう。
もう一つリフトを乗り継いで八方池山荘に到着。ここよりトレッキング開始です。

エゾシオガマ
エゾシオガマ

ハッポウウスユキソウ
ハッポウウスユキソウ
黄色く丸い部分が小さな花の集まりになっていて、茎の上部の葉が白く綿毛をかぶって全体が1つの花のように見えます。葉が斜め上に伸びているのが特徴で、ミネウスユキソウより葉が細かい点で区別できます。

ハクサンボウフウ
ハクサンボウフウ

クルマユリ
クルマユリ

シモツケソウ
シモツケソウ

中学生
ゴロゴロの岩道で中学生団体に道を譲ります。この岩は蛇紋岩で、本来地表に現れませんが、八方尾根は雨や強い風を受ける環境により、地表に現れている珍しいエリアです。蛇紋岩は粘土質のためにもろく崩れやすいので、ゴロゴロした道になっています

白山とヤマブキショウマ
白馬とヤマブキショウマ

白馬三山と雲
白馬三山
八方尾根は北アルプス(飛騨山脈)の北に位置し、白馬連峰の唐松岳から四方八方に尾根が伸びていることから、八方尾根と名付けられました。一帯を望む山々は日本百名山の11峰が見渡せるそうですが、生憎厚い雲に覆われて見えません。時折、雲の切れ間から、白馬三山(白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳)の頂上や稜線が少しだけ姿を現し、慌てて撮影しました。

オオコメツツジ
オオコメツツジ(大米躑躅 ツツジ科)
落葉低木、花冠は径約1,3cm。名は、小さい花に由来しますが、主として太平洋側に分布するコメツツジに比べて葉がやや大きいことから、「大」がついています。

イワシモツケ
イワシモツケ

オヤマソバ
オヤマソバ

タテヤマウツボグサ
タテヤマウツボグサ

ハッポウタカネセンブリ
ハッポウタカネセンブリ
淡紫色で濃い紫色の斑点が有り、7~10mmほどの可愛い花です。葉の大きさは2~3cmで柄が無く、背丈が10~40cm。

ワタスゲ
ワタスゲ

ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ

ユキワリソウ
ユキワリソウ
ハクサンコザクラとユキワリソウは良く似ていて区別が難しいです。

ムシトリスミレ
ムシトリスムレ

ホソバツメクサ
ホソバツメクサ

タカネバラ
タカネバラ

チシマギキョウ
チシマギキョウ

シルエット
稜線を歩く人のシルエットが影絵のようです。

チングルマ
チングルマ

キバナノイカリソウ
キバナノイカリソウ

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ

リフト
リフト 
思い出を乗せて、リフトで下山します。

思い返せば、40年位前に八方尾根スキー場に友人と、30年位前に栂池スキー場に家族と来ました。
現在60代の私が白馬山麓でトレッキングできる事は素晴らしい事だと思います。私より年上のリーダー人見さんは「あと10年は大丈夫!」と力強く宣言。有能多才でまとめ役の大西さんのチェックに守られて、「自然と語る会」の活動は続きます。そして最後に近江鉄道バスのお馴染みドライバー米澤さんの安全運転のお陰で全員無事帰って来ました。来年もよろしくお願いいたします。



08/01 10:06 | 山歩き
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