美術作家 三橋登美栄
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大文字山 2012年1月31日
「自然と語る会」 第337回「大文字山」に参加しました。(参加者13名) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ JR膳所駅8:48発→山科駅集合9:00→毘沙門堂→大文字山頂上→大文字送り火の火床(昼食)銀閣寺→法然院→哲学の道→南禅寺→八千代で休憩→地下鉄蹴上駅→山科駅→帰宅 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ![]() 毘沙門堂本殿に寄り参拝します。 ![]() 境内の樹齢百数十年の枝垂桜は、しなやかに伸びる細い枝が美しいです。 ![]() 桜の花を待つ厳しい寒さの中では、南天が主役に代ります。 鮮やかな赤い実をたわわに付け、暗赤紫色の葉と共演して魅力的です。 四季を通じて登山者が絶えない大文字山は、いろいろなコースから登れるので分岐点が多いです。最初の分岐点では大木に直接書かれた「大文字」の字を見て左折して登り、尾根に出たところの不安な立札を右折して進むと京都トレイルの標識が立てられ、ここからはA-12を右折、A-14を左折と安心して進みます。 ![]() 大文字山山頂(標高466m) 木の間から南側の展望が開けます。 登山道の道端には「松くい虫(マツノマダラカミキリ、カシノナガキクイムシ)くん蒸駆除作業中です。ビニール等にふれないでください。」のシールが貼られ、ビニールに包まれた枯れ木があちこちに散在しています。昨年の東北被災地から贈られた木々のトラブルが甦るのですが、この枯れ木を大文字の送り火に燃やす案はどうでしょう? ![]() 大文字火床からの京都市街の眺望は何度見ても素晴らしいです。 遠く愛宕山山頂には雪が積もり、雲の切れ間から時折陽が射すと、市街は美しく輝きます。 ![]() 下山途中、突然小鳥の大群が鳴きながら大移動するのに出会います。枯葉のように写っているのが飛び去る小鳥達です。 ![]() 後日、語る会の大西さんからこの写真と『この鳥の名前は「アトリ」と思われます。』の情報が届きました。 ![]() 千人塚の横に、樹冠を綺麗に広げているスダジイの大木があります。 ![]() タマミズキ 冬山で遠方に赤色を見つけると、タマミズキの赤い実のことが多いです。 ![]() 影法師 哲学の道を一列に並んで歩いている右端が私です。南禅寺の料亭・八千代で休憩後、地下鉄・蹴上駅から山科に戻り、買い物をしてから帰宅しました。 今日も楽しい一日をありがとうございました。 《付録》 今日のコースを忘れないよう翌日に復習する予定でしたが、荒天のため5日後(2月5日)に同じ行程を6人に案内しました。天候やメンバーが変わると、山の印象も随分変わります。今年は山歩きを楽しむ回数が増えて嬉しいことです。 スポンサーサイト
02/09 00:12 | 山歩き |