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マルタ・モンカーダ展(2011.10.18~23)を終えて
マルタ・モンカーダ展(2011.10.18~23)を終えて

マルタ・モンカーダ展
Marta Montcada(マルタ・モンカーダ)さんは絵画、銅版画、デッサン、彫刻を手がけるバルセロナ生まれのカタルーニャ人(スペイン)の造形美術家です。

展示作品
・マルタ・モンカーダのコーヒーカップ、版画、帆布染め、帆布バッグ他、多数
・アントニ・タピエスの版画 数点
・J.J.タラッツ(アントニ・タピエスの先輩)の版画
・ビセンタ・ネバドの絵画

玄関展示
玄関展示

板間展示
板間展示

・アントニ。タピエス 版画
アントニ・タピエス(版画)

アントニ・タピエス版画
アントニ・タピエス(版画)

アントニ・タピエス版画
アントニ・タピエス(版画)

J.J.タラッツ
J.J.タラッツ(版画)

ビサンタ・ネバド
ビセンタ・ネバド(パステル、アクリル)

和室展示
和室展示

ナルタ・モンカーダ
マルタ・モンカーダ(平面作品)
日本大好きのマルタさんは、日本家屋の丸窓に興味があり、10年ぶりの京都での展覧会ということもあり、京都のイメージが重なった新作品です。日本語の上達も早く流暢に話されて、日本の文化を始め、マナーの習得や心配りなどは、見事に日本風です。

庭展示
庭展示
アクリル絵具でペイントした帆布を、ガレージの梁に掛けて石畳の上まで長く広げて展示。揺の庭は、情熱的なスペインのオレンジ色の太陽とバルセロナの澄んだ青空に変わります。

ジュシカ・グランペール1
展覧会初日のOpening Partyには、ジュスカ・グランペールの友情出演で、情熱的で、しなやかな演奏に来廊者は楽しく盛り上がっていました。
Jusqu'à Grand -père(ジュスカ・グランペール)はギターの高井博章氏とヴァイオリンひろせまこと氏による京都出身のインスト・アコース ティック・デュオです。共に白髪になるまで続けて行きたいという気持ちをこめてフランス語でジュスカ・グランペール(おじいさん になるまで)と命名。現在、TVCM:SK2のCM曲として、ジュスカ曲ダンサソウルが全国放映中です。

ジュシカ・グランペール2
マルタさんのパートナー:広瀬パウロ氏の企画・プロデュースで、当画廊をスタートに11月1日~6日瀬戸内市立美術館「バルセロナ・コネクション展2(岡山県牛窓)、11月8日~12日玉島みなと国際芸術彩2011(岡山県倉敷市)での展覧会が開催されます。こちらもどうぞご覧ください。


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10/26 00:07 | 展覧会
鈴木 葵 展(2011.10.11~16)を終えて
鈴木 葵 展(2011.10.11~16)を終えて

和室展示
室展示風景  
小さな濃青の実を結ぶビバーナムティナスは作家のご兄弟からのプレゼントで、床の間に大きく鎮座します。

展示作品(平面作品7点)
1 作品「ふる1」     
2 作品「ふる2」
3 作品「ふる3」
4 作品「ふる4」
5 作品「ふる5」
6 作品「ふる6」
7 作品「ふる7」

京都市左京区静市にアトリエを持つ鈴木葵さんは、ご当地の名水を汲み、中国の墨を磨って、中国の手漉き紙を前に「ふる」に対峙して制作が始まります。

作品「ふる2」
作品「ふる2」
震る(ふる)は、大地が揺れうごき震動する意味です。
東北大震災の巨大なエネルギーを心に受け止めて、割れ目から「それぞれの象」が見え隠れする過程は緊張に心が震えます。

作品「ふる3」
作品「ふる3」は人エ衛星打ち上げのイメージ

作品「ふる4」
作品「ふる4」は人エ衛星帰還のイメージ

作品「ふる5」
作品「ふる5」

作品「ふる6」
作品「ふる6」
鈴木さんとは2009年12月にスペイン・ヘローナで開催された「日本現代アーティスト展」に一緒に参加しました。その時の思い出のスペインの砂粒は、東北の大地を揺さぶる巨大なエネルギーに押し流されて過酷な運命に呑み込まれて行きますが、残された明るい画面からは、再生の兆しを予感させるところに作家の気持ちが込められています。

庭展示
庭は、陶器作品で賑わっています。
《賛助出品(黒士会) 潮 桂子、河野嘉宏、神山 勝、斎藤わか子、林 民和、村井裕美子》


10/24 08:45 | 展覧会
堀田淳一 展(2011.9.27~10.9)を終えて
堀田淳一 展(2011.9.27~10.9)を終えて

2009年春の堀田淳一展「桜」以来、当ギャラリーでは2回目の個展です。
前回とはテーマも技法も異なり、見方によって様々に表情が変わります。遠くからは近寄りがたい個性的なフクロウですが、近寄って細部の質感の複雑さを見ると抽象絵画に変わり、側面から見ると凹凸か消えて平面絵画がシンプルに現れます。具象から抽象に、レリーフ状の立体から平面にと、観賞の方法を変えて様々に楽しめます。異なった側面からの思考の大切さを見つけました。これは観賞眼の問題であり、画廊空間の課題だと感じました。

展示風景1
展示風景1

展示作品(平面作品15点)
1 月と寝る   
2 閑
3 寛ぐ
4 鎮る
5 梟の五郎
6 醒
7 愛
8 凝
9 梟寿
10 夜更け
11 満
12 凝々
13 伸
14 黄色い街
15 梟朗

鎮る
作品「鎮る」

梟の五郎
作品「梟の五郎」

醒
作品「醒」

凝
作品「凝」

展示風景2
展示風景2

展示風景3
展示風景3


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展覧会終了後に堀田さんから届いた文章です。

パンリアル美術協会会員で、創立会員の一人、
下村良之介氏が率いた安藤康行氏などの時代の最後のパンリアル日本画家と思える。
新旧会員の間(はざま)に立ち、気苦労を餌に梟(不苦労)を描く。
居場所はどこだと暗闇に羽音をたてる。
来年はパンリアル70回展とやら。
鬼は笑って梟は鳴く(泣く)          
                               堀田淳一
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美術ライター小吹隆文氏の新聞掲載記事です。

京都新聞10月8日朝刊(美術欄)
堀田淳一展
建材の珪藻土を用いて深い凹凸の線描を施した後、岩彩で着色した絵画作品。今回のテーマは月夜のフクロウだ。画面は素焼きの陶器のような質感を帯び、装飾性としても機能する凹凸が存在感を際立たせている。

10/16 21:50 | 展覧会
山本山・賤ヶ岳 2011年9月28日
山本山・賤ヶ岳 2011年9月28日

「自然と語る会」 第330回「山本山 賤ヶ岳」に参加しました。(参加者14名)
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JR膳所駅8:01発→石山駅8:04着(乗り換え)8:09発→JR北陸線河毛駅9:18着→コミュニティーバスとタクシー2台に分乗して山本山登山口着10:00→山本山頂上(325m)10:50→途中で昼食→賤ヶ岳リフト乗場15:05→賤ヶ岳頂上(421m)→リフトで下山16:00過ぎ→徒歩→JR木ノ本駅17:14発→帰路
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宇賀神社
宇賀神社の奥にある山本山登山口から急な階段を登って山頂に向かいます。山本山は11月中旬に北海道を経てやって来るオオワシの観察で有名です。

山本山頂上から1
山本山頂上から琵琶湖に浮かぶ竹生島が良く見えます。

山本山頂上から2
爽やかな秋の風にススキの穂が揺れます。

ハギ
ハギ

ホツツジ
ホツツジ

ナナカマド
ナナカマドの赤い実

ガマズミ
ガマズミの赤い実

キノコ
キノコ

木漏れ日
木漏れ日が丸いのは「太陽の像」です。
地面に映っているのは「枝の影」ではなく、枝葉のすき間を「ピンホール」として、ピンホールカメラ(針穴写真機)の原理で地面に映し出されたのは「太陽の像」です。日食の日に木漏れ日を見ると地面には欠けた太陽が一杯映ることになります。その場に木漏れ日をつくるような木がなかったら、両手の指を直角に重ね四角いすき間を作って地面や紙に映すと太陽の像が見えます。

クモの巣
クモの巣

ツルリンドウ
ツルリンドウ

山道の途中に何カ所も国指定史跡・古保利古墳群(旭山古墳群)の表示板があります。
5年前に来た時は、埋蔵文化財の調査中だったのか発掘現場用のブルーシートで覆われていたのを思い出しました。

アカマツ林
アカマツ林
この山道は明治27年頃から昭和37年まで、片山の児童が現在の古保利小学校へ山越えで通学した道です。

琵琶湖
ところどころアップダウンの険しい尾根道を進んで行くと、広く視界が開けて輝く琵琶湖が大きく現れます。ここから眺める風景は慌ただしい現代を忘れて、いにしえの時代にタイムスリップできる素晴らしいスポットです。

山本山
賤ヶ岳頂上より、今日歩いてきた山本山を見下ろして達成感を味わいます。多い蚊に悩まされましたが良い山歩きを体験しました。リフトで賤ヶ岳を下山して、徒歩で木ノ本駅まで辿り着き、無事に参加者全員揃ってJR木ノ本駅から乗車して帰路に着きました。
皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。


10/10 09:58 | 山歩き
加賀城 健 展(2011.9.13~25)を終えて
ギャラリー揺 シリーズ企画「間」3
加賀城 健 展(2011.9.13~25)を終えて

テント 化心
展示作品
1 テント-放心    
2 テント-分心 
3 テント-化心
4 Color Layer(茶)
5 Color Layer(青)
6 Color Layer(赤)
7 Color Layer(黄)

庭のあるギャラリーなのに、テント3張りを庭ではなくて室内(畳の間と板間)に窮屈に設置。その違和感や意外性は意表を突きますが、この驚きは夢と楽しさに繋がります。
子どもでなくてもテントの中に入ってみたくなります。テントの天井は星空に、床は大地に、室内は大自然の山々に変化して、現実はテント内の小さな空間なのに、一変して大きな夢が自由に広がる展覧会です。

テント3張り
白生地をテントに仕立ててから、その時の気分で動き廻って刷毛で染め、次にバインダー(樹脂顔料)を指先に付けて下書き無しに自由に描き進めます。作家のその日の心と身体の記憶として染色や脱色により布に刻み込み、作品が仕上がります。

テント内部
子どもの頃に体験した秘密基地の玄関のようなテントの入り口です。

Color Layar
伸子(しんし)2本で立体に仕立てられた2枚の布は庭に展示。
木漏れ日や雨や風を受けて、作品の表情は深まり限りなく変化します。

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以下、美術ライター・小吹隆文氏の記事を紹介いたします。

京都新聞9月17日朝刊(美術欄)掲載記事
加賀城健展――内面性導入図る異形の染色作品
伝統的な染色工芸の世界では失敗とされるブレやボケをあえて生かしたり、のりや脱色剤で絵画的な効果を作り出すなど、柔軟な発想で染色表現の可能性を広げている加賀城健。
近年も、バインダー(樹脂顔料)でドット柄を描いたり、アップリケをコラージュ的に用いて新展開を模索しているが、現在開催中の個展では、テンション(張力)をキーワードにした二つの展開が見られる。庭に展示されている作品は、染め布を干す際に行う「伸子張り」から着想したものだ。一つの作品には複数の染め布が重ねられており、収縮率の差により下の布がほんの少しのぞく姿が美しい。加賀城はピンと張った布地に染色特有の美を感じたという。そして、伸子張りからさらに発想を広げたのが、室内にあるテント型作品だ。
これらは、市販のテントを流用し、新たに張った布地に絵画の要領で染色を施したものだ。やはりテンションのかかった布地特有の緊張感が味わえ、同時に、発色の妙や実用と美術工芸が交錯するクロスジャンル的な魅力を兼ね備えた欲張り作品である。また本作には、子どもの時代に景品で当たったテントを室内に張って遊んでいたという、作家の個人的記憶も反映されている。これまでは主に技術的謝罪面からのアプローチを繰り返してきた加賀城だが、新作では内面性の導入を積極的に図っている。それも、本展の興味深い一面といえよう。(小吹隆文・美術ライター)
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小吹隆文ブログ アートのこぶ〆 9月13日付

加賀城健展/ギャラリー揺
市販のテントの布地を張り替えて染色を施した作品3点と、伸子(しんし)張りという染色の工程から着想した作品4点を出品。両作品には、伸子張りの様子からテントを連想したという関係があり、ピンと張った布地の美しさ=染色品ならではの美という思いも共通します。また、テントには、実用品と芸術品、工芸品と芸術品という両義的な意味合いがあり、さらには自身の子供時代の思い出も投影されているそうです。

10/03 10:10 | 展覧会
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