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フィンランド旅行 2019.7.27~8.9
フィンランド旅行  2019.7.27~8.9 の出発前10日間

7月17日
2015年に夫とイタリア・ベネチアビエンナーレを観に行って以来、海外旅行は4年ぶりです。「フィンランドの森を散策」と昨年の春ごろから考えていました。フィンランド人は自然の中での過ごし方が上手と聞きました。自然の森での新しい出会いを楽しみにしています。

4年余りフィンランド・ヘルシンキで過ごされた陶芸家・大野藍さんにご紹介頂いた山田吉雅さん(フィンランド・ビルナス在住)から「今、ヘルシンキ中央駅からカルヤー駅の電車のチケットをネット購入すると早予約割引できます」とメールが来ました。出発10日前にもなるとフィンランド旅行の準備に忙しくなり、心はフィンランドに飛んでいます。

7月18日(水)
以前に、トーベ・ヤンソンのムーミン童話シリーズを読みましたが、今はほとんど覚えていません。もう一度読みたくなり「ムーミン谷の夏祭り」を本屋で購入。

7月19日(木)
インターネットで、フィンランドの電車のチケットを予約購入。(ヘルシンキ中央駅からカルヤー駅の往復2人分で通常運賃48€のところ、予約割引運賃は20€)

7月20日(金)
「ムーミン谷の夏祭り」を読み切り。「この世は舞台、ひとはみな役者」「みんながこの世の主役」とトーベ・ヤンソンは書いています。そうです≪私の人生、私が主役≫  

7月21日(土)
堤加奈恵さん(関西・日本フィンランド協会の派遣留学生制度により2018年8月から9か月間フィンランドに留学)が、京都芸術センターでオープンスタジオ報告会を開催。フィンランドのお話を伺いました。

7月22日(日)
留守中のメダカ2匹の餌やりをどうしようかと悩んでいたら、突然姿を消しました。金魚鉢の底砂と小岩をひっくり返して遺体を捜しても跡形もありません。3日位前まで餌をねだって泳いでいたのに消えました。私が1週間先から留守にすることを察してか、お葬式も自分で済ませたような潔さで逝ってしまいました。

7月23日(月)
夫が持っていたシベリウスのCD「交響曲第2番ニ長調作品43、ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47」を一人で聴くと涙が溢れて止まりません。シベリウスが影響を受けたと言われるコリ国立公園へ行きたくなりネット検索。サヴォンリンナ(宿泊予定地)からコリ国立公園へは遠くて日帰りはキツイと分かり断念。でも諦め切れず、コリ国立公園の近くに1泊すれば可能かと計画を練り直します。

7月24日(水)
留守中の心配事2つ目は、鉢植え植物の水撒きです。マンション暮らしの私が、ベランダ菜園の不満をこぼしたところ、桐生のターシャ・デューダーこと木建槙江さん(植物に詳しいので私が名付けました)が、いとうせいこう著の「ボタニカル・ライフ」を紹介してくれました。これがなかなか面白い! 乱暴な文章の中に生き物への好奇心と愛情が溢れています。ちなみに留守中は、マンションの管理人さんが水撒きをしてくださることになりました。

7月25日(木)
宅急便で「イモトのWiFi」(フィンランド2週間で\21,970-)が到着。操作はモバイルデータ通信をOFFにして、その後幾つもOFF、OFF、OFF です。

7月26日(金)
この冬休みに帰省していた娘(朋子)にフィンランド旅行を誘ったところ、娘家族の理解と協力を得られて、娘と一緒に行けることになりました。20年以上前のオランダ旅行以来です。そして本日(出発前日)、朋子はリュックを背負って横浜から大津にやって来ました。体力が落ちている私のことを思って、私のスーツケースも運ぶことができるように両手を空けて来ました。嬉しいことです。

やはり出発前夜は緊張して落ち着かず、夜中に何度も目が覚めました。

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フィンランド旅行  2019.7.27~8.9  T.T.T. ≪T&T&Trip≫ いよいよ出発!

7月27日(土)1日目
起床4:00 小雨が上がった時に自宅を出発5:30→JR膳所駅5:45発→大津駅5:47着 6:10発→(はるか3号)→関西空港駅7:47着。フィンランド航空のカウンターでチェックインを済ませた直後、朋子のeチケットの名前がWatanabe Tomoko ではなく、Mitsuhashi Tomoko に間違っていることに気付き、慌てて日本旅行サービスの担当者に電話。関空内の日本旅行カウンターで事情を説明して交渉を待ちました。最終的にはFINNAIRで変更手続きを完了して無事に搭乗できましたが、一時はどうなることかと冷や汗ものでした。

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FINNAIR 雨の中の離陸です。
 
関空10:45発→ヘルシンキ14:40着(ヘルシンキはマイナス6時間 飛行時間は9時間15分)離陸後はすぐに熟睡、機内食後にディズニーのキッズ映画「ZooTopia」を観賞。
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港到着後、鉄道リング・レールラインで15:34発→ヘルシンキ中央駅(約30分 4.6€×2人)。電車内では、2組の日本人カップルに出会いました。それぞれにエストニア、美術館巡りやお買い物に行かれるそうです。

B44211C9-0987-4E21-9922-0AC9FA3CE61F-photo-full.jpg ヘルシンキ中央駅
ヘルシンキの街に到着してスーツケースをゴロゴロ引っ張りながら本と地図を広げてキョロキョロしていると、突然ニコニコした男性が近寄って来て話しかけてくるので、何も応えずに男性から去りました。駅から徒歩20分位歩いて、6連泊するHostel Domus Academica(BOTH)の玄関前に到着。すると、またニコニコ顔の男性2人に声を掛けられてビックリ! 急いでBOTHに入りました。フロントでチェックインと朝食の予約(8.5€×2人×6泊)を済ませて完了。
BOTHはアアルト大学の学生寮を長期夏季休暇の間、旅行者に開放している施設です。シンプルな造りですが清潔で、各室内にはキッチンもあり調理も可能。私たちの滞在中も多くの宿泊客で賑わっている人気の施設です。

部屋に荷物を置き身軽になって市内観光。ヘルシンキの初日はトーロ湾の散策です。

トーロ湾は市の中央まで入り込んだ湾で、西側沿いには南北の遊歩道が、北はオリンピックスタジアム、南は中央駅まで伸びており、風光明媚な場所です。

628F7263-490D-447E-9308-8E2FD9A14988.jpg アザミの綿毛

955B290F-3CCD-42BA-A8D6-91D2538628CC.jpg カオシロガン 
白い顔と黒い頭頂部、黒い首が特徴の中型のガチョウです。体長55~70cm、体重1~2kg程度です。カオシロガンの夏季繁殖地のほとんどは北極圏内の島々ですが、夏季にバルト海周辺で繁殖し、オランダで冬を過ごす8000羽のグループがいるそうです。その仲間でしょうか。

近くのスーパーマーケットで今夜の食材を選んでいる時に、3度目のニコニコオジサン登場。フィンランド人は親切と聞いています。驚いてニコニコオジサンたちから逃げましたが、本当は親切な方々でしたら失礼しました。

長い一日が終わり、やっと寝入った12時ごろに「コン、コン!!」と私たちの部屋のドアーをノックする音で「ビクッ!」と目を覚ましました。もちろんドアーは開けません。
本日ウォーキング距離7km 就寝11:30(ジェットラグと自分の寝言で何度も目覚めました)

7月28日(日)2日目
起床5:00 朋子は朝の散歩(7:00~8:00)私は喉痛で休憩。テレビ音が無い空間は静かで気持ち良いです。朝食(8:00~9:00)は地下1Fのレストラン。食堂には誰もスタッフらしき人は見当たらず、広くて静かです。これもフィンランドらしくて良いです。朝食のメニューは豪華ではありませんが、十分な内容で満足です。

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今日は、堤加奈恵さんにご紹介頂いたヘルシンキ在住の橋本明朱花さんとBOTH のロビーで11:00に待ち合わせ。フィンランド人のご主人・カールさんとご一緒に来てくださいました。お似合いの素敵なカップルです。先ずは近くのヒエタニエミ墓地(Hietaniemen hautausmaa)を案内してくださいました。

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ヘルシンキ西岸の広い区域に及ぶヒエタニエミ墓地には、政治家から芸術家まで、フィンランドの著名人たちのお墓が集まっています。トーベ・ヤンソンのお墓もあります。カールさんのお爺さんもこの墓地に眠っておられるそうです。樹々の緑に赤い花々が良く似合う墓地公園をゆっくり散策しました。

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散策途中、運よく開いていたユニークなパン屋さんに立ち寄りました。お店の奥は工房か展示場なのか、店主はアーティストだそうです。切り分けるのが大変なくらい硬いドイツパン?を購入。噛みしめて頂いたお味は上々。

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淡いクリーム色の静かな建物は元精神病院だったそうです。

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湖の周りを散策。この日はフィンランドにしては珍しく気温が高くて汗ばむくらいでした。
「ランチは?」とカールさんに尋ねられて「フィンランドの伝統的な料理」を希望したところ、1932年設立の高級感溢れるレストラン・エリテEliteに連れてってくださいました。芸術家が良く足を運んだ由緒ある老舗だそうです。古い絵がたくさん飾ってあり落ち着いた雰囲気です。まず食前のパンが美味しくてパクパク食べました。メイン料理に朋子はサーモンスープ、私はトナカイ肉のポテトマッシュ添えを注文。しっかり煮込まれたソースのお味はさすがに老舗の伝統料理。サーモンスープは濃厚でまろやかで格別美味しかったです。
 
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食後は飲み物を注文して(私はルイボスティー)、外のテラス席に移動。いよいよカールさんの写真作品を拝見します。作品のテーマは宮本武蔵でした。詳しく知らないことを恥ずかしく思いながらも興味深く拝見。日本人には持ち合わせないストレートな感性が光る、とても丁寧な作品です。また時間をかけてゆっくり拝見したいです。

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カールさんが作品を説明される英語と、明朱花さんが明快に訳される日本語。お二人の会話に聞き入っていました。長い海外生活の経験をお持ちの明朱花さんにお会いして、また世界が一つ広がった思いです。来年夏頃に日本に帰ってこられると伺いました。京都でお会いできるのを楽しみにお待ちしています。

まだ外は明るいので夜のカーテンを引いて寝ます。本日ウォーキング距離10.2km 就寝10:30(熟睡)

7月29日(月)3日目
4:30起床。朝食前の散歩はヒエタニエミ墓地(5:30~6:40) 墓地内の貸農園では、淡い花々が涼しげに揺れています。

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貸農園 

BOTHに戻って朝食(7:00~7:50)  今日はヘルシンキ・デイチケット(8€×2人)を購入して市電に乗り、市内観光とお買い物の日です。

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カンピ礼拝堂(Kampin kappeli)
「静寂」との出会いの場としてつくられたカンピ、静寂の礼拝堂です。モミの木を幾重にも重ねた箱舟のような丸いフォルムのチャペルです。2012年の「ワールド・デザイン・キャピタル ヘルシンキ(WDC)」を記念して建てられた木造モダン建築のカンピ礼拝堂は、公式儀式や教会区の行事はなく、ヘルシンキを訪れる誰もが、祈りをささげることができます。木漏れ日のような光を感じ、木の匂いを感じ、いくつもの音のない音が聞こえてくるようです。

メイドバイ・ヘルシンキMADEBY HELSINKは、エスプラナーディ公園近くにあり、10人のデザイナーによる作品を中心に、国内でハンドメイドされたぬくもりのある製品がそろっているショップです。朋子はヘルシンキのシティネイチャーをモチーフにしたレギンスを購入(24€)、私はワンピースを購入(95€)しました。 

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老舗ベーカリー&カフェのエロマンガEROMANGAには、焼きたての美味しそうなパンが沢山並んでいます。大粒の砂糖、シナモンとカルダモンの甘い香りがするシナモンロールを注文(シナモンロール2個と飲み物 10.10€)クラシカルな店内でイートイン。

今年の春、京都・細見美術館で「マリメッコの花から陶の実へ 石本藤雄展―琳派との対話―」展を拝見。石本藤雄氏はマリメッコで活躍ののち、アラビアで作陶を続けておられます。彼の陶作品「蜜柑」を買ってきてほしいと貞廣純子さん(フィンランドに14回旅行)に頼まれて、イッタラ(エスプラナーディ店)Iittala Store Esplanadiで7色の中から慎重に濃い緑色を選んで購入しました。

6820F2F3-D4CF-4D0C-8A61-CAB99463E603.jpg 石本藤雄作品「蜜柑」

本「MOOMINSUMMER MADNESS TOVE JANSSON」を購入(15€) 
原書で読んでみたくなり衝動買いしましたが完読できるかな?

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ヘルシンキ大聖堂
白亜の外壁と緑色のドームのコントラストが美しい大聖堂。ドイツ人建築家のカール・ルートヴィッヒ・エンゲルが設計し、1852年に竣工しました。当初はニコライ教会とよばれていましたが、1959年に大聖堂が正式名称に。現在も福音ルター派の総本山として機能しています。

フィンランド国立図書館は、フィンランド最大で最古の学術図書館で、300万冊の蔵書があります。図書館の建物はカール・ルドヴィク・エンゲルが設計し、1840年に完成したものです。2016年の春に再オープンしました。入り口で、ロッカーに上衣と荷物を預けるよう指示されます。身軽になって中に入ると、そこは本と静寂の空間です。中央は丸屋根になっていて美しい装飾が施されています。天井の四隅には、鶏・白鳥・鷹・梟の絵。丸屋根の部屋の左右にも色の違う柱が並ぶ部屋があり、そこにもそれぞれ天井画が描かれています。ページをめくる音さえ聞こえそうなほど静かな空間でした。

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フィンランド国立図書館
 
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本棚は螺旋階段を中心に放射状に並びます。

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テンペリアウキオ教会(2人で6€)
教会は大岩をくりぬいた中に造られていますが、上部側面にガラスがはめ込まれており、自然光が入り込むようになっていて明るいです。教会内壁はくりぬいた岩盤がそのまま使われていて音響効果が優れており、しばしばコンサートホールとしても利用されます。今日もコンサート中でした。内壁は当初むき出しで残す予定はなかったのですが、音響学者マウリ・パリョと指揮者パーヴォ・ベルグルンドの助言により、このままの状態で使われることとなりました[3]。岩には氷河時代に削られてできた模様を見ることができます。

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ラヴィントラ・クークーRavintola Kuukuu(2人で58€)
ヘルシンキ中心街西部にあるビストロ。旬の味覚を存分に生かした料理が味わえます。美味しいと評判のお店なので店内は満席でした。(もう一度訪れてヘルシンキメニュー(前菜、メイン、デザート)を食べたいな、と思っている間に帰国しました)
     
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左から①ベリークリームソース、カリフラワー、エンドウマメ、②サワーソース、ミートボール、ディル、ナッツ、マッシュルーム、③キノコ、ポテト餅、スイートバジル、④アイスクリーム、フレーク
本日ウォーキング距離12.5km 就寝0:30

7月30日(火)4日目
起床5:20 朝食7:00~7:50  今日は建築家兼木工家の山田吉雅さんにお会いする日です。
Helshinki駅 9:37発(遅れて10:00発)(電車 Turkuトゥルク行き Karjaaカルヤー駅10:31(遅れて10:53着)下車。ホームまでお迎えに来てくださって無事に山田吉雅さんにお会いできました。
フィスカルスは、古くは鉄工業で栄えた村で、オレンジ色のハサミで知られたフィスカル社が1649年に創業し、村の発展を支えてきました。しかし工場が国外に移転。その後、美しい風景と古き良き建物に見せられた人達が移り住み、今ではアーティスト・ヴィレッジとして愛されるようになりました。600人の村民のうち200人がアーティストや職人だそうです。
先ず山田さんの工房を訪問。大野藍のお土産(陶の硯と水滴、筆と墨)を渡し、山田さんのお土産(木製の靴ベラ)をお預かりしました。工房をシェアーされているJanne Aronenさんと奥さんにお会いし、室内に展示している作品を拝見。

F4633655-D199-45F8-B2CD-6D5280ACB01A.jpg Restaurant Kuparipaja
19世紀に建てられた、もとは鍛冶屋だった建物の2階がレストラン、1階がアートギャラリーとバーが入っています。バイキングのランチメニューを一緒に頂きました。

木工家具メーカーNIKARI(ニカリ) のショールームと工房を拝見。
1967年にSeinajoki(セイナヨキ)で創業し、1993年にフィスカルスに移転。森に囲まれた古いレンガ造りの工場で、製品の約10%は周辺の森から切って製材所で加工した近隣の材(白樺と楓)を使っているそうです。伝統的でありながら挑戦的でもあり、素材の風合いを生かしたシンプルな色合いで、驚くほど洗練されていています。日本の家具デザイナーにも大きな影響を与えている北欧デザインです。
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ニカリの工房

次に、発電所がある工房を借りておられる木工作家Antrei Hartikainenさんの作品を拝見。木の彫刻FIORIの繊細さに魅了されました。フィンランドを中心に作品を発表されています。

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次は陶芸作家Karin Widnas(カリン・ヴィドナス)さんの作品とご自身のギャラリーを拝見。
大きな窓から入る自然光の緑が美しいギャラリーです。カリンさんは数年前に京都のギャラリーマロニエでグル-プ展に参加出品されたと伺いました。日本的な感性もお持ちのカリンさんの作品、「片口」を分けて頂きました。

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写真右から、カリンさん、山田さん、朋子

ガラスショップSIRIUSに立ち寄った後、カレリアパイ、シナモンロールと飲み物でティータイムしました。(カレリアパイとはお米のミルク粥をライ麦粉で作った生地で包んでオーブンで焼いた、カレリア地方の料理です。ゆで卵とバターを混ぜたムナヴォイやサーモンなどをのせて頂きます)今回初めて頂き、珍しい味に躊躇しましたが、何度か食べるうちに好きになりました。今日一日、山田さんに沢山ご案内頂いた上に車で駅まで送って頂きました。また京都で大野藍さんを交えて再会することを約束してお別れしました。ありがとうございました。往路と同じくKarjaaカルヤー駅18:28発→Helshinki駅 19:26着でBOTHに戻りました。
本日ウォーキング距離6.6km 就寝0:00 


7月31日(水)5日目
起床6:00 気温13°涼しいというより寒いくらいで、ヘルシンキで購入した厚手のワンピースが役立っています。朝食(7:10~8:00)今日は美術館を巡ります。

BDDABF84-2FDA-41CA-B3EB-ADA5E1B4B9C4-photo-full.jpg アテネウム美術館(10:00~11:30 15€+17€) 
2万点以上のコレクションを有するフィンランド最大の美術館。18世紀半ばから1950年代の絵画や彫刻、グラフィックやドローイングを中心に国内外の作品を所蔵、展示しています。

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トーベ・ヤンソンTove Jamsson初期の作品

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ヒューゴ・シンベリHugo Simberg
「傷ついた天使」は目隠しをした天使が2人の少年の持つ担架に乗って運ばれて行きます。天使の右手には再生のシンボル・スノードロップ、背景はトーロ湾です。

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アクセリ・ガッレン=カッレラAkseli Gallen Kallela
「レミンカイネンの母」息子レミンカイネンが川で死んだとき、息子のバラバラになった体をつなぎ合わせて蘇らせたという物語があります。

キアズマ現代美術館(13€+15€) 
ひときわ目を引くユニークな建物で知られるキアズマ現代美術館は、建築自体がアート作品です。

アモス・アンダーソン美術館(12€+15€)
20世紀前半に出版業で財を成したフィンランド人実業家アモス・アンダーソン氏の個人コレクションを所蔵する美術館です。

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ヘルシンキ市立美術館(Helsinki Art Museum HAM)(10€+12€)
ムーミンの作家トーベ・ヤンソンの作品が常設展示。日本語の解説もあります。

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トーベ・ヤンソンTove Jamsson

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トーベ・ヤンソンTove Jamsson
トーベが小児科病院の階段に描いた作品「遊び」

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明日の目的地、ヌークシオ国立公園のアクセスを聞き、1日乗車券ABCを購入(12€×2人) 
本日ウォーキング距離14.5km 就寝9:30

8月1日(木)6日目
起床5:00 朝食7:00~7:20
ヘルシンキ中央駅8:12発→エスポEspoo8:37着 8:56発→Haukkalammentie 9:19着→バス停から徒歩30分で登山口です。同じバスで到着した日本人女性2人連れとも一緒に歩きました。

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ヌークシオ国立公園のハイキングコースは3つあり、距離が短い順に、プナリンタ・ハイキングコース(2.4km/約1.5時間/赤色)、ハウカランピ・ハイキングコース(3.7km/約2.5時間/青色)、コルッピハイキングコース(7.2kmキロ/約4時間/黄色)があります。2人連れの女性と別れて、私たちは3.7km青色コースを歩き始めました。どのコースも標識が頻繁にあり迷う心配はありません。

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苔生す岩はふわっ、ふわ

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来ましたね

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「またヌークシオに来られますように」と振り返りました。
空を見上げる白樺の木立に手を振って、日差しが明るく差し込む森とお別れです。

往路と同じくHaukkalammentie 14:44発→Espoo15:23着→ヘルシンキ15:48着
本日ウォーキング距離14.3km 就寝9:30(熟睡)

8月2日(金)7日目
起床5:30 朝食7:00~7:50 今日はBOTHをチェックアウトしてサボンリンナへ移動します。

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ヘルシンキ中央駅構内には、フィンランドの画家エーロ・ヤルネフエルトがコリ国立公園を描いたフレスコの風景画があります。

ヘルシンキ10:19発→パリッカラ13:31着 13:34発→サボンリンナ14:30着
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パリッカラ駅ホームの線路沿いに咲く黄色い花々

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今日から5連泊のApartment Paistokatuが見当たらずにウロウロしていると、親切な女性が私たちに声を掛けて助けてくださいました。入口はこの建物の裏側でした。

その後、事務所に出向き、コリ国立公園行きの電車、乗り合いタクシーの予約(往復2人分 260€)と、KOLI BREAK BY SOKOS HOTELSに電話連絡をお願いしました。私の携帯電話からBooking.comを通してホテル宿泊予約完了。(空室残り1室) これでやっと念願のコリに行けることになりました。
本日ウォーキング距離7.2km 就寝10:00(寝苦しい)

8月3日(土)8日目
起床5:00 朝食6:00~6:30 オラヴィ城まで散歩7:00~8:00
散歩から帰ると、部屋の入口に朝食が届いていていたので「朝食をプレゼントとは嬉しい!」と思ったのですが、このホテル予約時点で朝食付き宿泊料を支払い済みでした。(重なった朝食は電車の中のランチに早変わり)

出発9:00 サボンリンナ9:23発→パリッカラ10:16着 10:23発→ヨエンス11:40着 12:00発→(乗り合いタクシー)→コリ国立公園のホテル前

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車窓の風景:線路脇に積み上げられた木材
フィンランドの木の種類は多くなくマツ、トウヒ、シラカバがほとんどです。マツやトウヒは住居の丸太材、食器や家具、船などの木工の材料として使われます。シラカバの樹皮は屋根や籠の材料、あるいは毛糸の染料材料として使われます。

コリ国立公園を訪れるのに最高のロケーションKOLI BREAK BY SOKOS HOTELSにチェックイン(2人部屋1泊 230€)ホテルのすぐ横にはハイキングコースの入口が有り、とても便利です。

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KOLI BREAK BY SOKOS HOTELSと部屋

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978FB99A-C248-4C24-83D6-C0BBA78738DB.jpg ウッコ展望台
ウッコ・コリ (Ukko-koli) からの眺めです。海抜374mで、南フィンランドで最も標高が高い地点です。ウッコは「年老いた男性(おじいさん)」という意味もあるのですが、フィンランド神話では天空・天気・農作物とその他の自然の事象を司る神のことだそうです。

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アッカ展望台の足元には、木で作られた大きな十字架とベンチがあります。聖壇が設置されていて、ここで挙式をおこなうカップルもいるそうです。

ホテルに戻り、サウナでリラックス17:00~18:00 
運よく2人だけの貸し切りでした。伸び伸びと寝転がっていると汗がジワッ~と滲み出ます。後から二人入場。サウナ室に置かれた石を電気式のストーブで熱し、十分に石が焼けたら、柄杓で石に打ち水すると高温の蒸気がのぼり、その蒸気をサウナ室全体に充満させて全身に蒸気を浴びせます。体が熱くなったらサウナ室から出て、シャワーを浴びて体温を下げてまたサウナ室に戻ります。合計4回出入りしてサウナを十分堪能しました。サウナの後はホテルのレストランでビール。ベーグル、サンドイッチも一緒に。
本日ウォーキング距離8.8km 就寝9:20

8月4日(日)9日目
起床2:45 散歩3:30~5:30
日の出を見ようと夜明け前にホテルを出ました。まだ辺りは真っ暗です。誰にも出会わず、自然を独り占めの最高の時間です。
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ウッコ展望台の夜明け

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徐々に明るくなります。

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樹海の彼方はロシア。

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ブルーベリーを摘む朋子

朝食(7:00~8:00)ピエリネン湖が見渡せるレストランで満足の朝食をゆっくり頂きました。

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ホテル前からこの地図の3.7kmのコースに挑戦。
 
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ここも私たちだけかと思っていたら男性1人とトレイルランナー2人連れを見かけました。その次にかなり早いスピードの女性のトレイルランナーとすれ違いました。

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途中から道が細くなりました。まだ新しい葉付きの木の枝がポト、ポトと落ちているのが気になり「クマに出会ったらどうしよう?」と考えながら下っていくうちにピエリネン湖に出ました。ホテルに戻る予定でしたが、複雑な分岐点が多くて別のコースの道を選んだようです。国立公園内は沢山の道が整備されているのでどこかに辿り着きます。
フィンランドの森には、1500頭以上のクマが生息しているようですが、クマは、人を避けているので、見かけることはめったにないそうです。

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ピエリネン湖畔を散策した後、冬のスキー客用のリフトに乗ってホテルまで戻りました。

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まだ時間は十分あるので3度目の挑戦。ホテルの無料のリフトに乗って、駐車場まで降りて近くを散策しました。

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人が住んでいた気配が残っている空き家を発見

コリ国立公園の広い森を昨日1回、今日2回散策して、自然のブルーベリーも摘んで十分満足しました。

往路と同じように、ホテル前から乗り合いタクシー16:40→ヨエンス17:45着 18:15発→パリッカラ19:35着 19:44発→サヴォンリンナ20:37着

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パリッカラまでの電車の2階席は豪華です。

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車窓風景

今夜はサボンリンナ駅近くのレストランで夕食(2人で28.5€)
ワンプレートの大盛(サーモン、ズッキーニ、ナス、温かいカーマンベルチーズ、ヤギのチーズ、水菜、キュウリ、トマト、カボチャの種)

夜の9時前でもまだまだ明るいですが、人通りは少なくほとんどの店は閉まっています。もちろん事務所も閉まっていて明日からは2連休。連絡方法はメールしかありません。
本日ウォーキング距離12.5km 就寝11:40

8月5日(月)10日目
起床6:20 朝食7:45~8:15 今日は別行動の日です。

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朋子はサイクリンク(レンタル自転車6時間 12€) 私はオラヴィ城見学11:30~13:00(ツアーガイド12:00~13:00 12€)

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オラヴィ城
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オラヴィ城の向かい側のミュージアムで展覧会を観ました。「日本フィンランド100周年記念展」です。のんびり過ごした私は早めにホテルに戻りました。16:20 朋子はどうだったかなと心配していると元気に戻ってきました。17:30「サイクリングでお尻が痛い」そうです。そりゃ6時間も乗ればね!

20068D6E-9F2A-4C2D-BDEB-3E21CBF08AAB.jpg 白い外壁のメンテナンス中

SOKOS スーパーマーケットで食材購入。
明日の準備で、ケリマキ教会に行くバスの時刻表チェックとバス停を捜します。明るくても通行人はほとんど無く、尋ねる人を見つけるのが大変です。
本日ウォーキング距離10.7km 就寝時間は忘れました。

8月6日(火)11日目
起床6:50 旅も後半に入り緊張が解けて熟睡したのか、今朝は寝坊しました。

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バスではなくてワンボックスカーが来ました。
サボンリンナのバスターミナル8:40発→ケリマキ(6.1€×2)乗客は私達2人だけで約30分間位乗車

865B2A62-888E-4635-9236-1734969FE32E.jpg ケリマキ教会 
サヴォンリンナの近郊、ケリマキにあるケリマキ教会(Kerimäen kirkko) は、世界最大のキリスト教木造教会として知られています(長さ45m、幅42m、高さ27m)外観は鮮やかな黄色で、丘の上にそびえ立つその姿はおおらかな優しい美しさに包まれています

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1844年、建築家グランステッドゥ(A.F.Granstedt)は、最初に1,500人が入れる教会を設計しました。しかし、当時の教会員の数は約12,000人。その半数が入れる教会を、という要望によって5,000人収容の大きな教会を設計することになりました。ケリマキ教会はその大きさのため、冬は寒くて使用されていません。1900年代前半には、薪ストーブが8台設置されたこともありましたが、1940年代の終わりに温めたのが最後だそうです。現在も4台が残っています。冬の間は隣に併設されている1953年に建てられた「冬教会」と呼ばれる小さな教会を使用されるそうです。
 
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使い込まれた床板の木目、大きな鉄の釘が美しいです。

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教会前のレストランKAIVOPIRTTIでランチバイキングしました。

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ケリマキ教会の近くの墓地公園

8D0CD73D-1EE2-416B-898C-0858F934BCEF.jpg 道端に咲くのはタンポポ?

帰路も同じくワンボックスカーに乗車 ケリマキ15:15発→サボンリンナ(6.1€×2)約30分間乗車 
 
SOKOSで食料品購入して部屋で夕食18:00~ 本日ウォーキング距離14.9km 就寝21:30

8月7日(水)12日目
起床6:00  朝食7:30~8:00 散歩してからホテルを出発8:40 今日は移動日です。
サヴォンリンナ9:23発→パリッカラParikkara10:16着 10:26発→ヘルシンキHelsinki13:40着 BOTHにチェックイン14:20

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1924年創業の老舗レストランコスモスRavintola Kosmosで食事をしました
(15:30~16:40 2人で59.5€)

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シャンデリアが輝く落ち着いた雰囲気のダイニングには長い歴史を刻んだ趣が感じられます。

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フィンランド風前菜の盛り合わせ(バルト海ニシンの酢漬け、サーモン、一塩トナカイ肉、ワイルドマッシュルームサラダ、フィンランド産チーズ)

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スズキのフライ、シャグマアミガサ茸のソース、キクイモとポテトのテリーヌ、ほうれん草、トリュフ

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ザリガニのクリームスープ

伝統的なフィンランド料理に北欧やロシアのテイストを加えたオリジナル・フィニッシュ料理でした。

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ウスペンスキー寺院
岩の丘の上に立つウスペンスキー大聖堂は、1868年に完成した正教会の大聖堂で、ロシアの有名な建築家、アレクセイ・M・ゴルノスターエフが設計したものです。大聖堂のある丘の上からは、ヘルシンキの街が見下ろせます。

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BOTHの近くのアアルト大学

本日ウォーキング距離8.9km 就寝21:30 (移動日前は落ち着かず寝苦しい)

8月8日(木)13日目
起床5:30

6時過ぎに墓地公園に散歩に出かけましたが、雨が本降りになり私だけ先にBOTHに戻りました。
この部屋のドアーは鍵穴が2ヶ所あり、開けるのにコツが要るそうです。ガチャ、ガチャと工夫しますが開けられず、向かいの部屋の宿泊客に開けてもらって部屋に入りました。朝食7:00~8:00

チェックアウト後、荷物を預けて8:30頃から最後のお買い物に出かけます。

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Café Ekbergカフェ・エクベリはショーケースを眺めるだけ

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STOCKMANストックマンでお土産物購入

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やっと見つけた移転先のヨハンナ・グリンセンJohanna Gullichsen!
スカンジナビアの伝統的なテキスタイルをモダンニに解釈した、シンプルなデザインが持ち味。織り機で手織りすることによりテクニックやパターンのヒントを得てデザインが生まれてくるのだそうです。朋子がペンケースを購入。(25€)

12:40にBOTHに戻り、荷物を受け取って駅に向かいます。
ヘルシンキ中央駅(約30分 4.6€×2人)→ヘルシンキ・ヴァンター国際空港

空港内では、何台もの自動チェックイン機の前が混み合っています。数少ないスタッフを捜して質問に答えながら画面をタッチして手続完了。やれやれ2人とも無事に搭乗券を手にしました。次は自動手荷物預け入れ機、出入国審査も自動化ゲートでした。不慣れな乗客は戸惑いながらも次、次と押し出されていきます。自動化のお陰で従業員人数節約、待ち時間短縮でした。

フィンランド航空Vanaa空港17:20発(飛行時間:9時間10分)
本日ウォーキング距離14.3km

8月9日(金)14日目
関空 8:55着の予定が遅れて9:35着 気温35℃ 暑い日本に戻って来ました。
関空1Fで「イモトのWiFi」を返却後、関空駅10:46発→京都駅12:22着→膳所駅→帰宅

本日ウォーキング距離4km 

ブログにご登場頂いた皆さまありがとうございます。厚くお礼申し上げます。娘と一緒に傷心旅行と称して訪れたフィンランドは夏の明るい森が広がっていました。国立公園のハイキングコースは爽快で、湖に浮かぶ島々はお伽話の舞台を観ているようでした。その一方自然の森は異次元に近く、人を恋しくさせます。悲しみは、今まだここにありますが、旅の果てに消えそうな予感がして来ました。「次は冬のフィンランドに行こう」と妄想の翼を広げています。(三橋登美栄)



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08/29 15:55 | 旅行
大分旅行 2017.12.26~27
大分旅行 2017.12.26~27

秋ごろから「大分県立美術館へ行こう!」と夫が言いだし、大分・別府へ行くことになりました。冬休み中の娘も加わって3人で1泊2日の小旅行です。
≪26日≫ 
夜明け前に自宅を出発(5:50)、真っ暗な中をJR膳所駅に向かいます。
膳所駅プラットホーム
冷たい風が吹き抜ける膳所駅プラットフォームでの夫と娘(写真中央の後ろ姿)
膳所駅6:16発→京都駅八条口エアポートリムジンバス7:00発→伊丹空港駅7:40着
JAL Smile Supportカウンターで車椅子貸出をお願いしたところ、快く借りられた上に、JALスタッフの案内で特別通路からエレベーターを利用してスイスイと搭乗口に到着。
オマケに写真撮影までも。
伊丹空港

日本航空JAL2361大阪伊丹08:35発→大分09:35着(遅れて09:43着)大分空港内のレストランで遅い朝食(娘はご当地名物のとり天丼)空港特急バスエアーライナー11:53発→大分駅12:48着 駅前からタクシー12:50発→大分県立美術館12:55頃着
大分県立美術館
大分県立美術館
大分県立美術館は2015年4月に大分市の中心部にオープンした美術館です。ガラス張りで明るく開放的なデザインは世界で活躍する建築家、坂茂の設計。フランスのポンピドー・センター・メスや、段ボールなどの身近でリサイクル可能な素材を用いて展開した被災地への支援活動などが評価され、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を2014年に受賞。その建築には常に世界から注目が集まります。

“出会いと五感のミュージアム”をコンセプトに大分県の文化風土にちなんだ様々な企画展をシーズンごとに開催。その他、大分が誇る約5000点の収蔵品から厳選したコレクション展やワークショップなどの体験型の教育普及活動も行われています。

イサム・ノグチ展
イサム・ノグチ 「彫刻から身体・庭へ」展観賞13:00~14:00
彫刻、舞台美術、家具、照明器具のデザイン、そして公園のランドスケープ・デザインまで。幅広い活動を行ったイサム・ノグチは、20世紀を代表する総合芸術家といえます。若きノグチが北京で水墨画の巨匠、斉白石に手ほどきを受けて制作した身体ドローイングは、終生、自然や体をテーマとしたノグチ芸術の出発点です。戦後、日本で夢中になって作った陶作品もユニークでした。

館内レストラン 夫と娘
館内レストランで昼食14:00~15:00     夫と娘
館内図書室
レストランに隣接する図書室

昼食後、神の手・ニッポン展とコレクションの醍醐味展を観賞15:00~16:00

美術館前→大分駅16:30発→(JR 3駅)→別府駅16:47発→(バス)→朝日小学校前17:03着
バス停の目の前がかんぽの宿・別府で、あちこちから湯煙が上がっています。

チェックイン後、天然温泉100%かけ流し露天風呂に入浴。夕食は関アジ、関サバ、城下カレイなど旬の食材を使った山海の幸を味わいました。

≪27日≫
 
夜明け
高崎山のシルエットが美しい夜明け(7:05撮影)
日の出
日の出(7:39撮影)

起床5:30、入浴6:00~6:40、バイキング朝食7:40~8:30、チェックアウト9:00
車椅子を借りて、鉄輪(カンナワ)温泉散策に出かけました。

白池地獄白池地獄 (9:40)
噴出時は無色透明の熱湯ですが池に落ち、温度と圧力の低下により自然に青白色に変わります。園内では温泉熱を利用して、各種の大型熱帯魚を飼育しています。泉温95度。ホウ酸食塩泉です。

鬼山地獄
鬼山地獄(10:00)
鬼山という地名に由来する鬼山地獄。別名「ワニ地獄」の名で親しまれています。大正12年に日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始め、約70頭のワニを飼育しています。泉温99.1度。鬼山地獄の噴気熱湯はその圧力で急行列車一台分を引っ張るくらいのエネルギーを持っているそうです。
“地獄”の名称由来
鉄輪・亀川の地獄地帯は千年以上も昔より噴気・熱泥・熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」に記せられ、近寄ることもできない、忌み嫌われた土地であったといわれています。そんなところから、人々より、「地獄」と称されるようになりました。今も鉄輪では、温泉噴出口を「地獄」とよんでいます。
鉄輪温泉界隈を散策後、かんぽの宿に戻って車椅子を返却(11:15)。
バス停朝日小学校前11:50発→バス→別府駅12:25着

海鮮丼昼食12:30~14:45
別府駅前・目利きの銀次で「マグロたたきと海鮮のドカ盛り」「真鯛のかぶと焼」「鰻蒲焼丼」「大分かぼすハイボール」を注文し、ゆっくりくつろぎました。アルバイト店員のベトナム人女性は笑顔で私達に流暢に日本語で接客し、外国人客には英語で接客する立命館アジア太平洋大学の留学生でした。急速に国際化が進む日本を感じました。
別府駅空港特急バスエアライナ15:02発→大分空港15:53着後、ゆっくり休憩。
ANAカウンターで車椅子貸出をお願いして、JALの時と同じくVIP待遇を受け、一番に飛行機に搭乗しました。

プロペラ機
プロペラ機
全日空ANA1692プロペラ機DHC8-Q400 大分18:55発→大阪伊丹19:55着 
伊丹空港南ターミナルエアポートリムジンバス20:20発→京都駅八条口21:10→帰宅
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今回の展覧会を観ている時に、夫が「今回もイサム・ノグチ展やな~」と呟きました。というのは15年位前にこの3人で香川県牟礼町のイサム・ノグチ庭園美術館に行っていました。偶然の重なりですが、何かの繋がりが深まることを嬉しく感じる年齢です。
現在、夫は長距離を歩くのは疲れるので、必要な時は車椅子を借りて娘が押してくれるので、私はとても助かります。夫と共に思い出に残る大切な1泊2日の小旅行でした。
………………………………………………………………………..
≪同行した娘のコメント≫
「きっとできることがあるよ」と送り出してくれた夫と娘に感謝。今後も自分はどうしたいのか、何ができるのかを考えて、自分に与えられた時間を過ごしたいと思います。(朋子)
01/03 12:29 | 旅行
イタリア旅行 2015.6.29~7.15
イタリア旅行 2015.6.29~7.15

6月29日(1日目)

朝日
起床4:30 良い天気に恵まれますように、と朝日にお願いして出発。(朝日撮影5:16) 
JR膳所駅6:07発→大津駅6:10着(乗換え6:20発)→大阪(乗換え1番ホーム内回り7:28発)→関空8:43頃着→KLM航空カウンターチェックイン→荷物検査→出国審査→朝食抜きで搭乗OSAKA/KANSAI INTERNATIONAL(1) 10:25発 エコノミー14J(前方窓側席)機内食二回。

富士山 機内アナウンス「富士山が見えます」に目を覚ましました。

日本アルプス
眼下には、雪が残る日本アルプスの美しい鳥瞰図が広がってきました。
アムステルダムまで約11時間のフライト中は浅い居眠りでしたが、「上手に寝られてええな~」と夫は羨ましそうに言ってました。スキポール空港に15:00(現地時間)頃到着。乗換え20:30まで時間はたっぷり。

再充電 “Low on power? Hop on and recharge your battery?”
広い空港内で珍しいものを見つけました。ペダルを漕いでスマートフォンなどのモバイル機器を充電中でした。エクササイズと発電で一石二鳥。私達は屋外のテラスでカラスと一緒にサンドイッチを食べて過ごしました。スキポール空港20:30発→ベニス・マルコポーロ空港22:15着(バスに乗換え22:40頃発)→メストレ駅23:00頃到着。予定通りホテル・トリエステに無事到着。シャワーして就寝0:30

6月30日(2日目)
ホテル・トリエステ ヴェネチア・メストレ・ホテル・トリエステ(2泊)
起床7:30 シンプルなホテルの朝食を済ませて鉄道メストレ駅に向かいます。手間取りながらサンタ・ルチア駅までの大人2人往復切符を購入。メストレ駅9:20発→サンタ・ルチア駅着。
サンタ・ルチア駅 サンタ・ルチア駅前
サンタ・ルチア駅前広場。目の前には「水の都ベニス」の運河が見えてきました。

水上バス乗場 早速、水上乗合バス9:40発に乗ってヴェネツィアの中心部に向かいます。

水上バスから  水上バス乗場
この街は自動車が走らないため、足で石畳の路地を歩くか、運河を行くゴンドラ、モーターボートのタクシー、あるいはヴェポレットVaporettoと呼ばれる水上乗合バスが移動手段です。
サンマルコ広場 サンマルコ広場
ヴェネツィアの中心サン・マルコ広場に到着10:40。ここは世界中の旅行者が集まる観光地で、とても賑わっています。インフォメーションでヴェネツィア・ビエンナーレのパンフレットを入手して再出発。

運河 洗濯もの干
細い路地に迷い込むと静かな運河やロープを渡して洗濯物を干すイタリア人の暮しに出会います。
途中、イタリアンジェラート(コーヒー味+バニラ味)を食べて休憩してから、また出発。

ビエンナーレ看板
ビエンナーレの看板を発見。地図と照らし合わせながらビエンナーレ公園の方向に歩きます。
ところでヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展とは、1895年にイタリア・ヴェネチアではじまった国際美術展の元祖ともいえる催しです。毎回、参加国・参加アーティストの中から「金獅子賞」「銀獅子賞」「特別表彰」が選ばれます。途中戦争による中断はあったものの、今年で56回目を迎えました。すでに100年以上の歴史を誇る国際展でありながら、現在もなお最先端の現代美術の動向を俯瞰できる場として、また国別参加方式を採る数少ない国際展として、世界の美術の注目を集めています。主会場はヴェネツィア市街最大の公園・ジャルディーニと国立造船所・アルセナーレですが、同時期に様々な関連展示が島中で開催されています。ちなみに、日本館のパビリオンはジャルディーニ公園内にあり、1956年にブリジストンタイヤ(現・ブリジストン)の創業者 石橋正二郎の寄付金に助けられ竣工。以来、2015年現在76人のアーティストが展示を行ってきました。

ジャルディーニ パビリオン館内
ジャルディーニ(ビエンナーレ公園)到着12:50 チケットを購入して入場。 
セントラルパピチオン館前 セントラルパピチオン館内
セントラルパビリオン館前      セントラルパビリオン館内

パビリオン内
「第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」(2015年5月9日~11月22日)
メイン会場(イタリア館)特別企画展として石田徹也が選ばれました。
石田徹也の世界―リンク―石田徹也公式ホームページ
http://www.tetsuyaishida.jp/link/
Tetsuya Ishida 1973―2005, Japan guida breve / short guide 033 Soldier, 1996 acrilico su pannello / acrylic on panel
石田徹也作品 石田徹也作品
石田徹也から問題解決策を要求されているようで心が痛みます。
ここジャルディーニで初めて石田徹也の原画を観られて良かったです。

館内レストラン・木陰のテラス席でビール、オレンジジュース、ビッグサイズのベジタブルサラダを食べながら休憩(14:00~)

日本館
いよいよ日本館に入館。
インターネット上の「第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展 日本館 塩田千春」より、キュレーター・ステイトメントの引用掲載です。(一部省略)
……………………………………………………………………………………………………………….
塩田千春《掌の鍵》– The Key in the Hand –
中野仁詞 神奈川芸術文化財団学芸員
塩田千春は、近年自らが経験した大切な人の死に導かれて、「死」と「生」という、普遍的でありながらも個々人が個別的に経験するしかないわれわれの宿命から目を背けず、それらを浄化、昇華して美術という共通言語に置き換え作品化する。塩田の作品から時にわれわれは、「死」や不確かなものの存在が予想される「未知の世界」に必ず潜んでいる「闇」を感じる。東日本大震災から3年を経た現在でもなお、ヴェネチア・ビエンナーレのような大規模な国際展に世界各地から訪れる鑑賞者は、日本館の展示に、物理的にも精神的にも深い「傷」を負った日本の姿を重ね合わせ、作品の「闇」の部分に過剰に反応してしまうということもありうるだろう。しかし、塩田の作品は、その「闇」の奥底に、希望、精神的な明るさともいえる力強い「光」を宿している。その光は、日本のみならず今日の不安定な世界情勢のなかで人々が感じる多くの不安をも包み込むものとなるだろう。
今回日本館に展示する《掌の鍵》は、建物2階にあたる展示室と1階の野外ピロティを使用し、2つの空間を統合したインスタレーションである。展示室に入ると、われわれは空間を埋め尽くす赤い糸を目にすることになる。天井から垂れる赤い糸の先には鍵が結ばれている。鍵は、日常生活のなかで家屋、財産、住む者の安全など大切なものを守り、温もりをもった手をもって使用される。そして、その鍵を使用する人々の掌の温もりに日々触れることで、鍵にはわれわれのなかにある幾多の記憶が幾重にも積み重なってゆく。そしてある時、記憶を蓄えた鍵は、大切なものを託せる信頼のおける人へと托されていく。塩田は鍵を、まさに真心を伝達する媒介と捉えてこの作品に取り入れる。さらに、天井から床にかけて吊り下げられた夥しい糸と鍵のただなかに、2艘の舟が置かれる。舟は、天から注ぐ数多の鍵=記憶の雨を受け止める両手を象徴する。2艘の舟は、手を取り合い助け合いながら、記憶の大海のなかを、記憶を拾い上げながら進んで行く。そして、ピロティには、大型のボックスが設置され、その壁面には、鍵を乗せた子どもの掌の写真を展示するとともに、生まれる前と生まれた直後の記憶を語る幼児の映像を4つのモニターで上映する。子どもが語る、誕生時の記憶。積み重なった記憶を内在する鍵。展示室とピロティで、われわれは2つの位相の記憶を体感し、展示に呼びかけられ、自らに内在する記憶を拾い上げ、記憶を紡ぎ、記憶を自分のなかにとどめ、そしてそれを他者へと繋いで行くことになるだろう。
鍵、糸、2艘の舟で精緻に構成される空間と子供の写真、映像を関係させたインスタレーション《掌の鍵》が、世界各地から訪れる多くの鑑賞者の心を言語、国籍、文化的政治的背景を超越して揺さぶることを期待する。
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塩田千春作品 塩田千春作品 塩田千春作品
赤い糸の夥しい重なりは鑑賞者を深く包み込みます。私の子どもの頃の記憶を呼び戻してくれました。
 
韓国館 韓国の作品
日本館の隣の韓国館は、建物の外側の映像が印象的、効果的でした。

ノルウェー館
建物のガラス窓の多くが割れた状態で放置されているノルウェー館

ビエンナーレ公園
ジャルディーニ(ビエンナーレ公園)の看板が立つ門から退場(16:40頃)

ガラス作品
帰り道に、屋外展示の彫刻URSULA VONのガラス作品を鑑賞。

アカデミア橋
往路と同じくサン・マルコ広場から水上バスに乗船。ビエンナーレ横断幕が掛かっているアカデミア橋の下を通ってサンタ・ルチア駅(Ferrovia)に到着19:35。

夕食
サンタ・ルチア駅前の広い石段でハトと遊んでから、近くのイタリアン・レストランで夕食。(19:50~21:20)生ハムとメロン、ボロゼーネのラザニア、ニョッキ、サーモンなど全て大盛りです。ビール、オレンジジュースにパンが付いて食べきれずお腹一杯になりました。私達は少食です。

月の出
サンタ・ルチア駅前のクーポラcupola(円天井)の横にはロマンティックな月の出。
サンタ・ルチア駅9:36発→メストレ駅着 ホテル・トリエステ22:00頃着。盛り沢山でハードな一日、お疲れさま。就寝00:40

7月1日(3日目)
起床6:40 インターネット接続してメールチェック。 ホテルの朝食7:45~8:30 チェックアウト後ホテル出発9:00 ホテル近くのタバコ屋でバスのチケットを購入して、近くのバス停から2番のバスに乗車(9:30発 乗車時間約20分)終点Venice Island Piazzaleに到着。

ホテル・サンタ・キアラ ホテル・サンタ・キアラ前
バスターミナルのすぐ前に見えるホテル・Santa Chiara にチェックイン。(10:00前)荷物を預けて、歩いて観光に出かけます。雲一つ無い青い空、暑いですが湿度は低いので日本の夏より楽です。

ヴェネツィア・ゴンドラ
客待ちのゴンドラが浮かんでいます。

サンタ・マリア・フェラリ
迷路に迷い込みながら運よくS.Maria dei Frari に到着して拝観。11:00~11:30
次にACCADEMIA橋とACCADEMIA美術館を目指すのですが方向を失い、「迷ったらPIAZZA S. MARCO(サンマルコ広場)の表示に従って進んだら大丈夫」と聞いていますが、暑くて疲れて大変です。

ピザ
大きなピザを食べて休憩 12:00~12:50

花屋
道のコーナーに好みの小さな花屋さん。

アカデミック橋 アカデミック橋から
アカデミア橋に到着    橋の上からの風景(人気の撮影スポット)
アカデミック美術館
Gallerie d. Accademia に入館(13:35~14:30) 

アカデミック美術館内
ネオン作品の向こうにアカデミア橋が見えます。 
アカデミック美術館アカデミア美術館中庭
14世紀~18世紀のヴェネチア派や、トスカーナ派の作品を鑑賞。数百年の時を超えて残っているものの意味は大きいと感じ、現代美術と対比しました。
アカデミア美術館から3分とガイドブックに載っているグッゲンハイム美術館捜しに苦労しました。
イタリア人に道を尋ねると、「あそこを左!」と答えてくれるのですが、簡単には見つかりません。
その前に、夫が昨夜の電車の中で見たポスターLEE UFANの展覧会の立て看板を見つけて「DANSAEKHWA」に入場しました。(14:45~15:30)
DANSAEKHWA 「DANSAEKHWA」の外観
通り過ぎそうな小さな入口ですが、元大邸宅の館内は素晴らしく、贅沢な展示空間が広がります。

リー・ウファン作品 鉄の扉
運よく今日は入場料無料。その上入場者は少なく気持ちの良い会場で、奥へ進むと運河に面していました。LEE UFANの立体作品、平面作品、インスタレーション、会場のスタッフなど全て素敵でした。
何度も人に聞いて辿り着くのが旅の楽しみの一つなので、あきらめずにもう一度尋ねてPEGGY GUGGENHEIM COLLECTION グッゲンハイム美術館に辿り着いて入館。(15:50~16:40)
グッゲンハイム美術館 グッゲンハイム美術館のエントランス
小さいながらも緑のあふれる庭園に広がる現代美術館。ピカソ、ジャコメッティ、デ・キリコ、カンディンスキー、ポロックらの絵画、彫刻を展示。大勢の人々で大変賑わっていました。
グッゲンハイム美術館内 グッゲンハイム美術館内
グッゲンハイム美術館外 グッゲンハイム美術館外
この美術館も奥は運河に面していています。水上バスからこの看板を見て気になっていました。

朝は元気に歩いて迷路を探検しましたが、夕方は西日が眩しくて疲れて脚も痛くなり、帰りはアカデミア橋から水上バスに乗船。 17:00頃 ホテル・サンタチアラのすぐ近くの駅Pile Roma(Bus stn.)で下船。ホテルのフロントで別館の部屋(Room No 604)を案内されました。18:00頃

ホテルサンタキアラ別館
予想より広い清潔な部屋に落ち着きました。(5泊)

写真整理を終えてから、外出(19:40~20:40)すぐ隣のCOOPでトマト、野菜サラダ、チーズ、生ハム、ティーバッグ、ビール、炭酸水などを購入。ホテルの部屋でゆっくり夕食です。少しのビールが美味しくて酔いがまわり良い気分です。
 
7月2日(木)4日目
起床6:00 ホテルの朝食8:00~9:00 インターネット接続失敗。ホテル出発9:30 ホテル前のタバコ屋で水上バス3日間チケットを購入して、Pile Roma9:40発→S.Marcoサンマルコ広場10:20着(7番に乗換え)→S. Murnoムラーノ島11:21着。
 
ムラーノガラス美術館
ガラスのピアスとガラスのサクランボ3個を購入してから、ガラス美術館に入館11:40~12:35 17世紀のパラッツオ・ジュスティアーニ館の建物の中は古代ガラスから現代ガラスまでを展示
 
ムラーノガラス職人 ムラーノガラス職人
ガラスショップの職人さんやガラス工場の職人さんを見学。船乗り場横のレストランで昼食13:20~13:45 ピタパン風サンドイッチ2種類、ビール、オレンジジュース
水上バス乗り場Muranoムラーノ14:16発→S.Marco14:46着。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 
帰るにはまだ早いのでSan Giorgio Maggioreサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に行こうと夫が提案。再びS.Marco15:50発の水上バスに乗船して数分で到着。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
島に上陸してまず目に入ったアバカノビッチ展を鑑賞(無料)。
アバカノビッチ展アバカノビッチ展
麻布を張り合わせたオブジェ風人物(多数の子どもと多数の大人)が一匹の大きなカエルに向き合って並ぶ様子は圧巻です。照明の暗さ加減が丁度良く、蛍光色のスポットライトは監視員席です。サン・ジョルジョ・マッジョーレ島ならではの素晴らしいインスタレーションです。滋賀県立近代美術館で見たアバカノビッチ展(1991年)を思い出しました。
 
サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 ガラス作品
IL VETRO FINLANDESE(GLASS FROM FINLAND)のガラスデザイン作品を鑑賞。

杉本博司
ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展のために制作した杉本博司のガラスの茶室「聞鳥庵(モンドリアン)」
ヴェネツィア・ビエンナーレのメイン会場は大変賑わっていますが、ちょっと足を運ぶのが面倒な小さな島々の展覧会場では鑑賞者は少なく、ゆっくり観賞して気持ちの良い時間を過ごすことができます。

最後に教会に入ってJAUME PLENSA のTOGETHERを観ました。
このアーティストの作品を観るのは初めてで衝撃的な出会いです。
Jaume Plensa

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島
installation view from ‘together’, san giorgio maggiore, 2015

インターネット・ホームページ下記アドレスの掲載記事を引用(一部省略)
http://www.designboom.com/art/together-jaume-plensa-venice-art-biennale-05-06-2015/
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jaume plensa brings sculptural installations together for the venice art biennale
all photography by jonty wildeas visitors enter venice’s four-hundred-year-old basilica of san giorgio maggiore, they are welcomed by two, large-scale sculptural installations that act in dialogue with one another, and the historic space they temporarily inhabit. spanish artist jaume plensa presents ‘together’, a major exhibition of new works, for the venice art biennale 2015, making their debut in san giorgio while embodying the artist’s ongoing interest in the human relationship to space, scale and material.
within the vaulted church interior, plensa joins a sculpture of a hand and head together in conversation: a stainless steel hand formed from characters of eight different languages suspends beneath the cupola in the foreground of the altar; a metallic mesh head sited in the nave towers above passing visitors. their materiality allows both works to distill and diffuse light passing through the internal spaces, engaging viewers in a spiritual and intellectual discourse.
‘together’ also includes an installation of meticulous drawings and a group of five alabaster portraits — made using scans of real girls –sited in the officina dell’arte spirituale. occupying a vast, dark space, the statues are lit to reveal their luminous opacity and distinct sense of perspective. curated by clare lilley, the exhibition reflects the artist’s desire to break down barriers between people and ‘will connect people of many faiths and of no faith’ lilley describes. ‘[plensa’s] sculptures do not impose themselves on these historic spaces; rather they capture and reflect the actual light and shadows within to communicate a metaphorical language. both visually stunning and intimate, they draw our attention to a world where migration and difference challenge civilized behavior’.
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San Giorgio Maggiore→S.Marco16:34着(2番に乗換え16:37発)すると、San Giorgio Maggioreに寄ってPile Rome に向かいました。S.Marcoに戻る必要はなかったということです。
Pile Roma19:20着 ホテルに戻って部屋で夕食。(18:00~18:40)

7月3日(金)5日目
起床7:00 ホテルの朝食8:15~9:00 今日もインターネット接続失敗。ホテル出発9:45 ホテル別館前の水上バス停Romaから6番リド島行きに乗船(10:00発)→LIDO島10:38着。海岸に向かって歩く途中、日本語で呼び止められて、community“Lautari”に署名と寄付。

リド島 リド島
リド島東岸Spiggia liberaスピアッジャ・ビーベラ(市営無料海水浴場)11:00~11:30 
リド島 リド島.
すぐ隣の砂浜は、ヴィスコンティの映画「ベニスに死す」に登場するような着替えや休息用の小屋が立ち並び、歴史を感じさせるリゾート地の面影十分です。11:30~11:50

橋脚の蔦 リド駅 LIDO駅
モノレールの橋脚に蔦植物が絡んでいます。水上バスLIDO駅までの帰り道で、メロン味のジェラートを食べながら休憩。LIDO12:22発→Roma(バスターミナル側)12:52着
 
ホテル別館にビエンナーレのチケットを取りに戻って再出発13:20 ホテル別館前の水上バス駅Roma13:35発→Arsenaleアルセナーレ14:05着 ヴェネチア・ビエンナーレのもう一つのメイン会場であるアルセナーレでは、独自のパビリオンを持たない国々の展示が開催されています。実はこのアルセナーレはヴェネチア共和国時代からの当時最新鋭の造船所でした。
アルセナーレ会場 アルセナーレ会場 アルセナーレ会場

CIMG7136ビエンナーレ・アルセナーレ会場 演劇中です

アルセナーレ会場看板
アルセナーレ会場は迷路のようで予想以上に広い会場でした。14:15~15:25  
会場内のレルトランで休憩。サンドイッチ、パインジュース、オレンジジュース、カップケーキでティーブレイク 15:25~15:40
もう一度、16:10ごろまで各国の作品を観て回りましたが沢山見落としました。往路と同じように水上バスでArsenale→Romaホテル到着は17:00。イタリアに来て初めて小雨が降りましたが、本降りにならずに止みました。


7月4日 (土) 6日目
起床6:20 ホテルの朝食7:40~8;30 ホテル出発9:00 バスターミナル近くのインフォメーションでビエンナーレ音楽部門について尋ねたところ9月頃から開催だそうです。

植物 植物のアップ
イタリアの植物は日本の植物に近くて馴染みやすいのですが、見慣れないこの植物は何でしょうか?
ホテル前の橋を歩いて渡ってサンタ・ルチア駅前の水上乗合バス停から水上バスに乗船9:30したところ、検札の女性が回ってきて私達の切符をチェックしました。7月2日にタバコ屋で水上バス3日間チケット2人分を購入したけれども、私のチケットは行方不明、夫のチケットを検札器でチェックしたところ古い乗船券だからと言われて、乗船代金7.5€+ペナルティー代金60€の二人分で135€も請求されて支払いました。とんだハプニングでした。
Chiesa Di San Vidal コンサート会場

アカデミア橋で船を降りてChiesa Di San Vidal(教会)に行き、コンサート「INTERPRETI VENEZIANI」CONCERTOのチケットを購入。10:30 

花屋その教会前の建物の門扉越しに立体作品が見えます。
八木マリヨ作品 八木マリヨ作品
それは八木マリヨの作品でした。 その内側の造形は日本人の繊細さと粘り強さを感じました。

奥の入口に進み、この美術館(元銀行の建物)に入館、鑑賞。 10:40~11:30
ガラス作家作品 ガラス作家作品
2階はガラス作家の作品展示
 
エコ作家作品 エコ作家作品
3階はバイオテクノロジーの種、植物、鶏の写真を展示

ビエンナーレ展覧会場 ビエンナーレ展覧会場 ビエンナーレ展覧会場.

街の歴史を感じる古い建物でビエンナーレ関係のアート作品が展示されています
ビエンナーレ展覧会場. ビエンナーレ展覧会場.
ビエンナーレ展覧会場. ビエンナーレ展覧会場.
3か所ほど観て回りました。11:55~13:00

S.M.デッラ・サルーテ教会
Santa Maria della Salute サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会 14:15

安藤忠雄改装美術館 安藤忠雄改装美術館前

15世紀に船荷の荷揚げ場だった「海の税関」を日本人建築家・安藤忠雄が古い建物の構造を生かしながら改装した美術館に入館(15:10~15:50休憩後~16:40)

安藤忠雄改装美術館内 安藤忠雄改装美術館内
元永定正作品
元永定正のエネルギッシュな作品がこの会場に似合っています。 
安藤忠雄改装美術館内 安藤忠雄改装美術館内 安藤忠雄改装美術館内 安藤忠雄改装美術館内

グッゲンハイム美術館の前庭で1時間休憩(17:00~18:00)夕食はイタリアンレストランでサラダ、トマトスパゲッティ、パン、ビール、ジンジャーエール(18:50~19:30) 散策してからコンサート会場に入場(20:30)もうすでに多くの人々が着席していました。ヴェネツィア室内合奏団の演奏で曲目はヴィバルディーの四季でした。軽快に感じた演奏は編曲か即興か? バイオリンの音色は心地良く聴きましたが、カジュアルなイタリア風?の音楽会なのか演奏者の服装が黒の薄いTシャツなのにビックリしました。

S.M.デッラ・サルーテ教会
音楽会終了後、時間が遅いので大急ぎでアカデミア橋から乗船したところ反対方向に進み、お蔭で素晴らしいサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の夜景が見られました。慌てて次のサンマルコ広場で下船。再度乗りなおして22:46→ホテル前のRoma23:20着。ホテル別館到着23:25 夫はコンサート会場にカメラを置き忘れたようです。洗濯、シャワー、パソコン整理して就寝1:20。

7月5日 (日) 7日目
起床7:50 ホテルの朝食8:50~9:40 カメラの落し物が無かったかをホテルのフロントから教会に尋ねてもらったら、無事に保管されていました。良かったです。
水上バス駅 ホテル出発10:00 水上バス駅前は朝からこの混雑です。

サンタ・ルチア駅内
サンタルチア駅で乗車券(電車TRENITALIA 6日サンタルチア駅→ヴォルツァーノ駅1回乗換え2人分)を購入。混雑していて約1時間かかりました。11:00~12:00
夫は昨日置き忘れたカメラの受け取りとヴェネツィア観光に、私はショッピングにと、今日は別行動です。サンタルチア駅内の店Desigualでベージュのパンツ、赤半袖Tシャツを購入。その隣の雑貨店でお土産小物を購入。MANGO BARCELONAで紺ノースリーブヴェストとグレーノースリーブヴェストを購入。ホテル別館に戻って一人で昼食12:45~13:15。明日からヴォルツァーノ行き(2泊3日)の準備とスーツケースパッキング、パソコンの整理。夫が18:20頃にホテルの部屋に戻ってきて、シャワーを浴びて休憩後一緒に外出。
サンタルチア駅で乗車券(電車TRENITALIA 8日ベネツィア→フィレンツェ2人分)を購入。

イタリアン・レストラン ピザ アムール貝
ホテルの対岸のレストランで夕食。ピザ、ムール貝、ビール、オレンジジュース20:00~20:40。 ホテル別館に戻り整理して、明日の朝は早いので就寝。10:30

7月6日 (月) 8日目
起床5:00 部屋で軽い朝食。スーツケース2個をホテルに預けてチェックアウト6:15.

夜明け
朝日を眺めながらサンタ・ルチア駅に到着6:25 
電車≪TRENITALLIA≫ VENZIA S. LUCIAベネツィア・サンタ・ルチア7:12発

車窓から麦畑
車窓からの風景はトウモロコシ畑が続きます→VEPONA PORTA NUOVベローナ8:35着(乗換え9:04発)→車内アナウンスはイタリア語、英語、ドイツ語の三カ国語→ヴォルツァーノ10:31着。駅からホテル捜しに手間取ります。

ホテル・チッタ ホテル・チッタの部屋
何人かに尋ねてやっとホテルに到着11:15 ホテル玄関の壁面にHOTEL CITTAと小さい表示なので遠くからは分かりにくいです。Room427 一休みしてからホテル出発12:00 

ヴォルツアーノ・ロープウエイ乗り場 ロープウエイ乗り場を捜して乗車12:50.

ロープウエイの中から
天気が良く遠くの山並みまで良く見えます。乗車時間は13分で、外の風景を楽しめます。
ロープウエイ頂上のホテル 小花
ロープウエイ駅付近はホテル街で、その道端で見つけた小花。

ロープウエイから ロープウエイから
またロープウエイに乗って麓まで降ります。13:33発→13:46着 遅い昼食はサンドイッチ、ビール、オレンジジュースです。13:50~14:15 インフォメーションで明日のドロミテ街道行きの方法を尋ねると「電車・電車・バスの2回乗換えで、乗り継ぎ時間は5分、5分」と聞くと乗換えが難しくないかと心配になりますが、行くことになりました。ボルツァーノ駅で明日のドロミテ行きの乗車券と、8日のボルツァーノ駅からサンタ・ルチア駅行きの乗車券を購入。

ヴォルツアーノ・ドゥーモ ボルツアーノ・ドゥオーモの内部
ボルツァーノ駅から緑の公園を抜けたヴァルター広場Piazza Waltherが町の中です。

ボルツアーノ・ドゥオーモ ボルツアーノ・ドゥオーモ
ドゥオーモは、色タイルの屋根がドイツ的な、ロマネスク・ゴシック様式。この教会で、珍しく日本人観光客数人に出会いました。ホテルに戻って休憩16:25

ボルツアーノの市場 ボルツアーノの街 
再度ホテルを出発して、イタリア語の道案内の意味を想像しながら右に、左にと散策。観光客が少なくて、落ち着いた素敵な街並みです。18:30~19:00 夕食はホテルチッタの1階テラスでカツオのサラダ、オムレツ、ビール、オレンジジュース19:00~20:30 ホテルに戻って洗濯、シャワー、パソコン整理して就寝11:30。

7月7日(火)9日目
昨夜(0:30頃?)突然自分の悲鳴で飛び起きました。横で寝ていた夫は私の声で目覚めて「トミエが急に起き上がって、ベッドの上に座っていた」と説明してくれました。私は何か訳が分からず心臓がドキドキして恐かったことだけ覚えています。寝苦しい夜が明けて起床6:00。 ホテルの朝食7:00~7:35 ホテルを出発7:40 Bolzano Bozenボルツァーノ駅8:01に乗車。車窓からは、トウモロコシ畑と段々畑の中に点在する家々、そして遠くに山並みが見えます。車内は広く空席も多くて快適です。1回目の乗換駅Franzensfesteフランツェスフェステ8:44着(乗換え8:50発)→2回目の乗換駅Toblachトブラック10:05着(バスに乗換え10:10発) バスの窓からは、カラマツ林の向こうの山々が迫ってきます→Cortina d’Apezzoコルティナ・ダンペッツオ10:55着 (標高1225m)コルティナ・ダンペッツオはドロミテアルプス東側の観光拠点です。1956年、当地で開かれた冬季オリンピックで、猪谷千春が日本人として初めてのメダル(銀)を獲得したことで有名です。

ロープウエイの中から
コルティナ・ダンペッツオの市街地からファローリアロープウェイFunivia Faloriaに乗車11:30→中間駅→ロープウエイ頂上駅まで約10分  標高2123mの広場に到着。 山の風景に誘われてハイキングに出発しました。

コルティナ・ダンペッツオ 高山植物
盆地に市街地が広がっています。

ドロミテ山塊 アザミ

夫 登美栄
ドロミテ山塊の素晴らしい眺望が広がる山道を散策して生き返ります。途中でサンドイッチを食べている時に、一人歩きのチェコ人女性に出会って話をしました。彼女は日本食に大変興味を持っていて「ハト麦、わかめ、小豆、梅干し、そしてとくに味噌スープを毎日少しずつ食べて健康を保っている。今の当地の若者は体に良くないものを食べて太り過ぎの人たちが増えている。日本食は健康的で良い」と日本食ビイキでした。
ロッククライミング   二人
彼女の夫は鎖の張っている危険なコースに挑戦中だけど、彼女は怖いからロープウエイで上がってきて、ここで待ち合わせしていると説明して、私達二人を記念撮影してくれました。

地図
この地図の24Aを越えた辺りまで散策し、往路を戻りました。
下りのロープウエイ13:30に乗って麓に降ります。この辺りはロッジ風のホテルが立ち並んでいて、
木陰でしばらく休憩してから往路と同じコースで帰ります。Cortina d’Apezzo15:05発→バス→Toblach15:45着(乗換え15:55発)→電車→Franzensfeste17:10着(乗換え17:15発)→電車→Bolzano Bozen17:59着
電車の中 ぶどう畑?
帰りの電車は地元の小学生団体と一緒になり賑やかで楽しかったです。窓の外はぶどう畑?が続きます。
天気も上々で見晴らしもよく、遠くのドロミテ山塊を見ながら山歩きも出来て満足の一日でした。心配していた乗換えも、乗車員に尋ねて乗客に尋ねてスケジュール通りに進みましたが、二人とも何処かに帽子を置き忘れてきました。夕食は、昨夜と同じくHOTEL CITTAのテラスで牛肉サラダ、リゾット、ビール、オレンジジュース、パン、コーヒー。18:40~19:30 夕暮れ時、広場前のドゥオーモからは鐘の音が鳴り響き、昼間の暑さも和らいで心地いい風が吹いています。山を眺めながらゆったりとした時間が流れ、落ち着いた夕暮れ時を過ごしました。今日もハトとスズメにパンをあげて一日は終了。ホテルに帰ってシャワー、パソコン整理して就寝10:40

7月8日(水)10日目
起床6:00.突然の大きな音は雷鳴と激しい雨音でした。 ホテルの朝食7:00~7:35 チェックアウトしてホテルを出発8:00 今日は移動日です。   
Bolzano Bozen駅8:31発→列車の故障で9:45頃にRove駅で後続の電車に乗換えて、10:14にベローナ到着予定が遅れて11:00頃に到着。乗り継いで10:59発(8分遅れて11:07発)→VENZIA S. LUCIA12:13着。駅近くで飲み物を買って昼食用に手作りサンドイッチを食べました。フィレンツェ行きの電車18:25発を14:35発に買い替えて、VENZIA S. LUCIA駅から乗車。

フィレンツェ中央駅 Stazione Centrale S.M.Novella フィレンツェ中央駅16:40着 
インフォメーションに立ち寄ってからホテル・リボリに到着17:10頃。

ホテル・リヴォリ ホテル・リヴォリ
ホテル・リボリ ホテル・リヴォリ
15世紀の修道院を改装した☆☆☆☆ホテル・リヴォリHotel Rivoliに今日から6泊です。2年前にこのホテルに泊まった貞弘さんのお薦めでここに決めました。ホテルの玄関は小さくシンプルですが一歩中に入ると、落ち着いた空間が広がり格調高い雰囲気に包まれます。客室を囲む中庭は緑と日差しが気持ち良い空間が広がり、ジャグジーも設置されています。部屋も良い雰囲気です。

サンタマリアノヴェッラ教会
ホテルを出発19:15 すぐ近くのサンタ・マリア・ノヴェッラ広場に行くと、音楽ライブを聴く人達が集まって楽しそうに賑わっていました。
夕陽 夕陽
夕暮れを眺めながら広場前のGRILLO RISTORANTE-PIZZERIAで夕食。ピザ、ビール、オレンジジュース20:00~20:40。 ホテルに戻って先ず入浴です。日本を出国して以来12日ぶりにバスタブに入り心身ともにリラックスして今夜は熟睡できそうです。就寝23:00

7月9日(木)11日目
起床6:40 ホテルの朝食7:15~8:00 ホテル出発8:10  
ドゥオーモ ドゥオーモ
ドゥオーモに到着8:30 開館30分前ですが、すでに入館者の長い列が伸びています。

シニョーリア広場 ヴェッキオ宮
シニョリーア広場に向かって歩くとヴェッキオ宮に到着。

ウッフィツィ美術館 ウッフィツィ美術館 ウッフィツィ美術館
ウッフィツィ美術館(2番窓口)でフィレンツェカード(予約なしでも切符売り場の行列に並ぶことなく美術・博物館のほか、バスなどの公共交通機関やWi-Fiが利用でき、72時間有効で、72€)を購入後、入館します。
 
ウッフィツィ美術館 ウッフィツィ美術館

ヴィーナスの誕生 ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」

春 ボッティチェリ作「春:プリマヴェーラ」
今までに何度も印刷物などで目にしている「春」。その原画を見た時に、想像していた絵と目の前にある原画との違いを感じました。原画に大きく感動した時は「やっぱり原画は素晴らしい!」と納得して落ち着くのですが、「春」に限らず本物と対面した時に違和感が生じるのは、様々な理由があるのだと思います。
ウフィツィ美術館 ウフィツィ美術館

ヴェッキオ橋 ヴェッキオ橋を眺めてから、また美術鑑賞に戻ります。

ウッフィツィ美術館 ウフィツィ美術館
イタリアルネサンス絵画で有名なウッフィツィ美術館 (Galleria degli Uffizi) は、1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のものの1つです。トスカーナ方言であるUffiziは英単語officeの語源になりました。メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館で、展示物は2,500点にのぼり、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロらイタリアルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されています。ウッフィツィ美術館滞在は9:30~11:40

ウッフィツィ美術館を出てシニョリーア広場に戻ると、各国の観光客でとても混雑していて中国語も飛び交っていました。ヴェッキオ宮に入館12:00。

五百人広間
五百人広間(2階)

ヴェッキオ宮 
コジモ一世とその妻デレオノーラの住居(3階)

塔の入口 塔の石段
ヴェッキオ宮の塔入口13:00  細い石の階段を踏みしめながら塔の上まで登りました。

塔からの街並み
ヴェッキオ宮の塔から眺めるフィレンツェの古い街並みは、山に囲まれアルノ川も流れていて「イタリアの京都」のようです。

ベッキオ橋
ベッキオ橋を渡ってサンタ・フェリチタ教会前の広場で鳩とスズメと一緒に昼食14:10~14:30。
 
サンタ・フェリチタ教会 サンタ・フェリチタ教会
サンタ・フェリチタ教会に入場。14:30~15:30 
小高い場所なのでフィレンツェの街の風景が良く見えるのですが、時折強風か吹き砂が舞い上がります。 とても広くて暑さに負けて大切な絵を見落としたようです。入口近くの建物で服装の展示を観て退場。帰路にベッキオ橋近くのコナード(スーパー)で夕食材を購入。帰り道の途中、ジェラートカップ入りを食べて、ベッキオ橋近くからミニバスに乗ると(16:35)大通りは大渋滞。フィレンツェ中央駅で下車してホテルに戻りました。17:20 洗濯と入浴17:30~19:00.ホテルでゆっくり夕食19:00~ 就寝23:00

7月10日(金)12日目
部屋のエアコンが故障して冷房が利かないので、ホテルのフロントに連絡してエアコンの調整をお願いしました。起床6:40 ホテルの朝食7:40~8:30
ドゥオーモ ドゥオーモ・クーポラ入口
フィレンッエカードを使ってLI GRANDE MU DEL DOUMOに入場。9:45 入口看板の「CUPOLA」(円天蓋)の表示を確認していませんでした。
ドゥオーモ・クーポラ ドゥオーモ・クーポラ
いきなり、石造りの狭い長い螺旋階段を昇り始めて10数分後に、丸天井の壁画が良く見える所で写真撮影。ぐるりとほぼ一周しました。途中、下も見下ろせます。
ドゥオーモ・クーポラ ドゥオーモ・クーポラ
ここから降りるのかと思ったら、そこからさらに上りの石段が続きます。またさらに上の石段は対面通行で狭い階段の途中で渋滞したりで、これはかなりキツイです。

ドゥオーモ・クーポラ ドゥオーモ・クーポラ
譲り合いながら最上部に到着10:30 フィレンツェの街並みが360°見晴らせます。写生している学生たちの横で心地よい風に吹かれてから、また石の狭い階段を下ります。

ドゥオーモ
地上に降りた場所は先程の入口とは反対側でした。11:00 ベンチで休憩します(ケーキと飲み物)

画材店ゼッキ 画材店ゼッキ
ドゥオーモのすぐ近くの画材屋ZECCHIゼッキを捜して到着。テンペラ画を描いている日本画家の竹内淳子さんに頼まれたTerraVerde(テールヴェルト)という緑系の絵の具を買いました。
帰り道の途中、美術館の中庭で昼食(手作りサンドイッチ)。その後、気に入った服を見つけて買おうと財布を捜したところありません。落としたのですね!! 夫のカードで服の代金を支払ってから、もと来た道を画材店まで戻り、財布の事を尋ねましたがやはりありません。お財布の中身は、€現金、フィレンツェカード、ホテルのカード、クレジットカードなどです。カード会社に連絡して、日本時間は21時過ぎで受付時間外でしたが、カード使用ストップ手続きを完了しました。

マリノ・マリーニ美術館 マリノ・マリーニ美術館 マリノ・マリーニ美術館
マリノマリーニ美術館に入館

ノヴェッラ薬局 ノヴェッラ薬局 ノヴェッラ薬局
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局S.M.Novella薬局は大勢の観光客で大変賑わっています。

レストラン チェントポーヴェリ
夕食のレストランは地球の歩き方に載っているチェントポーヴェリに行きました。客は誰も居なくて静かですが、私達はこの店に幸運をもたらす招き猫ですよ! アスパラガスとレモン味のサラダ、トマト味スパゲティ、ビール、オレンジジュース。19:10~19:40 私達が帰る時は、この店はほぼ満席になっていました。食事に付いてくるパンはいつも食べきれないので持ち帰り、サンタマリアノヴェッラ広場の鳩とスズメにパンをあげました。20:20にホテルに戻り、入浴、パソコン整理して就寝23:00

7月11日(土)13日目
起床6:30 ホテルの朝食7:10~8:00 ホテル出発8:30  フィレンッエカードを二人で一枚持ってバスターミナルから6B番のバスに乗ってサンマルコ広場で下車。

サン・マルコ美術館 サン・マルコ美術館 サン・マルコ美術館
受胎告知 受胎告知に向かう階段
サン・マルコ美術館 サン・マルコ美術館
サンマルコ美術館を観賞(9:20~10:10)観光客は少なく心地いい美術館でゆっくり過ごしました。二階へあがる階段の下からフラ・アンジェリコ作「受胎告知」の絵が迎えてくれます。階段を上がりながら絵が近づく具合がとても良いです。廊下に面して両側に小部屋が幾つも続きます。各室には小さな窓一つと、壁に大きめの絵が掛かっています。これらが僧房でしょうか?
サンマルコ美術館を出てすぐに、夫がカメラを置き忘れたことに気が付き、再入場して見つけて無事にカメラは戻ってきました。2回目ですが良かったです。
サンマルコ広場で休憩後、アカデミア美術館に向かったところ、入口には長い行列(一時間半くらい待ちか?)が伸びていました。
捨て子養育院美術館 陶板メダル
待ち時間に「捨て子養育院美術館」に入館しましたが(10:50~11:15)大工事中で絵画は見られません。中庭の「白い布を巻いた幼児像の陶板メダル」が見られただけです。サンドイッチを食べて11:30まで休憩。 
アカデミア美術館
もう一度、アカデミア美術館に戻ったところ先程より行列は伸びていました。そこへ、係員風の女性が近づいてきて、「こっち、こっち、」と短い列に並ばせてくれました。「ここで22、5€のチケットを買えます」というのですが、本には入館料は6.5€と書いていると言うと、「この列は、待たなくて早く入館できるので特別割増手数料金です」ということでした。フィレンツェカードを落としたことが悔やまれます。入館は12:00~13:20
アカデミア美術館 アカデミア美術館
ダヴィデ像 ダヴィデ像 ダヴィデ像
ミケランジェロ作「ダヴィデ像」の前は写真撮影の人混みで大変。私も前から、横から、後ろからと撮影。ダヴィデ像のオリジナルは想像以上に大きい像でした。

アカデミア美術館 アカデミア美術館
天使がキリストの流れる血をお皿に受けています。

チェンバロ
アップライトのチェンバロを初めて見ました。

アカデミア美術館を観終わって、サンマルコ広場より32番のバスでバスターミナルに戻ります。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に入館 13:50~14:30 
日本語で話しかけてくるスタッフにホッとします。 ホテルに戻って休憩後、再びホテル出発15:30 
メディチ家礼拝堂 メディチ家礼拝堂
メディチ家礼拝堂15:45~16:00 
サン・ロレンツォ教会 サン・ロレンツォ教会
サン・ロレンツォ教会(16:00~16:40)
余計な装飾を排し清澄なデザインで落ち着ける空間です。
 
両替所で円から€に両替(レイトは1€=148.6円) ホテルに戻り17:30 休憩後、ホテル出発19:00。ノヴェッラ広場からBanchi(バンキ)通りを東に入ってすぐのラーメン店・番気で夕食です。(醤油ラーメン、餃子、ウーロン茶)イタリアに来て初めておハシで食べる食事でした。
ノヴェッラ広場に戻り19:45、昨日と同じく鳩とスズメにパンを上げますが、昨日ほど盛り上がらずに終了。ホテルに戻って20:30洗濯、入浴後にティータイム(チーズ、クッキー、オレンジ)パソコン整理して就寝11:45

7月12日(日)14日目
起床7:35 ホテルの朝食8:45~9:15 
ホテル・リヴォリ Hotel Rivoli
ホテル出発8:40  フィレンツェカードを一枚持ってバスターミナルから37番のバスに乗ってアルノ川を渡り、サンタ・マリア・デル・カルミネ教会近くのバス停で下車。10:20 すぐにその教会を見つけたのに正面が教会らしくない建物だったので、少し離れたところに見える円天蓋(クーポラ)に向かって歩いて行くとアルノ川に面した、別のS.Fediano教会に辿りつきました。
サンタ・カルミネ教会 サンタ・カルミネ教会
地元の人に尋ねて、先ほどのサンタ・マリア・デル・カルミネ教会に到着10:55、教会の内部を拝観。
サンタ・カルミネ教会 サンタ・カルミネ教会 サンタ・カルミネ教会
高齢の神父さん
隣接する美術館は13:00から開場だと聞き、また戻ってくることにしました。
待ち時間に近くのサント・スピリト教会に向かい、その教会前の噴水広場で手作りサンドイッチを食べました。11:00~11:35
サント・スピリト教会 サント・スピリト教会
サント・スピリト教会を拝観11:35~12:00 
ここでミケランジェロによる木製の「十字架像」を観ました。(これだけが写真撮影禁止)
サント・スピリト教会美術館 サント・スピリト教会美術館
隣接するサント・スピリト教会美術館に入館12:00~12:30
オルカーニャ作「最後の晩餐」を観ました。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会美術館に戻って入館13:10~13:40
この美術館のチケット売り場に夫のカメラが置いてあるのを夫が発見。サンタ・マリア・デル・カルミネ教会に忘れたカメラをこのチケット売り場に置いてあることが不思議なのですが、カメラが戻ってきて本当に良かったです。カメラを受け取るために入館したような美術館でした。

帰りはアルノ川に架かる橋を渡って歩いて帰りました。ホテル到着は14:20 休憩。パソコン内の写真整理。30分昼寝休息後、ホテル出発19:00
ブーカ・マリオ Buca Mario dal
貞弘さんおすすめのレストラン・ブーカマリオに行くと行列ができていました。予約客で満席なので、明日19:00に予約しました。

路上パフォーマンス Beef Noodle Beef Noodle 牛肉面
夫が見つけた中華料理店に行き、大変混雑していて少し待ってBeef Noodle牛肉面(八角の香り付き煮込み肉、チンゲン菜、人参、煮大根、醤油味スープ)を食べました。

ノヴェッラ教会前の石階段に寝転ぶと岩盤浴のように暖かいです。40度くらいあるでしょうか?全身に昼間の暑さが戻ってきました。午後の8時を過ぎても辺りは明るく、夕暮れ前の黄昏時の空はけだるく美しいです。今日もノヴェッラ広場で鳩とスズメにパンをあげて、ホテルに戻りました。20:45 ティータイム、洗濯、入浴などを済ませ、もう5泊目になるとこの街に慣れてきてフィレンツェで暮らしている気分になれて嬉しいです。就寝0:00

7月13日(月)15日目
ノヴェッラ教会の鐘の音で目覚めて起床7:30 ホテルの朝食8:00~8:50 ホテル出発9:15
並木道
ホテルの近くから12番のバスに乗車9:52 アルノ川を渡って街の南東方向にバスが走るとプラタナスの並木道が続き、緑が多くなります。小高い丘のミケランジェロ広場で下車10:25
ミケランジェロ広場
中央にミケランジェロの大きな「ダヴィデ像」(レプリカ)が立っています。
ミケランジェロ広場 ミケランジェロ広場から
フィレンツェの街を一望。

サン・サルヴァトーレ・アル・モンテ教会 サン・サルヴァトーレ・アル・モンテ教会
そこから少し登った所にサン・サルヴァトーレ・アル・モンテ教会。
サン・ミニアート・アル・モンテ教会
サン・ミニアート・アル・モンテ教会 サン・ミニアート・アル・モンテ教会
さらに少し登るとサン・ミニアート・アル・モンテ教会があります。いずれも素晴らしい教会です。
サン・ミニアート・アル・モンテ教会 サン・ミニアート・アル・モンテ教会の正面

夾竹桃 夾竹桃とローマの松

帰りはミケランジェロ広場から12番バスに乗車12:04。フィレンツェの街をぐるりと一周してフィレンツェ中央駅に到着。ホテルの位置が便利な所なので戻って部屋で昼食後、ゆっくり休憩して出発14:00

パスタ屋 ホテルの近くのパスタ屋さん

ドゥオーモ近くの洋品店
ドゥオーモに行く途中の洋品店で夫のシャツ(赤とチャコールグレーのチェック)を購入。通り慣れた道をぶらぶら散歩してホテルに戻ります。

ブーカ・マリオ レストランBuca Mario19:00予約
仔牛のロース 豆の煮込みのスープ
   小牛のロース          豆の煮込みスープ     
ブーカ・マリオのスタッフ 黒鯛
黒鯛を目の前で食べやすいように骨を取り除いてくれます。                      
ブーカマリオ 帰る頃には、広いレストランは、ほぼ満席です。

7月14日(火)16日目
起床6:00 散歩6:15~6:45 
フィレンツェ朝の散歩 フィレンツェ朝の散歩

フィレンツェ・ノヴェッラ広場
朝のノヴェッラ広場は人影も少なく爽やかです。
覚えたイタリア語はBUONGIORNOとGRAZIEの2語だけですが、イタリ旅行の収穫は山盛り一杯です。
ホテルの朝食7:00~7:50 チェックアウト後ホテル出発8:45 ホテルからタクシーでフィレンツェの空港到着
FLORANCE/PERETOLA 11:20発 KL1640/L
AMSTERDAM /SCHIKHOL AIRPORT 13:30着
アムステルダム空港での乗り継ぎ時間が1時間10分しかなく、搭乗ゲートE22まで急ぎ足で走ったのが応えたのか夫はお腹が痛くなりました。これは大変!
AMSTERDAM /SCHIKHOL AIRPORT 14:40発 KL867 所要時間は10時間45分
何事もなく、寝ている間に帰国しました。

7月15日(水)17日目
OSAKA/KANSAI 08:35着→関西空港駅9:46発→大阪駅11:07着(乗換え11:25発)
無事自宅に到着すると、また海外旅行に行きたくなるのはなぜでしょう。
 
08/07 12:15 | 旅行
ラオス旅行 2014.11.28~12.6
ラオス旅行 2014.11.28~12.6

「ラオスへ一緒に行きませんか?」と井出照子さんに誘われて、ボルネオに続き今年2回目の東南アジア旅行です。1970年代に青年海外協力隊員として2年間ラオスに滞在された川口清一さん(照子さんのご主人)と、ラオスで10代を過ごされた今西佳代子さんの4人旅になりました。皆さん東南アジアに詳しい方々なので、安心してお供します。
…………………………………………………………………………………………………….
【11月28日】JR大津駅(はるか3号)→関西空港駅→タイ航空で関西空港→タイ・バンコク→CNC Residence→海鮮料理(夕食)→(CNC Residence 1泊目)
【11月29日】ワット・プラケオ(エメラルド寺院)→ナショナルミュージアム→ナショナルギャラリー→中華街でフィッティオ・カイ(フライドヌードルチキン)(昼食)→タイシルクの店(JIM THOMPSON)→イタリアン・レストラン(夕食) →(CNC Residence 2泊目)
【11月30日】タイ航空でバンコク→ラオス・ルアンプラバン→Villa Santi Hotel→ワット・シェートン→メコン川の夕陽→ナイトマーケット→The Coconut Restaurant(夕食)(ビラ・サンティホテル1泊目)
【12月1日】象体験半日ツアー→ラオス国立博物館→プーシで夕陽→TAMNAK LAO Restaurantの料理をホテルにテイクアウト(夕食) (ビラ・サンティホテル2泊目) 
【12月2日】托鉢→朝市→竹の橋→朝食→エアーラオでラオス・ルアンプラバン→ラオス・ビエンチャン→日本料理・桜(夕食)(Sengtawan Riverside Hotel 1泊目)
【12月3日】ラオス繊維博物館→ベトナムフォー専門店(昼食)→ラオス国立博物館→パトゥーサイ(凱旋門)→ダートダム(黒塔)(Sengatawan Riverside Hotel 2泊目)
【12月4日】托鉢→朝食→メコン川辺→タート・ルアン→ラオス人民歴史博物館→セターパレスホテル→Europe Steak-House(夕食) (Sengatawan Riverside Hotel 3泊目)
【12月5日】タイ空港でラオス・ビエンチャン→タイ・バンコク→日本料理・大和庵(夕食)(CNC Residence 1泊)
【12月6日】タイ航空でバンコク→関空(帰国)
…………………………………………………………………………………………………….
【11月28日】
起床4:00 自宅を出かける5:15は真っ暗。JR膳所駅(無人改札口)5:31発→大津駅5:33着(はるか3号に乗換え)6:11発→関西空港駅7:41着→4人集合9:00→タイ航空623便 関空11:00発

タイ航空
搭乗するタイ航空機
タイ・バンコクに予定通り11:00に到着。少し厳しい入国審査を無事に通過。
現在、タイでJICAの仕事をされている清水芳洋さんのお迎えを受け、運転手付き大型バンで、CNC Residenceに向かいます。

CNC Residence 1 CNC Residence 2
CNC Residence 3 CNC Residence 4
CNC Residenceの部屋1204号室は、3部屋と浴室とキッチン(3Kバストイレ付)。これは家族で暮らせる広さなので、最初は落ち着かず一人でウロウロしてしいました。寒い日本から着てきた冬服を脱ぎ、涼しい夏服に着替えて、いよいよバンコクの街を探検します。
電車乗場 電車チケット
高層ビルが乱立し、渋滞している車やバイクや大勢の人々で賑わっています。バンコクの電車(Official BTS Sky Train)に初乗車(Phron Phongプロン・ポーン駅18:26発→Siainサイアン駅18:33着)可愛い乗車券は何度も使用するのかプラスティックのハード版です。

ネオンサイン
プラットホーム前のネオンサインと白いクリスマスツリー。

イカサラダ トムヤムクン 海老コロッケ タイ料理 ハタとガバオ揚げ 
タイの海鮮料理店Slam Squareソンブンで夕食。(18:40~20:00)新鮮な魚介類の料理は、どれも美味しくて、つい食べ過ぎますが、私は唐辛子が苦手なので食べ控えて丁度良いです。

果物店 竜眼、ラモ、マンゴー
帰り道の果物店で、竜眼(ライチに似た味)、ラモ、マンゴーを購入。
 
チュウリップ
花屋のチューリップは花弁が痛まないように丁寧に包んで保護。(CNC Residence 1泊目)

【11月29日】
起床6:00 ホテルのカウンターでインターネット接続方法を尋ねてから、PCメールをチェックして送受信完了。朝食は6階レストランで8時から。  朝食後に散歩してからCNCを出発9:40。高速道路に入っても車の渋滞は続きます。

先ずエメラルド寺院(ワット・プラケオ)を見学10:30~11;30
エメラルド寺院修復中 エメラルド寺院睡蓮の花
エメラルド寺院 エメラルド寺院本堂
迎賓館? エメラルド寺院

ナチョナルギャラリー 犬と猫の絵
ナショナルミュージアムで観た子どもの絵に注目。母犬のオッパイを飲む子猫と横で我慢する子犬。この絵を描いた子供の将来に期待!

フライドヌードルチキン
次にナショナルギャラリーを見学12;00~13:00してから、賑わっている中華街でフライドヌードルチキン(フィッティオ・カイ)(昼食13:30~14:00)
車で移動中に、乾季なのにスコールのような激しい雨が降りました。タイシルクの店・JIM THOMPSON でシルクスカーフを購入して16:20、一度ホテルに戻ります。夕食は近くのイタリアン・レストランでピザやスパゲティーとアルコール。ホテルに戻り清水さんの部屋でビールとワインとお喋りでバンコクの夜は更けます。(CNC Residence2泊目)
【11月30日】
起床6:00 朝食8:00 チェックアウト9:00 ホテル出発9:40 バンコクの空港到着10:20 

タイ航空576便でバンコク12:25からルアンプラバンの空港に予定より少し遅れて14:20到着。
 
ホテル 室内
Villa Santi Hotel到着14:55  別館のこの部屋に佳代ちゃんと2泊。

ワット・シェートン(寺院)を参拝15:20~
ワット・シェートン
僧侶 ワット・シェートン
献花 仏像
お守りの紐・バッシーを手首に結んで旅の無事をお祈り。(初体験です)

子ども達
ルアンプラバンの子ども達
小売店 ギャラリー
       小売店               画廊

メインストリート
ルアンプラバンのメインストリート

夜市
夜市

夕焼け 夜市
 メコン川の夕陽     ナイトマーケットで布団カバーを購入(失敗)
 
レストラン 麺類
The Coconut Restaurant でNoodle soup with chickenとフルーツヨーグルト(夕食)
(ビラサンティ•ホテル1泊目)


【12月1日】
起床6:00 朝食8:00 
花を浮かべる
陶鉢に生花を浮かべるルアンプラバンの青年?

象半日ツアー9:00~13:00
ホテル前からお迎えの車に乗り、土ぼこり舞う道を走ります。舗装道路から分かれて山道に入ると、田舎のラオスの風景が広がります。簡素な民家、痩せた犬、小さい鶏、小さな牛。すれ違う車の荷台には子ども達が数人乗っていて楽しそうです。途中で別の車に乗換え、別のグループと合流してさらに進みます。
象乗場
象乗場に到着10:00 このツアーはフランス人、日系オーストラリア人、私達日本人など入り混じって全員女性10名位です。

象に乗る 象に乗る
水浴び 水浴び
河原を散歩
象の眼 象のウンチ 象のウンチは緑色
象は優しい目をしていると言います。小柄な象(メス22歳)の背中に取り付けられた椅子に照子さんと一緒に乗り、バナナを食べさせたりしながら、ぐるりと一周散策します。「水浴」を見学する間も象に乗って浜辺を散歩できたので予想以上に長い時間、象乗りを体験しました。

パークー洞窟 昼食
対岸のパークウー洞窟辺りを見ながらカレーを頂き(昼食)、盛りだくさんの内容に満足してホテルに戻ったのは、予定より45分遅れの1:45でした。

ルアンプラバン国立博物館
ルアンプラバン国立博物館を観終わったのは15:30
プーシー 鳥かご
ルアンプラバンの町 サンセット
ルアンプラバン市内が一望できる高さ150mの小高い山プーシは、海抜は700mもあります。
鳥籠から小鳥を放ち、夕陽を見届けました。

チッチャー 門灯に集まるチチャ(爬虫類)
TAMNAK LAO Restaurant(Traditional Lao Cuisine)の料理をテイクアウトして、ホテルの部屋で夕食。(ビラ•サンティ•ホテル2泊目)
【12月2日】
起床5:00 まだ夜が明けない5:40頃外出。1995年の世界遺産登録以来、世界中から注目を集めて、観光客の数はますます増加傾向にあります。メインストリートはほとんど観光客で占められていて、本来の僧と地元の人達との交流の托鉢はなかなか見られません。5:45~6:30
托鉢を待つ お祈り
托鉢 托鉢

食器洗い
道路で食器洗い中の地元の人達

朝市 朝市
朝市 朝市
果物、野菜、肉類、穀物、衣類雑貨など様々な物が売られる朝市(タラート・サオ)を見学6:30~7:00
おんぶ 懐かしいおんぶ布
 
竹の橋 ホテル近くの竹の橋
   
ホテルの朝食 ホテルの朝食 朝食7:30~8:20 

ホテル出発10:50

ルアンプラバンの空港
ルアンプラバンの空港に到着11:10 国内線エアーラオQV102 13:05発

ビエンチャン到着
ビエンチャンの空港に到着13:50
 
ホテル チャンパ-
清水さんと陳さん(日本人好き中国人)のお迎えを受け、車でホテルに向かいます。
ピンクのチャンパーが咲く4階建てのホテルSengtawan Riverside Hotel・307号室で休憩。
 
ホテル5F
メコン川を見下ろすホテル5fのテラスでウエルカムドリンクを頂いた後16:10、お迎えの車で17:30陳さんの日本料理店・桜に行きます。天ぷら、串カツなどを頂きながら40年前のビエンチャンの思い出話に花が咲きます。街の風景はすっかり様変わりして昔の面影は消えたそうですが、元映画館だった古い建物は40年前のままで記憶が蘇るスポットでしょう? 車でホテルに戻り20:30、みなさんはさらに飲みますが、私は食べ過ぎと口内炎でお先に失礼。 (Sengtawan Riverside Hotel 1泊目)

【12月3日】
起床6:00 朝食8:00 ホテル出発10:00

パトゥーサイ
途中、車窓から撮影したパトゥーサイ

Lao Textile Museum(ラオス繊維博物館)
高級織物店「カンチャナ」のオーナー、ハンサナ氏が開設した博物館。高床式のラオス風家屋の中にアンティークの織物が展示されています。また染めやラオスの儀式バーシーの体験も可能です。
ラオス織物博物館

機織り実演 機織り体験
笑顔も美しい素敵な女性の機織り実演を見学し、 私も体験しました。     
   
インディゴの木 マンゴスチンの皮 ジャックフルーツの木
インディゴの木?       染料になるマンゴスチンの皮   ジャックフルーツの実
ジャックフルーツ ティー
丁寧な説明の後は、おしゃれなティータイムです。素晴らしい手織りテーブルセンターの上でバタフライピー(マメ科)の花を乾燥させた藍色のティーを頂きます。 マッナオ(ライムのような柑橘類)を入れるとピンク色に変わります。バタフライピーの鮮やかなブルーの生花にジャックフルーツの黄と緑の葉。センスの良さと心地良いおもてなしを受けて爽やかな時間を頂戴しました。1週間くらい滞在したくなるくらい素敵な専門博物館でした。

パトゥーサイの上から
パトゥーサイの上から パトゥーサイの上から
パリの凱旋門を模して建築された戦没者慰霊塔。1960年代に米国が新空港を建設するはずだったセメントを用いて建設されています。ラオス語でパトゥーとは「扉」「門」の意味です。2000年以前はアーヌーサワリーAnousawari(記念碑)と呼ばれていました。名前が変わってもタート・ルアンと並ぶビエンチャンのシンボルです。パトゥーサイ Patuxai (凱旋門)の長い階段を上って展望台からビエンチャンを一望しました。

フォーセーブ店内 ベトナム料理 フォー
ビエンチャンでもっとも人気を集める老舗ベトナムフォー専門店・Tho Zap(フォーセーブ)で昼食。朝から込み合い、ランチタイムになると満席になることも多々あり、お昼が過ぎるとスープがなくなり次第、閉店になるそうです。生野菜を上にたっぷりかけて、スープがとても美味しくてお腹一杯になりました。マンゴージュースもフレッシュで美味しかったです。帰国してからも、フォーを作って見たいのですがスープが難しそうです。

チャンパー
ラオスの国花「チャンパー」です。(別名:プルメリア)白、ピンク、赤、黄色の可憐な花が咲きます。香りも良く、アロマオイルの原料としても知られています。ラオス国営航空の飛行機の尾翼には、このチャンパーの花が描かれています。チャンパーの花は仏様への献花に用いられるほか、ラオス正月やバーシーの儀式に用いられます。日本とラオスの友好のシンボルとして、ビエンチャンの空港から市内への道沿いにチャンパーの記念植樹が行われました。

ラオス国立博物館
ラオス国立博物館 Lao National Museum
1Fはラオス、ジャール平原で発掘された土器、石器が展示。2Fはフランス植民地時代から社会主義革命までの歴史と独立までの支配、制圧、残虐、悲惨と言った暗黒の歴史を訴えて、当時使用された銃器、武器も展示されています。

黒塔 
ダートダムThat Dam (黒塔)
かつてのタイの侵入から街を守った守護神(龍)が住むと言う言い伝えのある由緒正しい塔。16世紀に建立されたと言われ、かつては金属で覆われていたので「タートカム(金塔)」と呼ばれていました。現在はすっかり古び、草と苔に覆われ名前のとおり黒ずんだ塔になっています。
堤防菜園
メコン川の堤防は野菜畑です。(Sengatawan Riverside Hotel 2泊目)

【12月4日】
起床5:00 散歩して托鉢見学6:00~7:00 

ホテルの近くのお寺 お寺近くの住人
地元の人達数人とこの寺院の僧の托鉢が始まります。 私達3人以外に観光客は無く、静かにお経を聴きながら手を合わせてお参りしました。
托鉢
正面からの撮影は遠慮して後姿を見送りました。

メコン川
メコン川中洲は、雨季には水没するそうです。

今朝の朝食は爽やかにテラスで。7:00~8:00

朝食後にもう一度散策(8:00~8:30)目の前のメコン川に浮かぶ小さな船に乗りたくて、尋ねたところ、9時からなので諦めました。照子さんがメコン川沿いで粘土質の土を発見。この土を使って制作できますように! ホテル出発9:30  車でタート・ルアンに行きます。
タート・ルアン タート・ルアン
タート・ルアン
タート・ルアン 透かし彫りが美しいです。

ラオス人民歴史博物館 ラオス人民歴史博物館

セターパレスホテル セターパレスホテル
セターパレスホテル 玄関        この部屋でティータイムしました。
セターパレスホテル
フランス植民地時代の1932年に建てられた建物を使った、コロニアル調の高級ホテル。エントランスやレストランはシックで落ち着いていて贅沢な気分にさせてくれます。
友好橋 対岸はタイ
1994年4月8日、ラオスとタイの国境、メコン川に初めてかけられた橋「友好橋」です。車道の横には歩道もあり、2009年3月には鉄道も開通し、ラオスのターナレン駅とタイのノーンカーイ駅間を一日2往復しています。対岸のタイの建物が近く見えます。

途中で、カオ・ラーム(竹筒に米を入れて蒸したご飯。ココナツミルク味で甘い。)を購入。
遅い昼食は少なめのラーメンを食べてから買い物。Poum Poum Lao Silkでコットンの布地5mを購入

雑貨店
ティップ・カオ(竹で編んだおひつ)を購入。

ホテルに戻り、ホテル内のB1でマッサージを受ける間に、部屋の温度が低くて寒くなり風邪を引きそうです。
 
EUROPE STEAK-HOUSE ステーキ
夕食はEurope Steak-Houseにお出かけ。18:00~20:30 良い雰囲気のステーキハウスでした。 
ホテルの部屋に戻ったのは22:00 (Sengatawan Riverside Hotel 3泊目)

【12月5日】
今朝は喉痛、風邪気味なので午前中の観光は止めて一人でお留守番。11:30ホテルを出発して飛行場へ向かいます。タイ航空571便でビエンチャン出発13:50→バンコク到着14:55。少し待って16:10に空港を出発してCNC Residenceに16:40到着。今度の部屋は705号室。ここは1週間前に2泊しているので広さにも慣れて快適です。
外出18:00~ 夕食は「大和庵」で久しぶりの日本料理ですが、今日はタイ国王誕生日でアルコール禁止なので低いテンションで静かに終了しました。
 
スーパーマーケット 花屋
日本食品が多く並ぶスーパーマーケットでSweet BasilとDillの種を購入。来春に蒔いてみます。
露店花屋でアレンジして売られる花輪は仏様への献花でしょうか?   (CNC Residence 1泊)
【12月6日】
起床6:00 朝食7:30 ホテル出発8:30
 
スロープ状の動く歩道
スロープ状の動く歩道にビックリ!

照子さんに買ってもらった「マンゴー&ココナッツミルクライス」は、ビックリする美味さです。ご馳走様!お世話になったハッチャン、佳代ちゃん、本当にありがとうございました。
タイ航空672便バンコク11:00→関空18:10で、4人揃って無事日本に帰国しました。

日本とラオスの外交関係ができて来年は60周年。それを記念して京都市動物園に来たラオスの象4頭はどうしているでしょうか?底冷えの京都の冬を乗り越えて元気に暖かい春を迎えてください。出会いに行きます。

12/09 20:50 | 旅行
ボルネオ旅行 2014.6.28~7.4
ボルネオ旅行 2014.6.28~7.4

「自然と語る会」の有志8名(大西夫妻、西部夫妻、水谷夫妻、三橋実&登美栄)
熱帯雨林の野生生物を知りたくなり、東南アジアに詳しい西部さんに相談して実現した旅です。

《準備》
4月上旬に西部さんの手配でエアーアジアXのフライト予約完了、ボルネオのホテル:GAYA CENTER HOTEL(Kota Kinabalu Sabah Malaysia)に6月29日~7月2日(4泊)宿泊予約完了。
一日観光ツアーはコタキナバルに着いてから現地の旅行代理店で交渉することになりました。
フライト情報 / Flight Details
Sat 28 Jun 2014   D7 535  KIX 関空  23:35  KULクアラルンプール  05:20
Sun 29 Jun 2014  AK 5108  KUL  07:50  BKI コタキナバル  10:30
Thu 03 Jul 2014   AK 5177  BKI   18:55  KUL  21:25
Fri 04 Jul 2014  D7 532  KUL  01:00  KIX  08:25
……………………………………………………………………………………………………………
≪サバ州概要≫マレーシア連邦13州の1つサバ州は、世界で3番目に大きな島・ボルネオ島の北部に位置し、サラワク州と共に、東マレーシアとも呼ばれます。32の民族が暮らし、熱帯雨林には様々な野生生物、沖の島々は海ガメが産卵に訪れる海岸もあります。州都コタキナバルには高級リゾートホテル、世界自然遺産に認定されている東南アジアの最高峰キナバル山中腹のキナバル自然公園が有名で、サバ固有種の珍しい動植物が生息しています。
≪気候と服装、その他≫サバ州は、熱帯雨林気候で年間平均気温は25℃~30℃。以前は雨季と乾季の違いがわかり易かったのですが、現在は地球温暖化の為かあまり雨季・乾季の違いがありません。雨は一日中降り続くことは稀です。台風も地震も無く穏やかです。時差は日本時間マイナス1時間。言語はマレー語。英語や中国語も広く話されています。マナーはモスクや教会、寺院などを見学する場合には、肌の露出を抑えた服装が望まれます。水道水は飲めません。食べ物は、マレー料理、カダザン・ドュスンの郷土料理、中国、インドネシア、タイ、フィリピン、インド、日本料理など。新鮮な海の幸のシーフード・レストランも人気で、豊富なトロピカル・フルーツが魅力的です。 ……………………………………………………………………………………………………..
≪6月28日(一日目)≫
JR膳所駅発18:40→京都駅(乗換え)はるか43号発19:15→関空駅着20:36→北ウイング・エアーアジアXでバゲッジ・ドロップ(Bagage Drop )→ 関空(KIX ) 遅発23:50
≪6月29日(二日目)≫
クアラルンプール(KUL) 着05:20(乗換え)発07:50→コタキナバル(BKI) 着10:30→ガヤセンターホテル→サンデーマーケット・昼食12:00~12:45→ホテル・チェックイン15:00・休憩→魚市場の屋台で夕食→三橋511室で果物パーティー20:30~21:20→就寝22:30
≪6月30日(三日目)≫
起床5:30 朝食6:30 ガヤホテル遅発8:20→マーケット9:50→キナバルパーク10:50・ボタニカルガーデン11:00~12:00→昼食(マレー料理)13:00~13:40→ポーリン温泉→キャノピーウォーク(吊り橋)→足湯15:20→ラフレシア16:55発→ホテル着18:30→旅行代理店で明日の「ジャングルクルーズとホタル観賞」を予約→夕食(ガヤホテル内レストラン海鮮料理バイキング)19:40~21:00 
≪7月1日(四日目)≫
起床6:00 朝食7:00 ガヤホテル発9:30→LOK KAWI動物園→昼食(ガヤホテル前のショッピングモールSuria Sabah4階でマレー料理)→旅行代理店で明日の「北ボルネオ鉄道ツアー」を予約→大型バスでホテル発14:10→クリアス川乗船場着16:20・休憩→ジャングルクルーズ→乗船場に戻り夕食18:00~18:30→バスで移動後、乗船してホタル観賞→現地出発19:45→ガヤホテル着21:35 就寝24:00
≪7月2日(五日目)≫
起床6:00 朝食7:00 ガヤホテル発9:00 →タンジュン・アル駅・蒸気機関車遅発10:20→コンチネンタル朝食→キナール駅着10:58(20分休憩中に町を散策)→折り返し点パパール駅着12:20(30分休憩中にパパール橋まで行く)→列車に戻って昼食→遅発13:45→キナール駅(15分以上臨時停車)→約1時間半以上遅れてタンジュン・アル駅着15:35→ガヤホテルに戻る→夕食(近くのLittle Italy)18:40~19:30→散歩・ショッピング→ガヤホテルに戻る21:00
≪7月3日(六日目)≫
起床6:00 朝食7:00 ガヤホテル出発9:00(水谷夫妻と大西久夫さんと実&登美栄)→近くの展望台→サバ州観光局10:30→ガヤホテルに戻る11:00→チェックアウト11:50→ショッピングモールCenter Pointで昼食→荷物を受け取りにガヤホテルに戻る16:00→コタキナバル空港発18:55→クアラルンプール空港着21:25
≪7月4日(七日目)≫
クアラルンプール空港発1:00→関空着8:15 関空駅発9:16はるか→京都10:31→帰宅

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6月28日(一日目)
降り出した雨も運よく上がり、JR膳所駅から京都駅まで乗車。ここで大西夫妻と会って、はるかに乗車。関西国際空港・北ウイングの待合で西部夫妻・水谷夫妻と会って、インターネットチェックイン済みの搭乗券プリントを受け取り、エアアジアXのカウンターで搭乗券を受け取り、バゲッジ・ドロップ(Bagage Drop)します。

関西国際空港
これから搭乗する飛行機エアバス300型機(定員377人)が待つ夜の関空
LCC(格安航空)に乗るのは初体験で楽しみです。機内の少し狭い通路を進んで後部座席に着席すると、ほぼ満席状態です。赤が基調のデザインはシンプルで新鮮。機内サービスはクッション、ブランケット、飲み物、機内食、テレビなど全て無く、低価格が魅力です。(但しサービスが必要なら有料) iPhone設定を機内モードON 、モバイルデーター通信OFFにして、さて機内で寝るはずでしたが、冷房が効きすぎて寒くて無理でした。
6月29日(二日目)
予定より早く5:10にクアラルンプール空港に到着。今年の5月にオープンしたばかりのこの新空港・KLIA-2はLCC専用です。案内表示が分かりにくい上にとても広くて、国内線乗り継ぎゲートJ5を捜して何度か迷いウロウロしました。朝食はStarbucksでチキン照り焼きとレタスのサンドイッチと大きいカフェラテ(2人で40RM)

クアラルンプール
Air Asiaの飛行機に霧がかかるクアラルンプール空港

コタキナバル
搭乗したエアバス200型(定員180人)のタラップから降りコタキナバル空港に到着。到着出口のタクシー・クーポン売り場でクーポン券を購入し空港タクシー2台に分乗しガヤセンターホテルに向かいます。(一台30RM 約20分)

ガヤセンターホテル
ガヤセンターホテル(GAYA CENTER HOTEL)は14階建て260客室の大型ホテルで、ショッピングモールやレストランも近くにあり便利です。ガヤホテルに荷物を預けて先ずは両替所。本日のレートは1RM=31円。(取りあえず両替¥40,000=1,240MYR)通貨はマレーシア・リンギット、RMと表示されています。紙幣は、100、50、10、5、1RM。硬貨は、50、20、10、5、4以下は切り下げ、5セン以上は切り上げ。物価は日本の半額以下の安さです。
サンデーマッケト マレーシア料理店マレー料理店
空港からのタクシー運転手に聞いたサンデーマーケット(午後1時まで)に出かけてみると、ブルーのテント屋根が両側に続き、民芸品店、衣料品店、果物店、食料品店などが立ち並び、地元の人々や観光客で賑わっています。甘い香りがするパパイアとドラゴンフルーツを購入。蒸し暑い中、昼食はこの通りのマレー料理店でチキンナシゴレンとライチジュースを食べました。
ホテルに帰る途中に見つけた旅行代理店で明日の1日ツアー「キナバル公園とポーリン温泉」を予約(一人170RM)
   
? ポインセチア デイゴ
       ?              ポインセチア            デイゴ
ホテルに戻り、ラウンジで白コーヒー(White Coffee)を飲みながらチェックイン(15:00から)を待ちます。全員5階の部屋に決まり各自の部屋で休憩(西部506室 大西507室 水谷509室 三橋511室)

夕陽
18:00にロビーに集合して海岸を散策。南シナ海に沈む夕陽です。
   
魚市場1 魚市場2 屋台
魚市場に着くと魚の臭いに包まれて息苦しくなりますが徐々に慣れるとして・・・海老、イカ、魚、野菜などを注文してバーベキュー風に焼いたり、蒸したりしたものを屋台で食べました。次第に夜空に変わり、浜風に吹かれながら、地元の人達に交じって過ごすコタキナバルの夜です。
ガヤホテルに戻って三橋ルームで果物パーティー(マンゴー、パパイア、マンゴスチン、ドラゴンフルーツ、)を開き、お腹一杯果物を味わって満足です。私は果物の女王・マンゴスチンが大好きです。(20:30~21:20) 22:30就寝。

6月30日(三日目)
1日ツアー「キナバルパーク&ホットスプリング」(Kinabalu Park & Poring Hot Springs)に出かけます。最初の休憩所のトイレは有料で、マーケットでは民芸品がずらりと並んでいます。大きなダチュラの花が咲き、キナバル山の眺めも上々です。
   
土産物店 ダチュラ

キナバル山
雲の上にキナバル山(標高4,095m)がそびえています。白く光って見えるのは氷だそうです。           
 
マレー料理店 ?
マレー料理店では、犬や猫がウロウロ。昼食では、星形のスターフルーツを初めて食べました。

昆虫(西部氏撮影)
昆虫好きの水谷氏のズボンにLantern Bug昆虫(夜に頭の部分がブルーに光る)が留まりました。

入口
キナバルパーク ボタニカルガーデン11:00~12:00では名前の分からない動植物を沢山観察しました。
     
昆虫 ? ベコニアの仲間
赤い実 ラン1 ラン2
? ? ?
? ラン
シペリペジューム
        シペリペジューム
ウツボカヅラ シペリペジューム
      ウツボカヅラ                 シペリペジューム

キャピノウオーク
キャノピーウォーク(吊り橋)では雨に降られました。
   
チョウチンブッソーゲ ジャックフルーツ 共生植物
    チョウチンブッソーゲ      ジャックフルーツ      多数の植物が共生
ヘリコニア
            ヘリコニア

キャノピーウォークの後、水着でポーリン温泉に入る予定でしたが水温が低くて諦め、足湯に変更して両足を少しだけ温めました。
 
ジャングル ラフレシア
熱帯雨林のジャングルを入って行くと、秘かに咲くラフレシアの花(大西氏撮影)は世界最大です。

当地は車優先社会のようで信号機や横断歩道は少なく、車の来ない時を見計らって急いで渡るので、慣れないと危険です。
夕食はガヤホテル4階レストランで海鮮料理バイキング(ワタリガニ、魚、ビーフン、焼ソバ、サラダ、デザート)食べ過ぎないように注意しましょう。20:00~21:30 
7月1日(四日目)
起床6:00 朝食7:00 朝から喉痛です。昨夜の冷房のせいか風邪をひいたようです。当地のホテルやレストランは冷房が非常に効いているところが多いので注意しましょう。ガヤホテル9:30発。

コタキナバル市街
LOK KAWI動物園に向かう途中の車中より見るコタキナバル市街の集合住宅?
トカゲ
動物園では、大きなトカゲが不意に私の肩に乗ってきたので「ギャーッ」と大きな悲鳴をあげました。素早い大西さんはそのトカゲを撮影し、その体長はシッポまで入れると約25cmだったそうです。
ツル植物 ゴクラクチョウカ ?
象 マレー熊 マレー虎
       象              マレー熊              マレー虎

オランウータン オランウータン
オランウータン オランウータン
微笑ましいオランウータンの家族
 
テングザル
              テングザル 
ヒクイドリ
               ヒクイドリ
              
ジャングルクルーズはコタ・ブルKota Beludの川縁に到着して、ピサンゴレン(揚げバナナ)や、マレー菓子とコーヒー紅茶で休憩してからライフジャケットを着て乗船場からボートに乗り込みます。夕方は、眠りに就く前の動物や鳥たちが一番活発に活動する時間です。ガイドさんが水牛やオオトカゲ、カニクイザル、最後にテングザルを見つけて教えてくれます。
   
水牛
水牛の親子
 
テングザル
              テングザル

青空
           クリアス川に広がる雲と空

ヤシ
ヤシの木が茂る乗船場に戻ると、マレー料理とココヤシが待っています。

ホタル
水谷さんに留まったマレーシアのホタル(大西氏撮影)は特定の木に集まっていて、日本のゲンジボタルなどよりはずっと小さく静かに明滅します。写真が撮れないのが残念ですが木全体がクリスマスツリーのようで幻想的です。ガイドさんが手にした灯りを明滅させると雌のホタルと勘違いして、こちらに向かってホタルが飛んで来ます。この灯りのことを「クィーン」と説明していました。可哀想なホタルは人の手に捕まってしまいます。
7月2日(五日目)
6:00起床 7:00朝食 ガヤホテル発9:00
今から100年以上前のイギリス植民地時代、内陸のテノム駅からコタキナバルの港まで農産物を運ぶために作られたのが北ボルネオ鉄道です。現在はサバ州立鉄道としてディーゼルの機関車が運行していますが、その線路を使って水曜日と土曜日の週2回、コロニアルスタイルの蒸気機関車ツアーが催行され鉄道好きには人気の高いツアーです。タンジュン・アル駅でPassportと切符と団扇を受け取って列車に乗り込みます。
   
集合写真
座席が決まり蒸気機関車をバックに記念撮影
蒸気機関車 エンブレム
              蒸気機関車                    エンブレム

火室
石炭ではなく薪を燃やして蒸気を作る「火室」

朝食
席に着くと冷たいレモンティーのサービスが始まります。出発して落ち着いたところでコンチネンタル・朝食Assorted Danish Pastries, Fruit Preserves, Coffee or Tea(デニッシュやクロワッサンとコーヒーや紅茶)が出てきます。

キナルット駅前 キナルット駅前
2つ目の駅キナール駅10:58着で20分休憩。駅の周りの古い木造商店街を散策して駅に戻り、西部さんが買ったドリアンを生まれて初めて食べました。乳白色で薫り高くとても濃厚なので、チーズケーキを連想する人もいるそうです。果物の王様ドリアンを一度は食べたいと思っていた念願が叶いました。大きな種は蒔いてみます。発芽率はかなり良いそうで楽しみです。

列車
列車は、何度も汽笛を元気に鳴らしながら、ゆったりと走ります。トンネルを通過する時は煤が入らないように窓を閉めて、車内は本当に真暗闇です。
   
パパールの町 パパール橋 パパール川
折り返し駅パパールに12:20到着。休憩30分の間に急いでパパール橋を歩いて渡り、パパール川を撮影。

水谷氏
水谷氏はここでも逃げる蝶をゆっくり追いかけます。

下校途中の少女たち
駅では下校途中の少女たちの笑顔が可愛いです。

機関車
機関車のみ外して「転車台で方向転換」を見落としました。
 
ナプキンと4段弁当 4段弁当
列車に戻るとランチタイム。4段重ねのお弁当はバランスの良い上品なマレー料理で、味付けも日本人好みで美味しかったです。
TIFFIN SET LUNCH Chicken Satay, Fried Spiced Mackerel Fillet, Cucumber & Pineapple Salad, Mixed Vegetables With Prawns, Chicken Biryani Rice, Fruits, Coffee or Tea
機関車の調子が上がるまで待って、発車時刻は予定よりかなり遅れて13:45になりました。

車内灯
電灯の明かりが点いてレトロな雰囲気です。
行きに止まったキナール駅で15分以上休憩して出力を上げます。
メニューに書いていないアイスクリームが出たのは、遅れたお詫びですか?

鉄道沿線の家
沿線の子供達が蒸気機関車を見ながら私達に手を振っている光景は、自分の幼少期を思い出します。
到着予定の14:00より大幅に遅れて15:36に到着。お迎えのタクシーに乗ってガヤホテルに戻り休憩。
18;30ロビーに集合して、夕食はホテルの近くのイタリア料理店Little Italy に出かけます。(ピザ2種類、スパゲティ2種類、サンドイッチ2種類、ビール、パッションフルーツジュースなど)18:40~19:30
食後の散歩を兼ねて土産物・サバティーとドライフルーツを購入して21:00にホテルに戻ります。
7月3日(六日目)
6:00起床 7:00朝食 9:00ロビー集合 

展望台入口
水谷夫妻と大西氏と実&登美栄の5人で近くの展望台まで蝶を捜しに出かけます。入口の長い階段を登ると汗ビッショリです。
     
展望台からの眺め
展望台からの眺め(中央の黄色いビルがガヤセンターホテル) 

何の鳥? 蝶? ?
     何の鳥?            蝶?             何の植物?
   
オジギソウ 粒々の実
     オジギソウ              粒々の実            ?

水谷夫妻
蝶のスペシャリスト水谷氏と洋子さん

サバ観光局
サバ州観光局で観光パンフレットなど参考資料を入手。
ガヤホテルに戻りシャワーを浴びて11:50チェックアウト。スーツケースを預けて、タクシー(片道15RM)で昼食とショッピングにお出かけ。

センターポイント
Center Pointで日本料理店に入り私は親子丼、実は鰻重。そのあとは少し買い物。

コタキナバル空港 コタキナバル空港
コタキナバルの小さな空港でチェックイン。フライトまでの長い待ち時間は、エアーアジアの珍しいデザインの機体を眺めながら、飛行場で働く人達の様子を観察しておしゃべりを楽しみました。
クアラルンプールの広い空港では往路と同じく右往左往して手間取り、おまけに二回も持ち物検査を受けました。どうにかゲートQ6の待合に到着してからレストランを捜しますが、ダイキンドーナツのサンドイッチと飲み物位しか見つかりませんでした。
7月4日(七日目)
クアラルンプールで乗り継ぎ、関空まで8人全員無事に帰国してホッと一安心ですが、私はボルネオ風邪をひいてしまいました。まだ時々咳が出ますが順調に回復に向かっています。
自然と語る会の「大雪山」行きの出発日・7月13日までには完治しますよ!!
07/11 10:34 | 旅行
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